PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 617「1人で乗り込んで行く」/ "Venture into alone"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 617「1人で乗り込んで行く」】

 

日本一の大金持ちとして知られる ソフトバンク・グループの孫正義氏ですが、2016年のアメリカ大統領選挙でトランプ氏が勝利した後、孫氏がベンチャー経営者としての気持ちを維持していることを垣間見る瞬間がありました。

 

2016年のアメリカ大統領選挙でトランプ元大統領が当選した直後、孫氏が1人でニューヨークのトランプタワーに乗り込んでいき、ビジネスの話をしたことが報道された時は本当に驚きました。

 

グループ会社も入れると10万人近い従業員がいる巨大企業のトップとして、孫氏が1人でアメリカの大統領になる人に実際に会いに行ったことは本当にすごいことです。

 

ソフトバンク・グループ規模の大企業になると、トップが次期大統領に会いに行く場合、複数の取り巻きを連れていく場合がほとんどでしょう(経営企画のスタッフとかをね😊)。

 

孫氏の素早さと自分で動くというベンチャースピリットは、経営者としての凄みを感じたものです。

 

今回紹介する資料「志高く 孫正義正伝 新版」は、孫氏の凄さと良い意味での異常さを確認することができる本です。

 

何か新しいことをやろうとしている人、チャレンジに戸惑っている人などに今回紹介する資料「志高く 孫正義正伝 新版」はおすすめの一冊です。

 

日本の伝統的な大企業で出世をしようとすると、「空気を読む」ことが重要になってきます。

 

私はこれが苦手であったため、珍しいビジネスライフ(?)を送っているのですが、孫氏は「空気を読まない」ことで組織を大きくしてきたようです。

 

空気を読まない経営者が日本はもっと必要なのかもしれませんね😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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志高く 孫正義正伝 新版 (実業之日本社文庫)

志高く 孫正義正伝 新版 (実業之日本社文庫)

  • 作者:井上 篤夫
  • 発売日: 2015/01/31
  • メディア: 文庫
 

 

P.S. 孫氏は高校生だった16歳の時、日本マクドナルドの創業者である故・藤田田(ふじたでん)氏に会い、「将来どのようなビジネスを始めるべきか?」と質問した有名なエピソードがあります。

 

多忙だった藤田氏は、孫氏からのアポイントメント依頼を断っていましたが、あまりのしつこさに根負けし、15分のミーティングを設定したのです。

 

藤田氏と孫氏のやり取りは、「勝てば官軍」という本の中で以下のように説明されています。

 

「九州から16歳の少年がわたしに会いたいと上京してきた。

 

わたしは、忙しくて時間がないと断ったのだが、彼は一週間、毎日会社を訪ねてきた。

 

その熱意にほだされてわたしは彼に会った。


彼は、『わたしは九州鳥栖の出身で、これからアメリカに行って勉強したいのですが、なにを勉強したらいいでしょうか。自動車とか飛行機とか石油とか、学びたいことはいろいろあるのですが』といった。


わたしは『今はこの部屋くらい大きなコンピュータを使っているが、遠からずハンディなものになるだろう。アメリカに行って勉強するならコンピュータしかない。コンピュータだけ勉強してらっしゃい』とアドバイスした。


『わかりました』といって少年は、アメリカでコンピュータを勉強して帰国、日本ソフトバンクという会社を創った。

 

ソフトバンクは94年に上場して50円の株が一挙に1万9000~2万円になるほど急成長した。

 

少年の名は『孫正義』といえば、『ああ、あのひとか』と思い当たることだろう。」(引用終わり)

 

勝てば官軍(新装版)

勝てば官軍(新装版)

  • 作者:藤田 田
  • 発売日: 2019/04/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

藤田氏のアドバイスを受けて、孫氏はアメリカに渡りました。

 

孫氏は名門カリフォルニア大学バークレー校を卒業して、日本に帰国し、ソフトバンクを創業したのでした。

 

藤田氏は、他にも色々な本を執筆しており、私は「ユダヤの商法」が好きですね😊。

 

自分でビジネスを始めたい人は、是非「ユダヤの商法」を手に取ってみてください。

 

ユダヤの商法(新装版)

ユダヤの商法(新装版)

  • 作者:藤田 田
  • 発売日: 2019/04/13
  • メディア: 単行本
 

  

<Mr. PDCAのボンジュール英語「乗り込んで行く」=「venture into」>

 

今回出てきた「乗り込んで行く」の英訳は、「venture into」になります。

 

「一人で乗り込んで行く」を英語にする場合、「Venture into alone」とすればよいですね😊。

 

志高く 孫正義正伝 新版 (実業之日本社文庫)

志高く 孫正義正伝 新版 (実業之日本社文庫)

  • 作者:井上 篤夫
  • 発売日: 2015/01/31
  • メディア: 文庫
 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 617 "Venture into alone"】

 

Mr. Masayoshi Son of Softbank Group, who is known as Japan's richest man, had a moment after the 2016 US presidential election, a glimpse of his feelings as a venture manager.

 

Shortly after President Trump was elected in the Presidential election, I was really surprised when it was reported that Mr. Son ventured into the Trump Tower in New York alone and talked about business.

 

As a leader of a huge company that has nearly 100,000 employees including group companies, it is really amazing to actually go to see the person who will be the president of the United States.

 

When it comes to large companies of the Softbank Group scale, most of the time, when the top management visits the next US President, he or she will be accompanied by multiple entourages :-).

 

Mr. Son's quickness and the venture spirit of working on his own made me feel the awesomeness of being a manager.

 

The material introduced today "Have High Aspirations! (Japanese only)" is a book that allows you to check Mr. Son's awesomeness and abnormalities in a good sense.

 

This material is recommended for those who are trying something new or who are facing challenges in business.

 

Let's function PDCA today!   

 

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P.S. "Reading between the lines" is quite important when trying to promote in a large traditional Japanese company.

 

I'm not good at reading between the lines, so I left a huge organization and started my own business.

 

However, Mr. Son seems to have grown the organization by "not reading between the lines".

 

Japan may need more managers who do not read between the lines 😊.

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