PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 638「わざわざ海外に出て行かない」/ "No need to go abroad"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 638「わざわざ海外に出て行かない」

 

私は長らく外資系企業で働き、海外駐在もしていました。

 

そのせいか、自営のコンサルタントとして働いていると、取引先から海外進出方法のアドバイスを求められることがあります。

 

私の海外進出に対する考えは、極めて単純です。

 

それは、「経営者と幹部が英語を話せないのであれば海外進出をすべきではない」というものです。

 

企業が海外進出をする場合、「通訳を入れればよいではないか」という方もいます。

 

ただ、海外に拠点を構え、現地スタッフを雇用した場合、経営者や幹部は英語で直接コミュニケーションすることが必要になります。

 

この点を軽視し、英語に苦手意識を持つ経営者が海外進出をしても、チャレンジングな局面に遭遇する可能性が極めて高くなります。

 

今回紹介する資料「安売り王一代は、「私の「ドン・キホーテ」人生」をキャッチフレーズにしており、「わざわざ中国に出て行くことはない」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「おりからの『爆買い』の盛り上がりで、中国からもお客さまたちが大挙して、わざわざ日本のドンキを目指して来ている。

 

少なくとも彼らにとって、ドンキは『日本にあるからこそ価値がある』のだろう。

 

それなのに、こちらからノコノコ中国に出て行くのはいかがなものか、というのが今の私の偽らざる本音である。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生 (文春新書)
 

 

P.S. 今回紹介した資料「安売り王一代」が出版されたのは2015年でしたが、当時のドンキの執行部は、海外展開を慎重に考えていたようです。

 

流通ビジネスは国や地域によって特徴があるため、「ドンキがやみくもに海外進出しても上手く行かない」という前提に立って、国内に経営資源を集中させていました。

 

ただ、ドン・キホーテはその後、海外展開を開始しました。

 

アメリカやシンガポール、香港、マレーシアにドン・キホーテは出店攻勢をかけており、現地の好みに合わせた商品展開を行っているようです。

 

私自身、1990年代後半にハワイに暮らしていましたが、当時はダイエーが出店していました。

 

10代後半だった若き日の(?)Mr. PDCAにとって、日本のダイエーとハワイのダイエーの品揃えの違いは興味深かったですね。

 

私が足しげく通っていたダイエーのホノルル支店があった場所は、現在ドン・キホーテ・カヘカ店になっています。

 

ドン・キホーテ・カヘカ店ではハワイのお土産を多数取り揃えているそうで、日本人観光客にも人気のスポットになっています。

 

前回、私がハワイに行ったのは2016年でしたが、ドン・キホーテ・カヘカ店には行きませんでしたので、次回は訪れてみたいと思います🌴。

 

栄枯盛衰とはよく言ったもので、2020年の新型コロナウイルス騒動で日本のドン・キホーテは活況を呈していますが、海外拠点も好調を維持しているようです。

 

私自身、しばらく海外に出かけていませんが、色々な国や地域を訪れて、現地のスーパーマーケットに立ち寄ってみたいですね。

 

アメリカのスーパーマーケットの良いところとして、「エキスプレス・レーン(Express Lane)」があります。

 

ご存じの方も多いと思いますが、アメリカ人はスーパーマーケットで大量の買い物をするため、多くの商品を抱えた顧客でレジは長蛇の列になっているものです。

 

「エキスプレス・レーン」は、「8個以下の商品しか買わない人はこちら」という感じで、少量の買い物しかしない顧客が優先的に通れるレジなのです。

 

皆様もアメリカに旅行することがあれば、「エキスプレス・レーン」を使ってみてください😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「大挙して」 = 「in large numbers」

 

今回出てきた「大挙して」の英訳は、「in large numbers」になります。

 

「お客様が大挙してやってきた」を英語で表現する場合、「Customers came in large numbers」とすればよいですね😊。

 

安売り王一代 私の「ドン・キホーテ」人生 (文春新書)
 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」>

  

本日は、小松菜奈主演の映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」 を紹介します。

 

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

  • 発売日: 2017/06/14
  • メディア: Prime Video
 

 

 原作「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は小説であり、こちらも面白かったですね😊。

 

ぼくは明日、昨日のきみとデートする (宝島社文庫)
 

 

映画「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」 は、複数回観賞することをお勧めします。

 

なぜならば、主人公の南山高寿(みなみやまたかとし:福士蒼汰)に流れる時間と福寿愛美(ふくじゅえみ:小松菜奈)に流れる時間が逆だからです。

 

この映画を何回かみてみると、「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」というタイトルの意味が分かるようになるでしょう。

 

実際に、私も何回か鑑賞しましたが「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」は何度みても飽きませんでしたね😊。

 

ぼくは明日、昨日のきみとデートする」のメルシー評価【クロワッサン5個:🥐🥐🥐🥐🥐】

【マドモアゼルPDCAコメント】 私がこれまでみた日本映画の中で、最高傑作と呼べる作品。メルシー映画史上、最高評価のクロワッサン5個獲得!メルシー映画自体がまだ3回目だけれどね😊。

 

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

ぼくは明日、昨日のきみとデートする

  • 発売日: 2017/06/14
  • メディア: Prime Video
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 638 "No need to go abroad"
 

I've been working at a foreign company for a long time, and I was also working overseas.

 

Therefore, when I work as a consultant, I sometimes received advice from business partners on how to expand overseas.

 

My idea is simple: if managers and executives don't speak English, they shouldn't go abroad.

 

Some people say, "It is OK to have an interpreter."

 

However, if you have an office overseas and employ local staff, managers and executives will need to communicate directly in English.

 

Considering this point, even if a manager who is not proficient in English expands overseas, it is likely that they will encounter a challenging situation.

 

The material to be introduced today "My Don Quixote Life (Japanese only)" explains that "We will not go to China" and the following phrases were impressive.

 

"With the rise of the great buying power by Chinese people, customers from China have come to the fore, aiming for a Japanese stores.

 

At least for them, our stores are worthy, because we are located in Japan.

 

Nevertheless, it is my untrue intention to go out of here to China." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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