【PDCA日記 Vol. 1,443「2割増しの目標が適切?」】
過去のPDCA日記で、到達不可能と思われる目標設定はモチベーションを下げることをお伝えしました。
心理学的には、「60%の確率で達成可能な目標が適切」と言われていますが、ビジネスでは確かにその通りのような気がします。
「60%の確率で達成可能な目標設定が難しい」という場合、参考になるのが、今回紹介する資料「武器を磨け」です。
今回紹介する資料「武器を磨け」は、大人気漫画「キングダム」の名場面を参照しながら学ぶ「弱者の戦略教科書」です。
中でも、「努力は『2割増し』で報われる」部分の以下フレーズが印象的でした。
「全てのビジネスパーソンにとって、いきなり高い山に登り始めるのがいいこととは限らない。
無謀すぎる努力は、努力にもならず疲弊や絶望を招くからだ。
私がいつも勧めているのは、今の自分よりも2割増しの目標を持つこと。
自信過剰に5割増しにするのでもなく、自分を過小評価するのもよくない。
2割増しの目標を達成した絵を描き、そこから逆転して必要な努力をするのが最も効果がある。
そうして最初の2割増しを達成できたら、また2割上を目指す。
これを着実に重ねていくだけで自分に対する不安や不満は減るはずだ。」(引用終わり)
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. 今回紹介した資料「武器を磨け」が唱えている通り、「過小評価も過剰評価もよくない」というのはその通りだと感じています。
過剰評価になり過ぎると、分からないことを「分からない」、できないことを「できない」と言えなくなりがちです。
そうなると、虚偽報告が行われたり、コンプライアンス上のリスクを高めることにつながるなど、色々なチャレンジを引き起こしやすくなります。
適切な目標設定をした上で、事実に基づく報告をし、「分からない」「できない」を正直に伝えることが、持続可能なビジネスのために不可欠ということですね😊。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「自信過剰な」=「overconfident」>
今回出てきた「自信過剰な」の英訳は、「overconfident」になります。
「自信過剰な目標設定はリスクである」を英語にする場合、「Overconfident goal setting is a risk」とすればよいですね😊。
<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「COLA WARS/コカ・コーラvs.ペプシ」>
本日は、映画「COLA WARS/コカ・コーラvs.ペプシ」を紹介します。
今回紹介する映画「COLA WARS/コカ・コーラvs.ペプシ」では、1980年代にコカ・コーラとペプシの間に起こったコーラのシェア争いを取り上げています。
ペプシの広告として一番有名なものは、1984年にマイケル・ジャクソンを起用したCMです。
比較的年齢が高い層が多いコカ・コーラの顧客に対して、ペプシは若者向けにマーケティング施策を行い、「新しい世代の選択(The Choice of a New Generation)」と銘打って、若き日のマイケル・ジャクソンの曲に乗せてペプシ商品を紹介しました。
マイケル・ジャクソンがCM撮影中に大火傷を負ったセンセーショナルな事件も相まって、この広告は大成功を収めました。
また、今回紹介する映画「COLA WARS/コカ・コーラvs.ペプシ」では、ペプシが映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」で実行したマーケティング施策が説明されています。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」では、1955年に舞い戻った主人公のマーティ(マイケル・J・フォックス)がレストランで「ペプシ・フリー(砂糖ゼロのペプシ)」を注文する場面が出てきます。
1955年にペプシ・フリーは存在しないため、レストランの店主は勘違いをして「タダでペプシはやれん(No free Pepsi)」と回答します。
ペプシは映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のスポンサーになるだけではなく、脚本の中でペプシをどう登場させるかを考え、マーケティング施策を行っていたことになります。
コーラが好きな人はもちろんですが、広告関係の仕事をしているビジネスパーソンにとって、今回紹介する映画「COLA WARS/コカ・コーラvs.ペプシ」はお勧めです。
「COLA WARS/コカ・コーラvs.ペプシ」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】
【マドモアゼルPDCAコメント】アメリカに住んでアメリカ人と食事をすると、コカ・コーラ派かペプシ派についての話になることがあります。
私はどちらでもよいのですが、値段が同じであればペプシを選んでしまいますね。
ただ、私は普段水しか飲まず、コーラを飲むのはハンバーガーかピザを食べに行く時だけです🍔。
ハンバーガーかピザを食べる際、私はアメリカ人並みにコーラを飲み、バケツくらいの一番大きなサイズを頼んでしまいますね🍕。
In the past PDCA diary, I introduced that setting unreachable goals would reduce motivation.
Psychologically, it is said that “a goal that can be achieved with a probability of 60% is appropriate”.
If it is difficult to set a target that can be achieved with a probability of 60%, the material to be introduced today “Polish Your Weapons (Japanese only)” will be helpful and the following phrases were impressive in the part “120% target is appropriate”.
“For all business persons, it's not always a good idea to start climbing high mountains suddenly.
Too reckless efforts are not efforts and cause exhaustion and despair.
What I always recommend is having 120% target compare to your current level.
It is not good to overestimate yourself, nor to underestimate yourself.
It is most effective to draw a picture of 120% target and reverse it and make the necessary efforts.
If you can achieve 120% target, aim for 120% target again.
Just steadily repeating this should reduce anxiety and dissatisfaction with yourself." (Unquote)
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