PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,422「出羽の守にならない」/ "Don't say 'According to'"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,422出羽の守にならない」】
 

私が意識しつつも、未だにやってしまうチャレンジの一つに、「金融業界では~」という枕詞で発言を始めてしまうことです。

 

出身業界での経験にとらわれて、「~では」を連発する人のことを、「出羽の守」と言います。

 

「出羽」は旧国名で、現在の秋田県山形県にあたる地域ですが、出羽の領主「出羽の守」をもじって、「~では」を連発する人のこと「出羽の守」と表現するわけです。

 

私がお世話になっている取引先の社長から、あるプロセスについて「金融機関ではどうやっているのですか?」と聞かれた場合に、「銀行では~」というのであれば問題はないでしょう。

 

ただ、聞かれてもいないのに、「銀行では~」とか「アメリカでは~」というフレーズを使っていると、「Mr. PDCA出羽の守だよね」と言われる可能性が出てきます。

 

今回紹介する資料「すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。」は、トーマス・フリードマンの「フラット化する世界」が唱えている「学ぶ方法を学ぶ」ことの重要性を解説しており、「新しい環境で活躍したかったら『出羽の守』になってはいけない」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

MBAで講義を行っていると『出羽の守』のオンパレードである。

 

しかし、新たな環境には、それぞれに確立されてきたオペレーション・プロセスがある。

 

仮に違和感を覚えようとも、まずはその『パラダイム=型』に馴染み、覚えることから始めなければ、その新たな環境で活躍することは難しい。」(引用終わり)

 

フラット化する世界 [増補改訂版] (上)

フラット化する世界 [増補改訂版] (上)

 

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。

すべての「学び」の前に鍛えるべきは、「教わる力」である。

 

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「オンパレード」=「on parade」>

  

今回出てきた「オンパレード」の英訳は、「on parade」になります(そのままですね😊)。

 

「チャレンジに陥った企業では、コンプライアンス違反のオンパレードだった」を英語にする場合、「The company that fell into the challenge was on parade of compliance violations」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」>

  

本日は、山田涼介主演の映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を紹介します。

 

 

原作は東野圭吾の小説「ナミヤ雑貨店の奇蹟」であり、映画よりも小説の方が有名な作品だったりします。

 

 

映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」は、主人公の矢口敦也(山田涼介)がコソ泥をして小林翔太(村上虹郎)と麻生幸平(寛一郎)と共に逃亡している際に立ち寄ったナミヤ雑貨店が舞台になっています。

 

敦也と翔太と幸平は、児童養護施設「丸光園」の園児だったバックグラウンドを持っています。

 

廃屋になっているナミヤ雑貨店を3人が物色している時、突然シャッターにある郵便口に手紙が投げ込まれます。

 

ナミヤ雑貨店に残っていた雑誌によると、かつて店主が投函された相談に一生懸命答えてくれる事で有名でした。

 

敦也は放っておけと主張しますが、翔太と幸平はこんな機会でないと人の相談に乗れないと返事を書く事を決意し、物語が展開していきます。

 

タイムトラベルがある作品が好きなビジネスパーソンにとって、今回紹介する映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」はお勧めです。

 

ナミヤ雑貨店の奇蹟」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」では、家業を継ぐべきか音楽の道に進むべきかで悩む松岡克郎(魚屋ミュージシャン:林遣都)が登場します。

 

ただ、松岡の父親からは、「本気で魚屋をやりたいのであれば継げばよいが、そうでないならば継ぐ必要はない」と突き放されてしまいます。

 

実家がビジネスをやっている人であれば、松岡と同じ葛藤があるのだろうと今回紹介する映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」を鑑賞して感じましたね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,422 "Don't say 'According to'"】

 

One of the challenges I'm aware of is not to start speaking with the phrase “According to my experience in the financial industry”.

 

In the consulting industry, there are many professionals who are saying "According to", but people in different industries are reluctant to hear that phrases.

 

The material to be introduced today “Power to be taught (Japanese only)” explains the importance of "Lean how to learn" by citing Thomas Friedman's “The World is Flat” and the following phrases were impressive.

 

“When I do lectures at business school, many students are saying 'According to' phrases.

 

However, each new environment has its own operational process.

 

Even if you feel a sense of incongruity, it is difficult to play an active role in the new environment unless you first become familiar with the paradigm and learn it." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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The World is Flat: The Globalized World in the Twenty-first Century

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  • 作者:Thomas L. Friedman
  • 出版社/メーカー: Penguin
  • 発売日: 2007/07/05
  • メディア: ペーパーバック
 
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