PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,150「リーダー = 希望を配る人」/ "Leader = Person who delivers hope"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,150「リーダー = 希望を配る人」】
 

フランスで学生に戻っていた時、日本の教育と明らかに違うと思ったのは、「100人に1人優秀な人材を輩出すれば良い」と公言している教員がいたことでした。

 

更に驚いたことに、ある教員は学生の前で以下のようなコメントをしていました。

 

「君たちは将来のリーダー候補であるから、社会を正しい方向に導かなければならない。今後、所属する組織を上手くリード(lead)するだけではなく、社会もきちんとリードしなさい。それが真のリーダーというものである。」(教員コメント終わり)

 

周りの学生達は、「そうだ、その通りだ」と頷きながら聞いており、二十歳前後でこのような教育を受けることで、「自分が社会をリードするのだ」という意識が醸成されるのだろうなと感じたものです。

 

今回紹介する資料「フランス人はバカンスを我慢しない」は、「リーダーとは『希望を配る人』のことだ」というフランス第一帝政の皇帝であるナポレオンの言葉を紹介しています。

 

ナポレオンはエリート教育に熱心で、フランスにおける最初のグランゼコール(高等職業教育機関)は、ナポレオンによって創設されたことで知られています。

 

留学先がたまたまグランゼコールだった私は、フランス人でもないのに現地で銀行口座を開設する際、「ほとんどの手数料が無料になる」優遇を受けました。

 

アメリカもそうですが、海外の銀行で口座開設をする場合、最低預入額を下回ると口座維持手数料を毎月取られることが一般的で、小切手を使う場合にもコストがかかるケースがあります。

 

私はグランゼコールの学生であったため、「どのような状況でも手数料が無料(しかも期限なし)」というグランゼコール学生向けの優遇を受けたわけです。

 

これは将来、高収入が予想されるグランゼコールの若者を取り込んでしまおうという銀行のマーケティング戦略だったわけです。

 

銀行口座以外にも、グランゼコールの学生はフランス社会からびっくりするような様々な優遇を受けます(どのような優遇かは、Mr. PDCAに直接聞いてみよう!)。

 

二十歳前後の学生が、社会から至れり尽くせりの待遇を受けることについて賛否あると思います。

 

グランゼコールのフランス人学生たちは、「自分達はとてつもなく勉強してきた(確かに、彼ら、彼女らは勉強しています)。だから、社会から特別扱いを受けて当然である」という感じでした。

 

実際、全ての学生が完璧な英語ともう一つ外国語を話すのは本当に驚きました😊。

 

本書のタイトルは「フランス人はバカンスを我慢しない」ですが、リーダーシップについても論じており、フランスに興味がある方、フランス留学を検討中の方に、おすすめの一冊です。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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フランス人はバカンスを我慢しない 仕事も人間関係もうまくいく、知的エゴイズムのすすめ

フランス人はバカンスを我慢しない 仕事も人間関係もうまくいく、知的エゴイズムのすすめ

 

 

P.S. フランスに旅行する予定がある方は、現地のパン屋でバゲットを買うことをお勧めします。

 

フランスの場合、パン職人は国家資格に合格しなければならないため、店による当たり外れが殆どありません🍞。

 

現地でパン屋に行くと驚かれるかもしれませんが、商品を袋に入れずに、そのままバゲットを渡されるのがフランス流です。

 

最近は、薄い紙に包んでくれるパン屋もありますが、素手バゲットを持っている人が街を歩いているのがパリっぽいですね😊。

 

バゲットはどのお店でも1ユーロ前後で購入でき、焼き立ては本当に美味しいです(「パリッ」という良い音がします🥐 ←これはクロワッサン😊)。

 

バゲットが現在の形になった背景については、諸説あります。

 

ナポレオンが遠征で部下たちにバゲットを持たせるため、ポケットに入るよう細長い形になったという説が有力です。

 

ただ、ナポレオンが活躍した時代のバゲットはかなりの高級品であり、今のように誰でも買える代物ではなかったようです(フランスの歴史に詳しいMr. PDCA😊)。

 

日本のパンもかなり美味しいですが、私がフランスで通っていた学校のすぐ近くにあったパン屋(普通のパン屋さん)で食べたサンドイッチ(バゲットにチーズとハム、ドライトマト等を挟んだもの)ほど美味しいパンを未だかつて食べたことがありません。

 

フランスいた頃、私はこのサンドイッチを毎日食べていましたが、店員によって3ユーロ、4ユーロと価格が変わるのはチャレンジングでしたね😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「口座維持手数料 」=「Account Maintenance Fee」>

 

今回出てきた「口座維持手数料」を英語にすると、「Account Maintenance Fee」になります。

 

私がニューヨークで住んでいた時、利用していた銀行(というか勤務先 :-) は、8,000米ドル(約90万円)以上の残高がなければ口座維持手数料を毎月20米ドルずつ払う必要がありました。

 

私は社員優遇を受けることができたため、8,000米ドル以下の残高でも手数料を取られませんでしたが😊。

 

そのため、アメリカには銀行口座を持たない人が一定割合います(「Unbanked(アンバンク)」と呼ばれます)。

 

アンバンクは、アメリカ社会における格差固定の要因になっているとも言われます。

 

決済手段がないと、家を借りることも困難になるためです。

 

日本の場合、誰でも無料で銀行口座を保有できます。

 

これは結構恵まれており、日本において欧米ほどの経済格差がついていないのは、この仕組みがあるせいではないかと密かに私は感じています。

 

また、日本は細かい作業をきちんと見てくれる人が多い社会だと感じており、私が過去に住んだアメリカやフランスと比較して、成功できる可能性が高いと思っています😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」>

  

本日は、川口春奈主演のドラマ「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」を紹介します。

 

 

ドラマ「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」は、ハワイの有名パンケーキ店である「Eggs 'n Things」を日本で展開すべく、大学生の主人公である澤野夏海(さわのなみ)が悪戦苦闘する物語です。

 

 

当初の予定とは違い、夏海は日本ではなく、ハワイで働くことになるのですが、現地スタッフとのやり取りを含め、中々興味深かったですね🌴。

 

私自身、家族がレストランを経営していることから、今回紹介するドラマ「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」は学ぶことが結構ありました😊。

 

ハワイが好きなビジネスパーソンに、今回紹介するドラマ「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」はお勧めです。

 

しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介するドラマ「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」は、パンケーキを作る場面が多く、自宅でパンケーキを食べることがある人にとって参考になるでしょう。

 

ドラマの中で、「ホットケーキではありません。パンケーキです」というセリフが出てくるのですが、私には違いが分かりませんでした😊。

 

また、ハワイは天体観測の場所として有名であり、今回紹介するドラマ「しろときいろ ~ハワイと私のパンケーキ物語~」では天体学の話が出てきます。

 

作中に「流れ星は星ではない」というセリフが出てきますが、理由を知りたい人は是非このドラマをみてください😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,150 "Leader = Person who delivers hope"】

 

When I was a student in France, there was a clear difference from Japanese education.

 

One professor stated that "One out of 100 talented people should be produced in France, then the society will be functioning".

 

Even more astonishingly, the other professor made the following comment in front of the students.

 

"You have to lead the society in the right direction, because you are a future leader candidate. From now on, not only you will lead the organization which you will belong to, please lead the whole society properly. That is the true leader."

 

The material to be introduced today “The French do not give up vacation (Japanese only)” explains the words of Napoleon that “The leader is the person who delivers hope”.

 

The title of this book is "The French do not give up vacation", but also this material also discusses leadership and is recommended for those who are interested in France and who are considering studying in France.

 

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