【PDCA日記 Vol. 1,522「自社製品は使われていない?」】
自営のコンサルタントを始めてみて、色々な社長とお話しする機会が増えました。
お世話になった企業では、そこの商品やサービスを使い込むことにしており、定期的に感想を社長に報告するようにしていました。
現在でもこの取り組みは続けており、商品やサービスについて改善点がある場合、開発部門や企画部門の方々にも伝え、より良くするための施策を一緒に検討するようにしています :-)。
私が金融機関にいた時もそうでしたが、自社製品を使っていない人が結構おり、「何が問題であるか?」ということを突き詰めていない組織が多かったりします。
今回紹介する資料「はとバスをV字回復させた社長の習慣」は、「100から0をひくと200である」をキャッチフレーズにしており、「月に3回、妻とはとバスに乗る」部分の以下のフレーズが印象的でした。
「私は妻に頭を下げて頼み、月3回のバスツアー参加につきあってもらいました。
たとえば、バスに乗っていると、隣や後ろの座席から、
『あの観光ポイントは大したことなかったわね。別になくてもいいわよね』
『いいところなのに、もうちょっとゆっくり見たかったわ。やっぱりバスツアーはせわしないわね』
『いったいあの旅館の待遇は何よ。何様のつもりかしら』
といった声が聞こえてきます。
はとバスの身内である私が不満に思っていたら、お客さまはその何倍も不満に思っているはずです。」(引用終わり)
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
P.S. 外部のコンサルタントが商品やサービスを実際に使い込んでみて、フィードバックすることは経営者にとって大変参考になるようです(経営者が一番欲しいのはこれですね :-)。
勤務先の商品やサービスに対しては、「うちの製品は素晴らしいはずだ」というバイアスがかかりがちであり、本当の改善点に目が行きにくくなるというチャレンジがあります。
皆様も一度、自社製品を使い込んでみて、「なぜこれはこうなっているのだろう?」と感じた部分は、開発や企画の人と話し込んでみてください。
きっと、プラスのことが起こるはずですよ :-)。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「定期的に」=「periodically」>
今回出てきた「定期的に」の英訳は、「periodically」になります。
「商品の感想を、定期的に経営陣に報告している」を英語にする場合、「I am reporting product impressions to management periodically」とすればよいですね :-)。
Since starting a self-employed consultant, I have had more opportunities to talk with various presidents.
The material to be introduced today "President's habit of recovering the V shape of the Hato Bus (Japanese only)" was about a turnaround story of Japanese Bus company "Hato Bus" and the following phrases were impressive.
"I bowed down to my wife and asked her to participate in a bus tour three times a month.
When you are on a bus, you can hear following voices.
'That sightseeing point was not a big deal. You don't have to do that separately.'
'What is the response of that hotel? I will never use this bus company from next time.'
If I, a president of the Hato Bus, were dissatisfied, customers would have been dissatisfied many times." (Unquote)
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