PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 975「ネクタイをしない国」/ "Country without ties"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 975「ネクタイをしない国」】
 

PDCAカフェでよく聞かれる質問の一つとして、「Mr. PDCAは、安定した職場である銀行を退職したきっかけは何だったのですか?」というものがあります。

 

私が銀行を退職した直接の理由を知りたい方は、直接ご連絡頂ければと思いますが、「ネクタイをするのが億劫(おっくう)だった」ということが背景の一つとしてあります。

 

私にとっては、未だにネクタイをする意味がよく分かりません。

 

江戸時代に武士が結っていた丁髷(ちょんまげ)と同じで、ネクタイについても、「皆がしているからしている」という慣習なのであろうと思っています。

 

スーツ姿でネクタイを付けることは、どう考えても、日本の気候風土に合っていない服装でしょう😊。

 

私が日々「ネクタイがない世界があれば良いのになぁ~」と思いながら本を探していると、今回紹介する資料「現代中東を読み解く――アラブ革命後の政治秩序とイスラーム」に遭遇し、「ネクタイをしない国がある」という内容を発見しました。

 

ネクタイをしない国は、最近ニュースで取り上げられることが増えているイランです。

 

1979年の革命により、ネクタイが「堕落した西洋文化のシンボル」になり、「イランの指導者でネクタイをしめる者はいなくなった」と本書は解説しています。

 

日本に住んでいる我々からすると、「遠くて分からない中東」を理解する上で本書は貴重な一冊であり、アラブ革命後の政治秩序とイスラームの現状が非常に読みやすく書かれています。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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現代中東を読み解く――アラブ革命後の政治秩序とイスラーム

現代中東を読み解く――アラブ革命後の政治秩序とイスラーム

 

 

P.S. 日本とイランは友好国であり、ビザを取得してイランに旅行することが可能です。

 

ただ、以前のPDCA日記でも紹介した通り、イランではクレジットカードを使うことができません。

 

そのため、イランを訪問した外国人旅行客は、決済の観点からかなりのチャレンジに直面することが予想されます。

 

日本は未だに現金社会ですが、他の先進国はキャッシュレス化が進んでいます。

 

そんな中、アメリカの経済制裁によってクレジットカードが使えない状況は、イランにとってかなり痛手になっているようです。

 

北欧に行かれたことがある方はご存知かもしれませんが、スウェーデンの銀行等は「現金お断り」の張り紙を出している支店があり、当たり前ですが現金のない銀行であるため、銀行強盗が来ません。

 

キャッシュレス化によって、金融機関は警備費用が削減され、利用者に還元されることから良いことずくめのようです。

 

日本も北欧のように、キャッシュレス化が進めばよいと考えている今日この頃です😊。

 

ただ、先日散歩をしていると、東京でも「現金お断り」の店が登場しており、少しずつですが、日本でもキャッシュレス化が進行しているようです。

 

キャッシュレスに特化したお店であれば、現金の管理が不要であり、スタッフが銀行に行って入金するなどのプロセスも不要になります。

 

この辺りのことを考えれば、完全キャッシュレスのお店にする方が経営判断としては正しいような気が私はしていますね😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「robbery = 強盗 」>

 

今回出てきた「銀行強盗」を英語にすると、「bank robbery」になります。

 

「robbery(強盗)」によく似た単語として「burglary(窃盗)」がありますが、この2つの違いについて、私が予備校で英語を教えていた20年前に高校生から聞かれたことがありました。

 

「robbery」は被害者がその場にいる状況で盗難することを意味しますが、「burglary」は被害者がいない、もしくは寝静まっており、目に留まらないところで窃盗するという意味になっています。

 

英語が外国語である我々からすると、「robbery」と「burglary」の違いを意識することはありませんが、ネイティブからするとはっきりとした違いがあるようです。

 

この辺りも、英語の面白いところですね😊。

 

現代中東を読み解く――アラブ革命後の政治秩序とイスラーム

現代中東を読み解く――アラブ革命後の政治秩序とイスラーム

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「パリの恋人たち」>

 

本日は、映画「パリの恋人たち」を紹介します。

 

 

映画「パリの恋人たち」は、久々に鑑賞した「ザ・フランス映画」という感じでした。

 

主人公のアビル(ルイ・ガレル)はガールフレンドのマリアン(レティシア・カスタ)と同棲していましたが、マリアンが友人のポールの子供を身ごもってしまいます。

 

ショックを受けたアビルは一人できままな生活を始めますが、マリアンのことが忘れられない日々を過ごします。

 

その後、ポールの妹であるエヴ(リリー=ローズ・デップ)がアビルに猛アプローチを開始することになります。

 

というわけで、文章で説明することがチャレンジングな内容であるため、詳細は映画「パリの恋人たち」を鑑賞して確認させてください。

 

やはり、どのフランス語の教科書を読むよりも、フランス映画をみることが一番勉強になりますね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 975 "Country without ties"】

 

One of the most frequently asked questions at PDCA Cafe is that "What led you to resign from a stable workplace bank?"

 

If you would like to know the direct reason, please contact me, but one of the reasons I left the bank was that "I didn't want to wear a tie".

 

I still don't really understand the meaning to wear a tie, and I think that it is the same as samurai swords that "Doing the same thing as others do".

 

The material to be introduced today "The Modern Middle East (Japanese only)" explains an interesting country without ties.

 

The country where we do not need to wear ties is Iran, which has recently been featured in the news.

 

The revolution in 1979 has made a tie as a “Broken symbol of Western culture” and this book introduces that no Iranian leader wears a tie.

 

Japan has a good diplomatic relationship with Iran and this material would be valuable for those who are interested in politics and culture in the Middle East.

 

Let's function PDCA today!   

 

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