PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,222「起業とフィンテック」/ "Start Up & FinTech"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,222「起業とフィンテック」】
  

先日のPDCAカフェに、フィンテック関連のサービスを展開しようとしている起業家が来られて、以下のようにコメントされていました。

 

「Mr. PDCAは、貸金業務取扱主任者の資格を持っていると聞きました。

 

日本の場合、フィンテック分野が遅れており、自分が社会を変えようと思っています。

 

レンディング(貸金業務)を行っていく際、貸金業務取扱主任者が必要になるため、スタートアップにご参加頂けませんか?」(起業家コメント終わり)

 

この方の視点は正しく、欧米諸国に比べて日本はフィンテックのビジネスチャンスがかなりあると私は考えています。

 

特に、「P2Pレンディング」と呼ばれる分野は、日本においてほとんど手つかずと言ってもよいくらいです。

 

今回紹介する資料「フィンテック」は、ビッグデータ、AIなどの技術革新に支えられた金融サービスと社会的背景を豊富な実例と共に紹介しており、「銀行のコスト削減がキャッシュレス化の原動力」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

「キャッシュレス決済の普及に合わせて、銀行の現金を取り扱う機能も縮小しています。

 

デンマークでは、過去10年間に銀行の数が合併などで半分になり、支店の数もほぼ半減しました。

 

また、現金を取り扱わない銀行支店も大幅に増加しています。

 

フィンランドでも、2000年から2015年にかけて、ATMの設置台数が半減しているのです。

 

このように、銀行にとって現金取引インフラの縮小によるコスト削減効果が、キャッシュレス化推進の大きな原動力となっています。」(引用終わり)

 

今回紹介する資料「フィンテック」は北欧のキャッシュレス事情を取り上げていますが、日本でも同様の動きが今後高まってくる可能性はあります。

 

ただ、日本の現金主義の壁は分厚く、東京の飲食店でもクレジットカードが使えないというところが結構あります。

 

フィンテック・ビジネスを考えている方は、銀行のキャッシュレス化を推進するイノベーションを提供することで、日本の現金主義を変革できるかもしれません。

 

あるメガバンクが、本店でのTシャツ、ジーンズ勤務を認め、金融業界で大きな話題になりました。

 

先日、この銀行の関係者とお会いをした際、「スーツの職場には、優秀なエンジニアが来てくれない」と話しており、「銀行も変わろうとしているのだな」としみじみと感じました😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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< Mr. PDCAのボンジュール英語「クールビズ」=「wearing airily clothes」>

 

クールビズ」は典型的な和製英語であり、ネイティブには説明が必要です。

 

日本に住んでいるアメリカ人と話をしていた際、「クールビズ」の説明として、「wearing airily clothes(風通しの良い服を着る)」が分かりやすいとコメントしていました😊。

 

「clothes(衣服)」は、「布」を意味する「cloth」の複数形ですが、「clothes」の発音は「クローズ」という感じになります。

 

あるネイティブは、「日本人の多くは『clothes』を『クーロジズ』と発音する」とコメントしており、「clothes」のスペルから「クーロジズ」という間違った発音をしている可能性があります。

 

単数形の「cloth(布)」の発音は「クロース」、複数形の「clothes」の発音は「クローズ」と、「最後が濁音になるだけ」と覚えておくと良いでしょう。

 

英語はスペルと発音が異なる単語が結構あり、「clothes(クローズ)」の発音を確認しながら、過去のPDCA日記でも紹介した、映画「リクルート」のアル・パチーノの名ゼリフ「Nothing is what is seems(見た目どおりのものなど何もない)」を思い出しました😊。

 

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PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,222 "Start Up & FinTech"】

 

One colleague came to PDCA cafe and she mentioned that "I would like to start up FinTech company and would like you (Mr. PDCA) to join my new firm, because you have experiences in the finance field."

 

Japan is a late runner compared to the US and European companies in terms of FinTech, and cashless solutions would be valuable both for customers and financial institutions in Japan.

 

The material to be introduced today “FinTech (Japanese only)” explains financial services through FinTech very easily and the following phrases were impressive.

 

"With the spread of cashless payments, the ability of banks to handle cash is also shrinking.

 

In Denmark, the number of banks has been merged in the past 10 years, and the number of branches became almost halved.

 

In addition, more and more banks stopped handling.

 

In Finland, the number of ATMs became halved from 2000 to 2015 in countrywide." (Unquote)

 

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