PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 687「初めてフグを食べた人はえらい」/ "Person who ate blowfish for the first time is great"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 687初めてフグを食べた人はえらい
 

 

過去のPDCA日記で、行動することの重要性をお伝えしてきました。

 

 

人間が行動することをためらう理由として、「失敗するリスク」があると思いますが、ビジネスにおけるリスクは非常に限定されています。

 

古代ローマの賢人であるセネカは、「困難だから始めないのではない、始めないから困難なのだ」という名言を残しています。

 

当たり前ですが、始めない理由を探していてはいつまでも始めらません。

 

そのため、セネカの名言に沿って「とりあえずチャレンジする」というスタンスが重要になってきますね😊。

 

今回紹介する資料「カッコよく生きてみないか! は、「言いわけ禁止塾」をキャッチフレーズにしており、「初めてフグを食べた人はえらい!」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

坂口安吾という小説家が書いた、『ラムネ氏のこと』という短い小説があります。

 

その中に『初めてフグを食ったヤツは、えらい』という話が出てきます。

 

僕たちが今、この美味しいフグを食べることができるのは、フグを食べて死んでいった人のおかげ(?)なんだ。

 

そして、もっとえらいのは、フグを食べて死んだ人がいるのに、次にまたフグを食べた人ではないだろうか。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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ラムネ氏のこと

ラムネ氏のこと

 

 

P.S. 今回紹介した資料「カッコよく生きてみないか!」が説明している通り、初めてフグを食べた人は生命の危機というリスクを取りました。

 

初めてフグを食べた人のリスクに比べれば、我々が取るビジネスのリスクは限られています。

 

そのため、何かやりたいことがある場合、ひとまず行動してみることをお勧めします😊。

 

ビジネスにおけるリスクとは、会社員の場合は失業、自営業者の場合は倒産になるでしょう。

 

ただ、失業したり、会社が倒産したりしても、命まで取られるわけではありません。

 

一方、戦争で負けると命を取られるリスクがあります。

 

アメリカは常に戦争をしている国であり、実際に銃弾が飛び交う修羅場を経験した元軍人や元特殊部隊員が、社会のあちこちで活躍しています。

 

あまり感じないかもしれませんが、日本はゼロリスク思考社会であると私は考えています。

 

新しいことを始めることにはリスクが伴いますが、政治的にも経済的にも、現状維持を選好する傾向が日本では強いと思います。

 

善し悪しは人によって意見が異なると思いますが、ゼロリスク思考社会のチャレンジングなところとしては、「トライアル・エラー」で物事を進められないことがあります。

 

アメリカの場合、「ゼロリスク選好はコストが高くなる」という意識を持っている人が多く、「最小リスクが一番効率的」という考えに基づいて、政治や経済が運営される場面があちこちで見られます。

 

当然ながら、私はアメリカの全てが正しいと感じていません。

 

ただ、トランプ前大統領が推進した「オペレーション・ワープ・スピード(Operation Warp Speed)」で、新型コロナウイルスのワクチンをわずか11ヵ月で完成させたアメリカのスピードはすごいと思いました。

 

主要国と比較して、アメリカおける新型コロナウイルス感染者数が多かったこともあって、「ワクチン接種に伴うリスクよりも、投与によるリターンの方がはるかに大きい」という最小リスク判断に基づき、アメリカの衛生当局(食料医薬品局:Food and Drug Administration;略称:FDA)は、ワクチンに対して早期の承認を出したわけですね。

 

2020年12月にイギリスとアメリカで新型コロナウイルスワクチンの投与が開始されましたが、日本では今になってようやく大規模摂取が始まりました。

 

日本の厚生労働省としては、これでも「異例の早期承認」をしたようです。

 

ただ、イギリスとアメリカと比較すると、日本は非常にゆっくりとした動きに見えます。

 

厚生労働省としては、海外でワクチンを接種した人の反応をデータで確認したいという意向があったのかもしれません。

 

また、日本は主要国の中で新型コロナウイルスの被害が限定的であったことから、ワクチン接種を遅らせたいという意図があったのかもしれません。

 

この辺りのことは政府関係者にしかわかりませんが、日本が改めてゼロリスク思考社会であることを感じた場面でしたね。

 

繰り返しになりますが、善し悪しは人それぞれの受け止め方になると思います😊。

 

皆様も意見があれば、コメント欄からお気軽にどうぞ。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「フグ」 = 「blowfish

 

今回出てきた「フグ」の英訳は、「blowfish」になります。

 

「初めてフグを食べた人はえらい」を英語で表現する場合、「Person who ate blowfish for the first time is great」とすればよいですね😊。 

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 687 "Person who ate blowfish for the first time is great"
 

In the past PDCA diaries, I have talked about the importance of take action.

 

I think there is a risk of failing to hesitate to act, but the risks are very limited.

 

The material introduce today "I want to live cool! (Japanese only)" has a catchphrase of "No excuse school" and the following phrases were impressive.

 

"There is a story, 'Person who ate blowfish for the first time is great'.

 

The reason we can eat this delicious blowfish now is thanks to those who ate and died.

 

And what's worse is that some people died after eating blowfish, but those who ate blowfish again next time." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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