PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,364「大事なのは根拠ある負けかどうか」/ "Important thing is to take advantage of defeat"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,364「大事なのは根拠ある負けかどうか」】
 

私がニューヨークで働いていた時、有名なプロ・フットボールの元監督がメンタル・トレーニングの講師としてやってきて、「負けるチームは、負ける理由が分からないから負けるのだ」とコメントしたことを、今でもよく覚えています。

 

今回紹介する資料「負けを生かす極意」は、「大事なのは根拠ある負けかどうか」であると力説しており、以下のフレーズが印象的でした。

 

「人間は悲しいかな、失敗や負けを経験して初めて自分の間違いや、いたらなさに気づく。

 

失敗し、負けたからこそ、『何が足りなかったのか』と疑問を抱き、修正しようと考える。

 

気合いや根性などの精神論だけでは乗り越えられない壁にぶつかるからこそ、知恵を絞り、『こうすれば、うまくいくのではないか』と試行錯誤するなかで、人間は本当の実力を身につけていく。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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負けを生かす極意 (SB新書)

負けを生かす極意 (SB新書)

 

 

P.S. 今回紹介した資料「負けを生かす極意」が述べている通り、「負けた根拠は何なのか?」ときちんと分析し、再発防止策を打つことが、ビジネスにおいても大事になってきます。

 

前述のプロ・フットボール元監督が言っていた通り、負けた時に「運が悪かった」とか「気合いが不足していた」と感じているチームは、「負けた理由」を永遠に分析することがないため、負け続ける運命にあるのでしょう。

 

負けた時ははっきりと「負けた」と認め、根本原因分析と再発防止策を徹底することが、「負けを生かす極意」なのでしょうね :-)。

 

今回紹介した資料「負けを生かす極意」の著者である野村克也氏のセリフとして、「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」が知られています。

 

元々は江戸時代の大名である松浦静山の言葉であり、「上手くいった時はなぜ上手くいったか分からない時があるが、失敗した時は必ず理由が存在する」という意味です。

 

この観点からすると、上手くいった時にも「なぜ上手くいったのか?」という分析を行って、再発防止策ならぬ更なる改善策を続けることが、成功を維持する近道なのかもしれませんね(成功体験を引きずらないことが重要ですね :-)。

 

上手くいった時は「自分がやった」という人が多いですが、チャレンジに直面した際、「自分のこの手法が失敗の原因だった」と冷静に分析する人は少ないのが現実です。

 

数百年のスパンでビジネスを続けている組織は、上手くいった時もチャレンジに直面した時も「なぜそうなったのか?」ということを突き詰めているケースが多いように感じます :-)。

 

私もビジネスにおいては、長続きする形でのサービスを心掛けるようにしています。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「精神論」=「spiritualism」>

  

今回出てきた「精神論」の英訳は幾つか候補がありますが、「spiritualism」が一つの表現方法になります。

 

ベンチャー企業が、精神論で大企業に勝つことはできなかった」を英語にする場合、「Venture companies could not beat big companies by spiritualism」とすればよいですね :-)。 

 

負けを生かす極意 (SB新書)

負けを生かす極意 (SB新書)

  • 作者:野村 克也
  • 発売日: 2017/05/08
  • メディア: 新書
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,364 "Important thing is to take advantage of defeat"】

 

When I was working in New York, a famous professional football coach came as a mental training instructor and commented that “Weak teams are weak, because they don't know why they are weak”.

 

The material to be introduced today “How to take advantage of defeat (Japanese only)” emphasized that “Important thing is to take advantage of defeat” and the following phrases were impressive.

 

“It is sad, but only after experiencing failure and losing, we realize our mistakes and failures.

 

By failing and losing, we questioned to ourself that “What was wrong?” and decided to correct the situation.

 

When we collide with walls that can not be overcome only by spirituality, human beings acquire real ability through trial and error, squeezing wisdom." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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