PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,162「絶対権力は絶対に腐敗する?」/ "Will Absolute Power Corrupt Definitely?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,162「絶対権力は絶対に腐敗する?」】
 

二大政党制については色々な意見があり、昨今のアメリカとイギリスの政治的混乱について、「二大政党制の負の部分が露呈した」という考えもあるようです。

 

ただ、現在の日本のような一強政党による政権より、問題があっても、二大政党体制の方が好ましいというのが私の見解です。

 

今回紹介する資料「巨大企業は税金から逃げ切れるか? パナマ文書以後の国際租税回避」は、巨大企業がどのように税金から逃れるかについて議論しており、様々な政治的側面についても解説が行われています。

 

今回紹介する資料「巨大企業は税金から逃げ切れるか? パナマ文書以後の国際租税回避」の「絶対権力は絶対に腐敗する」部分はなかなか興味深く、アヘン戦争アメリカの奴隷制などについて研究を行い、権力の腐敗について細かく分析しています。

 

営業などのビジネスパーソンにとって話のタネになる内容が多く、企業で税務関係の仕事をしていたり、会計事務所で勤めている人などにも、今回紹介する資料「巨大企業は税金から逃げ切れるか? パナマ文書以後の国際租税回避」はおすすめの一冊です。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください😊。https://twitter.com/MPdca

 

 

P.S. 私は金融機関に勤めていた頃、最初の仕事は資産運用関連業務が中心でした。

 

取引先の運用会社には著名なファンドマネージャーも多く、彼ら、彼女らが海外から来日した際、オフィスを訪ねてくれる機会が結構ありました。

 

ファンドマネージャーの多くは世界中の政治、経済を日々追っていることもあって、歴史への造詣が深い人もおり、私は色々と質問していました。

 

ある有名なファンドマネージャーのコメントとして、よく覚えているのは以下のフレーズです。

 

発展途上国が経済を拡大させる過程においては、一党支配による政治のコントロールが機能することが多い。

 

但し、これは民主的な政治システムが機能している国や社会に限って言えることである。」(有名なファンドマネージャーのコメント終わり)

 

これに対して私は、「自民党による一党支配が1955年から長年続いているが、これは日本の経済発展に寄与したと考えているか?」と質問しました。

 

私に質問に対して、このファンドマネージャーは以下のように回答しました。

 

「そう言えるだろう。ただ、日本では1993年と2009年に民主的な形で政権交代が起こっている。

 

残念ながら、日本の新しい政治勢力政権担当能力がなかったこともあって、すぐに自民党政権に戻ってしまった。

 

それでも、クーデターによる暴力的な政変ではなく、民主的な手続きで政権交代が行われた意義は大きい。

 

既に日本は豊かな国になっており、今後は8年から10年単位で政権交代が起こるようになる方が社会的な効用は大きくなるだろう。」(ファンドマネージャーのコメント終わり)

 

2012年に自民党民主党から政権を奪還してから10年以上が経過しましたが、日本で政権交代が起こりそうな気配はほとんどありません。

 

メディアは「野党がだらしない」と言っていますが、我々にできることはきちんと選挙に行くことですね😊。

 

 <Mr. PDCAのボンジュール英語「絶対権力」=「absolute power」>

 

今回出てきた「絶対権力」の英訳は、「absolute power」になります。

 

「絶対権力は絶対に腐敗する?」を英語にする場合、「Will Absolute Power Corrupt Definitely?」とすればよいですね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,162 "Will Absolute Power Corrupt Definitely?"】

 

The material introduced today "Can Large Enterprises Escape from Taxes? (Japanese only)" discusses how large enterprises escape from taxes and provides explanations on various political aspects.

 

In this book, the part "Absolute power will corrupt definitely" was quite interesting.

 

This material explains the Opium War and slavery in the United States, and analyzes the corruption of power in detail.

 

This book is useful for business people such as sales staff, and is recommended for people who work in the tax and accounting sectors.

 

Let's function PDCA today!   

 

In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter😊. https://twitter.com/MPdca 

 

P.S. When I was working for a financial institution, my first job was mainly related to asset management.

 

I saw several well-known fund managers and when they came to Japan from overseas, I had opportunities to discuss with them.

 

Many of the fund managers follow the politics and economy of the world every day, and some of them have a deep knowledge of history, so I asked a lot of questions.

 

As a comment from a well-known fund manager, I remember the following phrase:

 

"In the process of developing economies expanding their economies, political control by one-party rule often works.

 

However, this is only true for countries and societies where democratic political systems are functioning." (End of comment by a famous fund manager)

プライバシーポリシー・お問い合わせ