PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,005「競争・刺激よりも、思いやり・愛情」/ "Compassion & affection rather than competition & stimulation"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,005「競争・刺激よりも、思いやり・愛情

 

今回紹介する資料「世界標準のリーダーシップ」は、「この1冊で世界のリーダーたちが考えていること、実践していることがわかる!」をキャッチフレーズにしており、「競争・刺激よりも、思いやり・愛情」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

「米国海兵隊では、下位の者から食事をとり、全員に行きわたったことを確認してから、最後にリーダーが食事をとるという習慣がある。

 

『最後はリーダーが守ってくれる』という安心感(心理的安全性)があるから、メンバーはそれぞれの任務に全力で打ち込むことができる。

 

心理的安全性を高めるには、リーダーやメンバーがお互いに、自分の弱さや失敗、能力不足などの悩みも共有できることが鍵になる。

 

自分の弱さをオープンにすることを心理学用語で『バルネラビリティ(Vulnerability脆弱性)』というが、これを発揮できるチームはお互いに安心感・信頼感を覚えやすくなる。

 

ただし、組織において心理的安全性だけを追及していてはぬるま湯的になってしまう。

 

現に心理的安全性だけを追及し、一時的にうまくいかなくなった日系大手ICT企業もある。

 

組織としての生産性・成果を上げるには、グーグルのように必ず心理的安全性と高い業績基準(高い目標)の共有を同時並行的に行わなければならない。

 

あなたのチームメンバーは、心理的安全性を持ちながら、高い目的・目標に向かって実践しているだろうか?」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 今回紹介した資料「世界標準のリーダーシップ」で、「米国海兵隊では、下位の者から食事をとり、全員に行きわたったことを確認してから、最後にリーダーが食事をとるという習慣がある」という話を読んで、私は日本の相撲部屋を思い出しました。

 

日本の相撲部屋では、親方と関取(幕内、十両の力士)が先に食事を取り、幕下以下の力士は残ったものを食べる習慣があります。

 

年功を重んじる日本社会において、相撲界は年齢でなく番付が全てであり、横綱になれば若くても神のような扱いを受けるという点では実力主義の世界なのでしょう。

 

一方で、親方が絶対的な存在になりがちな世界でもあり、稽古の名のもとに体罰が横行した歴史があるなど、チャレンジが発生しやすい風土なのかもしれません。

 

米国海兵隊も、相撲界同様に上からの命令に絶対の世界ではありますが、心理的安全性を重視した組織運営を行っていることを、今回紹介した資料「世界標準のリーダーシップ」で私は初めて知りました。

 

このPDCA日記も1,000回を超えましたが、毎日本を読んでも新しい発見があるため、生涯の趣味と言えますね😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「思いやり」 = 「compassion

 

今回出てきた「思いやり」の英訳は、「compassion」になります。

 

「競争・刺激よりも、思いやり・愛情」を英語で表現する場合、「Compassion & affection rather than competition & stimulation」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「RISE UP」>

  

本日は、林遣都主演の映画「RISE UP」 を紹介します。

 

RISE UP

RISE UP

  • 発売日: 2020/08/13
  • メディア: Prime Video
 

  

映画「RISE UP」は、パラグライダーに夢中になる少年と少女の物語です。

 

主人公の津屋崎航(つやざきわたる:林遣都)は、パラグライダー一筋の高校生だったのですが、ひょんなことからある女性に出会い、そこからロマンスにも走り出すことになります。

 

青春時代を取り戻したいビジネスパーソンに、今回紹介する映画「RISE UP」はお勧めの作品です。

 

チャレンジを抱えながらも必死で生きようとする盲目のヒロイン柳沢ルイ(山下リオ)が印象的な映画でした。

 

パラグライダーをテーマにした映画だけあって、「RISE UP」は空を飛んでいる最中の映像が美しかったですね😊。

 

RISE UP

RISE UP

  • 発売日: 2020/08/13
  • メディア: Prime Video
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,005 "Compassion & affection rather than competition & stimulation"
 

The material introduced today "World Standard Leadership (Japanese only)" has the catchphrase "You can see what the world leaders are thinking and practicing in this one book!", and the following phrases were impressive.

 

"In the US Marine Corps, it is customary to eat from the lower ranks, make sure that they have reached everyone, and then the leader eats at the end.

 

There is a sense of security (psychological safety) that the leader will protect you at the end, so members can devote themselves to their respective missions.

 

The key to improving psychological safety is that leaders and members can share their weaknesses, failures, and lack of ability with each other.

 

Opening up one's weakness is called 'Vulnerability' in psychological terms, but teams that can demonstrate this make it easier for each other to feel a sense of security and trust.

 

However, if the organization pursues only psychological safety, it will be lukewarm.

 

In fact, there are major Japanese ICT companies that have pursued only psychological safety and have temporarily failed.

 

In order to achieve productivity and results as an organization, it is necessary to share psychological safety and high performance standards (high goals) at the same time like Google.

 

Are your team members working towards high goals and goals while maintaining psychological safety?" (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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