PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,331「リスクはゼロにできない」/ "Risk cannot be zero"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,331「リスクはゼロにできない」
 

過去のPDCA日記でも紹介していますが、私はニューヨークで働いていた時、周りに軍隊出身者が結構いました。

 

その中でも、特殊部隊出身者たちは、体力、精神力が備わっており、どのような状況でもめげることなく、自分の与えられたところで常に最善を尽くしていました。

 

元軍人の特徴として、「リスクゼロではなく最小リスクを選択する」ことがあります。

 

アメリカの映画などで、ハイジャックされた旅客機が市街地に墜落しようとする場面が出てくることがあります。

 

文民である大統領はリスクゼロを選択する傾向にありますが、軍人は最小リスクを優先し、旅客機を墜落する進言などを行います。

 

旅客機が市街地に墜落してしまうと、乗客だけではなく他の市民も犠牲になり、結局リスクが最大化してしまうからです。

 

今回紹介する資料「体の中の異物「毒」の科学」は「ふつうの食べものに含まれる危ない物質」をキャッチフレーズにしており、「リスクと規制の考え方:ゼロにできない前提に立つ」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「汚染物質の多くは自然界でも生成しているため、まったくのゼロにすることは不可能である。

 

ここでも、『含まれているかどうか』ではなく、『どの程度の量で、どの程度の影響が出るか』を考えることが重要であり、中毒に対する科学的な考え方の基本は、あくまでも量の問題にあることがわかる。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください😊。https://twitter.com/MPdca      

 

 

P.S. 2020年にコロナ騒動が発生した時も、「感染者がゼロになるまで外出を自粛すべき」という意見がウェブ上で流れました。

 

これも、リスクゼロ思考の典型です。

 

リスクゼロ思考の問題として、できないことをしようとすることがあります。

 

ウイルスを世の中から消滅することはできないため、共存しながら薬やワクチンの開発を待つしかありません。

 

ここでも最小リスクを選択するしかなく、感染防止策を取りながら、経済活動を行うしか方法はなかったのでしょう。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「前提」 = 「assumption

 

今回出てきた「前提」の英訳は、「assumption」になります。

 

「リスクをゼロにできない前提に立つ」を英語で表現する場合、「Make the assumption that risk cannot be reduced to zero」とすればよいですね😊。    

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「at Home アットホーム」>

  

本日は、竹野内豊主演の映画「at Home アットホーム」を紹介します。

 

 

原作は小説「at Home」であり、こちらも面白かったですね😊。

 

 

映画「at Home アットホーム」は、どこにでもあるような仲のよい森山家が、実は犯罪者集団であるという意外な物語です。

 

森山家の父親は空き巣で、母親は結婚詐欺し、長男は偽造師であり、違法行為で生計を立てている家族です。

 

森山家は5人家族で、長男の他に長女と次男もいますが、子供は両親と血がつながっていません。

 

シリアスな演技が行われている作品ですが、コミカルな局面もあって、笑える映画でもありましたね😊。

 

喜怒哀楽を一つの作品で感じたいと思っているビジネスパーソンに、今回紹介する映画「at Home アットホーム」はお勧めです。

 

at Home アットホーム」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「at Home アットホーム」では、松雪泰子などの実力派俳優に交じって、多くの芸人が役者として登場していました。

 

最近は、コスト面の利点があるせいか、映画やドラマに芸人が出てくるケースが増えていますね。

 

芸人の登場は否定しませんが、シリアスな場面で笑ってしまいそうになるのは、私だけではないでしょう😊。

 

芸人が映画やドラマに登場することについては、色々な意見があるようです。

 

皆様の考えも、是非コメント欄からお知らせください😊。

 

別の映画ですが、竹野内豊主演として「人生の約束」という作品があります。

 

私は銀行員時代、社長のスピーチを英訳する仕事をしていたことがあります。

 

当時の社長は映画「人生の約束」にテーマである神輿を例にとって、「全員で神輿を担いでチーム一丸となろう」という趣旨のスピーチを行いました。

 

「神輿」という日本語をどう英訳するか私は悩みましたが、「portable shrine(持ち運びできる神社)」という形で英語にしたことを覚えています。

 

神輿には神が宿っていることから、「portable shrine」という英訳は中々センスがあったと自分で思っていますね😊。

 

映画「人生の約束」は、ビジネスで戦い続けた男性が神輿を通じて、生きる意味を探す物語です。

 

今回紹介する映画「at Home アットホーム」のコミカルな役とは違い、竹野内豊は「人生の約束」でシリアスな演技をしていますので、是非両方とも鑑賞してみてください😊。

 

人生の約束

人生の約束

  • 竹野内 豊
Amazon

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,331 "Risk cannot be zero"

 

The material introduced today "Science of outside substance poison in the body (Japanese only)" has a catchphrase "Dangerous substances contained in ordinary food", and the following phrases were impressive in the part "Risk and regulation: The premise that cannot be reduced to zero".

 

"Most of the pollutants are also produced in nature, so it is impossible to reduce them to zero.

 

Again, it is important to consider 'How much and how much effect it will have' rather than 'Whether or not it is included'." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter😊. https://twitter.com/MPdca 

プライバシーポリシー・お問い合わせ