PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 987「新聞と識字率」/ "Newspapers & Literacy Rate"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 987「新聞と識字率」】
 

私は海外旅行に行くと、現地の図書館に行くようにしています。

 

国や地域によって、図書館に違いや特徴があってとても面白いです📚。

 

フランスの図書館では、日本の漫画を大量に置いているところがあって、親日国であることを感じることができます。

 

私がアメリカの大学に留学していた20年以上前(!)、ライブラリアンという専門職が図書館に勤務しており、「何を聞いても答えてくれる」と教員や学生から頼りにされていました。

 

社会的地位が高いアメリカのライブラリアンですが、AIの登場によって状況は曲がり角に差し掛かっていると言われており、私が昔やっていた証券ブローカーと同じく自動化の影響をまともに受けているようです。

 

今回紹介する資料「幕末明治 新聞ことはじめ ジャーナリズムをつくった人びと」は、明治維新後、日本で新聞がどのように発達してきたかを解説しており、「新聞縦覧所の時代」部分で、明治初期に設置された新聞閲覧所の説明があります。

 

新聞閲覧所は、数種の新聞を常備し、一般の人々が読めるようにした施設のことらしいです。

 

今の図書館に似た施設ですが、これらの閲覧所では、新聞講義会などの催しが定期的に行われ、ひらがなしか読めない一般大衆向けに、漢字や漢語の多い新聞の解説を行ったとされています。

 

海外の図書館に比べて、日本の図書館では、新聞を読んでいる人が多いように感じますが、その背景には新聞閲覧所という施設が存在していたことが影響しているのかもしれません。

 

ほぼ100%の人が新聞を読みこなす現在の日本社会は、先人たちの様々な取り組みの結果であり、高い識字率は社会を安定させる上でも重要であると感じた一冊です😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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幕末明治 新聞ことはじめ ジャーナリズムをつくった人びと (朝日選書)

幕末明治 新聞ことはじめ ジャーナリズムをつくった人びと (朝日選書)

 

 

P.S. 私が以前やっていた証券ブローカーの仕事は、オンライン証券会社の登場によって絶滅危惧種になっていると言えます。

 

ただ、絶滅しそうではありますが、完全に消えたわけではなく、未だに「専門家(と思い込んでいる?)である証券ブローカーに相談して投資判断をしたい」と考える投資家が一定数存在しているため、証券ブローカーは絶滅をまぬがれているようです。

 

日本でも銀行や証券会社の支店閉鎖がニュースになることがありますが、金融業界は所得水準が高めの業界であり、経営者からすると自動化を推進するインセンティブが高いため、今後もAIの発達によって、人間が行う金融業務は減少することが予想されます。

 

銀行員時代の元同僚と最近話をした際、「Mr. PDCA は良いタイミングで金融から足を洗ったねぇ~」と言われました。

 

そうつぶやきながらも、その人は金融の世界で生きていく予定のようでした。

 

人それぞれ、色々な生き方があるものですね😊。


< Mr. PDCAのボンジュール英語「絶滅」=「extinction」>

 

今回出てきた「絶滅」を英語にすると、「extinction」になります。

 

絶滅危惧種」は「endangered species」となり、「危機に瀕している(endangered)」と「種類(species)」の組み合わせであり、非常に分かりやすいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「ルームメイト」>

 

本日は、映画「ルームメイト」を紹介します。

 

 

映画「ルームメイト」の主人公は、交通事故にあった派遣社員の萩尾春海(北川景子)です

 

春海は、入院した病院で看護師である西村麗子(深田恭子)と出会います。

 

孤独な入院生活を送っている春海に対して、麗子は親身になって色々なことをサポートします。

 

春海が退院する際、麗子はルームシェアをもちかけ、2人は同じ屋根の下で生活を始めます。

 

その後、春海の周りで奇妙なことが起こり続け、次第にホラー映画の様相を呈してきます。

 

残りの部分は、映画「ルームメイト」を鑑賞してみてください😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 987 "Newspapers & Literacy Rate"】

 

When I travel abroad, I go to the local library, and it is very interesting, because there exists characteristics of each area.

 

In some French libraries, there were a large number of Japanese comics, so I could feel that France was a pro-Japanese country.

 

When I was studying at college in the US more than 20 years ago (!), librarians worked in the university library.

 

Faculties and students are relying on librarians, because they could answer whatever we ask.

 

At that time, librarians were known as profession that requires specialty and they were respected with high social status.

 

However, it is said that the situation is at a turning point with the advent of AI, and it seems that librarians are affected by automation as securities brokers (Mr. PDCA was also a broker when he was young😊.

 

The material to be introduced today "How newspapers spread in modern Japan (Japanese only)" explains how newspapers spread in Japan after the Meiji Restoration in 1868.

 

According to this book, newspaper reading stations were prepared in the late 19th century by the government.

 

Newspaper reading stations must be similar facilities to the current public libraries, because many people are reading newspapers there.

 

Japanese literacy rate is almost 100% now, but this fact was realized by the efforts of predecessors.

 

Let's function PDCA today!   

 

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