PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,620「自己認識力を高める方法」/ "How to improve self-awareness"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,620「自己認識力を高める方法

 

今回紹介する資料「起業大全」は、「スタートアップを科学する9つのフレームワーク」を開設しており、「自己認識力を高める方法」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

「『人間は自分自身のことについてわずかしかわかっていない』と心理学者のジョセフ・ルフトとハリントン・インガムは述べている。

 

自己分析に使用するフレームワークジョハリの窓』をご存じだろうか。

 

これは、上記のルフトとインガムが作ったモデルだ。

 

次の4つに分けて自分自身が見た自己と、他社から見た自己を分析することで事故を理解していくというものだ。

 

1. 自分も他人も知っている自分の性質(開放の窓:open self)

2. 自分は気づいていないが他人は知っている性質(盲点の窓:blind self)

3. 他人は知らないが自分が知っている性質(秘密の窓:hidden self)

4. 自分も他人も知らない窓(未知の窓:unknown self)

 

ジョハリの窓👇>

 

中でも、1. の自分も他人も知っている自分の性質(開放の窓)を広げていく意識を持つ。

 

これが、自分を知ってもらう、相手を知ろうとする意識につながる。

 

組織の一枚岩を目指すためにも、自分の強みや弱みを把握し、それをチームのグループワークで共有することが有効だ(後ほど、具体的な手法を紹介する)。

 

開放の窓を広げる努力を怠ると、方向性に対する食い違いが生まれ、お互いの心もバラバラになりやすい。

 

そうなると、何時間議論しても何も決まらないといった不毛なことが起こり皆が疲弊する。

 

反対に、お互いのことを知る、開放の窓を広げていくことができれば、それは推進力に転換できる。

 

経営者をはじめCXOは、自身の強みだけでなく『弱み』を客観視して明確にし、それをメンバーと共有する意識を持とう。

 

高いレベルの自己マスタリーを得た上で、会社のあるべき姿をミッションやビジョンに落とし込むと、会社の法制に一貫性が生まれ、より強靭で揺るぎないものになる。

 

当然ながら、最も重要な結果を実現する原動力にもなる。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. ビジネスにおいて、良いチームを作り上げているリーダーは、「メンバーの話をよく聞いている」という特徴があります。

 

メンバーから本音を引き出すためには、雑談をすることがポイントになります。

 

部下から上司に対して、天気や日常の些細なことなどを話してもらうためには、業務外のことを普段からどれだけ話しているかがカギと言えます(つまり雑談ね)。

 

PDCA日記の読者の方から、「雑談が苦手」というコメントを頂くことがあります。

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、週に1度15分だけでもよいため、管理職の人はチームメンバーと話をする1on1という機会を設けることで、雑談ができる関係になれる可能性が高まります。

 

 

「1ヵ月に1回1on1をしているため、問題はない」と話す人がいますが、月次で1時間話すよりも、週次で15分話す方がコミュニケーションは高まります。

 

ポイントは、「毎週金曜日の9時30分から9時45分まで1on1を行う」という感じで、定期的な予定に入れてししまうことです。

 

また、1on1の前営業日に、部下から上司に対して1週間の業務報告をメールで短く送付しておけば、管理職は事前に内容を確認でき、コメントしたいところが予め用意できるため効率的です。

 

週次で業務報告を部下から送り、上司はそれを確認した上で1on1に臨むようになるため、コミュニケーションが密になることに加えて、お互いの信頼関係も高まることになります。

 

現在は、ハラスメントに対して厳しい時代であるため、管理職からチームメンバーに対して、プライベートな質問は避ける必要があります。

 

一方、部下から上司に対して趣味や週末の過ごし方などのプライベートな話を出すことは問題なく、管理職はそこから雑談を膨らませることができます。

 

色々な意味で管理職は気を使う時代ですが、「相手が不快に感じたらハラスメントになる」ことを肝に銘じながら、1on1を行うことが必要になります。

 

ハラスメントに注意しながら、今回紹介する資料「起業大全」が述べている「開放の窓」を管理職は広げていくことが重要になりますね。

 

そのためには、チームメンバーと雑談を意識的に行い、部下が自然に「開放の窓」を広げてくれるようコミュニケーションを取ることが管理職に求められます😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「原動力」 = 「driving force

 

今回出てきた「原動力」の英訳は、「driving force」になります。

 

「最も重要な結果を実現する原動力にもなる」を英語で表現する場合、「It is also the driving force for achieving the most important results」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「セント・オブ・ウーマン」>

  

本日は、アル・パチーノ主演の映画「セント・オブ・ウーマン」を紹介します。

 

 

映画「セント・オブ・ウーマン」では、盲目の元軍人をアル・パチーノが演じています。

 

アル・パチーノは人生に悲観し、ふて腐れた孤独な老人役ですが、若い大学生が身の回りの世話を始めてくれたことで希望を見出すストーリー展開になっています。

 

ビジネスやプライベートでチャレンジを抱えている方に、今回紹介する映画「セント・オブ・ウーマン」はお勧めです。

 

セント・オブ・ウーマン」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「セント・オブ・ウーマン」で、アル・パチーノはアカデミー主演男優賞を受賞しています。

 

私はアル・パチーノが出ている作品が好きで様々な映画をみてきましたが、映画「セント・オブ・ウーマン」は彼の良い味が出ていると感じました😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,620 "How to improve self-awareness"
 

The material introduced today "Startup Encyclopedia" has established "Nine Frameworks for Science of Startups", and the following phrases in the "How to improve self-awareness" part were impressive.

 

"'Human knows very little about himself,' said psychologists Joseph Luft and Harrington Ingham.

 

Do you know the framework 'Johari Window' used for self-analysis?

 

This is the model made by Luft and Ingam above.

 

The accident is understood by analyzing the self as seen by oneself and the self as seen by other companies in the following four categories.

 

1. Your nature that you and others know (open self)

2. Properties that I am not aware of but others know (blind self)

3. Properties that others do not know but that they know (hidden self)

4. A window that neither you nor others know (unknown self)

 

Above all, I have the consciousness to expand my nature (open window) that I and others know in 1.

 

This leads to the consciousness of getting to know oneself and trying to know the other person.

 

In order to aim for a monolith of an organization, it is effective to grasp one's strengths and weaknesses and share them in team group work (a concrete method will be introduced later).

 

If we neglect to make efforts to widen the open window, there will be a discrepancy in direction, and each other's hearts will tend to fall apart.

 

In that case, barren things such as no decision after hours of discussion occur and everyone is exhausted.

 

On the contrary, if we can open the windows to get to know each other, it can be converted into propulsion.

 

CXOs, including managers, should be conscious of objectively clarifying not only their own strengths but also their "weaknesses" and sharing them with the members.

 

Having a high level of self-mastery and then incorporating what the company should be into its mission and vision will make the company's legislation more consistent and more mad and unwavering.

 

Of course, it is also the driving force for achieving the most important results." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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