【PDCA日記 Vol. 1,589「語りによって自己を構築する」】
過去のPDCA日記で、相談することで悩みの大部分は解決する可能性が高いことをお伝えしました。
人間は「考えを口に出して話す」ことができ、これによって、色々なチャレンジを克服することが、可能であると私は考えています。
今回紹介する資料「面白いほどよくわかる!臨床心理学」は、「心の問題について、心理学の観点から解決に導く」をキャッチフレーズにしており、「ナラティブ・セラピー」部分の以下フレーズが印象的でした。
「『ナラティブ・セラピー』とは、家族療法から派生し、1980年代より複数の国で始まった心理療法です。
クライエントの『語り』を尊重し、クライエントが自分自身について語ることで、新たな自己を構築することを目指す心理兵法です。
この療法では、クライエントにとってある過去の物語を疑うことができないとき、その物語に『支配』されていると考えます。」(引用終わり)
P.S. 同僚や友人などの人間関係も、お互いの話(語り)に耳を傾け、信頼を構築するようにできています。
私はビジネススクールで過ごした2年間、一度も授業中居眠りをしませんでした。
全てのクラスで一番前に座っており、眠ると指摘を受けるプレッシャーがあったことは事実ですが、生徒が意見を述べ、活発に議論する授業形態だったことが大きかったですね :-)。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「語り」 = 「narrative」>
今回出てきた「語り」の英訳は、「narrative」になります。
「語りによって自己を構築する」を英語で表現する場合、「Build yourself through narrative」とすればよいですね :-)。
In the past PDCA diary, I told you that consulting is likely to solve most of your worries.
I believe that humans can "speak out their thoughts" and that it is possible to overcome various challenges.
The material to be introduced today "Funny & Understandable! Clinical Psychology (Japanese only)" has a catchphrase of "Leading mental problems to a solution from a psychological point of view" and the following phrases were impressive.
"Narrative therapy is a psychotherapy that has been derived from family therapy and started in several countries in the 1980s.
Psychological martial arts that respects the client's narration and aims to build a new self by talking about himself.
In this therapy, when a client is unable to doubt a past story, it is considered dominated by that story." (Unquote)
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