PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,638「定年にこだわらない」/ "Do not stick to retirement age"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,638「定年にこだわらない」】
  

私が自営や起業を推奨している理由の一つに、「自営業者には定年がない」ことがあります。

 

「定年がない」ということは、体が動く限りは働き続けることを意味し、「何歳に年金をもらえるか?」や「定年までにいくら貯蓄しなければならない」などの悩みなどからも、解放されます。

 

また、自営業やフリーランスの場合、国民年金に入ることになります。

 

会社員や公務員が加入している厚生年金と比較して、国民年金の受給額は少なくなっていますが、これにも理由があったりします。

 

会社員や公務員の場合、定年が決められているため、ある程度の年齢になれば引退の日がやってくることになります。

 

会社員の場合、役員や取締役になると一旦退職し、定年を超えても働き続けることができますが、限られた数の人達だけになっています。

 

前述の通り、自営業やフリーランスの場合は定年がないため、少ない国民年金の受給額であっても問題がないという理屈だったわけですね。

 

最近は、40代や50代の方で独立をする人が出てきており、「定年を自分で決められる生き方」を選択する層が登場し始めています。

 

これは前向きな動きであり、居酒屋などで会社や上司の悪口を言って人生を過ごすよりも、自分の力で道を切り開く方が生産的であると私は感じています :-)。

 

今回紹介する資料「長生きにこだわらない」は、「逆算して、余計な心配や計画をしたりせずに、今を楽しむ」をキャッチフレーズにしており、「定年は会社が決めても、引退は自分で決めればいい」部分の以下のフレーズが印象的でした。 

 

「会社を定年で辞めても、社内で役職が外れても、それまでこなしてきた業務の専門家としての自分はしっかりと残ります。

 

どんな形であれ、やりたければその仕事を続けることは可能だし、リタイヤ・独立して自分の城を持つこともできます。

 

要するに引退は、自分に『もうやめた』と念じる行為です。

 

心の引退などと言いますが、まさに心の中で行なう儀式みたいなものでしょう。 」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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長生きにこだわらない 最後の日まで幸福に生きたいあなたへ

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  • 作者:矢作直樹
  • 発売日: 2019/02/01
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 過去のPDCA日記でも紹介していますが、アメリカの企業では定年がありません。

 

アメリカの場合、「年齢で職業選択の自由を制限してはいけない」という考え方があり、定年の設定が法律で禁じられています。

 

私がニューヨークで働いていた2000年代前半も、70歳を過ぎていると思われる人が同じフロアで働いており、「何歳だからこうしなければならない」という概念がない社会に衝撃を受けたものです。

 

私自身、アメリカで生活をしてきて、国民健康保険がないなど、色々なチャレンジがある社会であると思っています。

 

一方、アメリカの強さも感じており、「定年がない」ということもアメリカの底力の根底にあるのではないかと感じています。

 

ただ、アメリカでは会社が従業員を比較的簡単に解雇できるため、定年を設定しなくても人員整理を経営側が行えるという事情があることも確かです。

 

2020年に新型コロナウイルスが全米で急拡大し、業績が苦しくなった企業が人員削減を行いましたが、これらの会社がメディアから批判されることはありませんでした。

 

「赤字になったらリストラを行うのは当然」という考え方が、アメリカで浸透している証拠とも言えます。

 

雇用が流動的であるアメリカ社会では転職が当たり前であり、ホワイトハウスでも大統領が代われば、約4,000人のスタッフが入れ替わることになります。

 

善し悪しは別として、組織内のスタッフが定期的に入れ替わるアメリカの仕組みは、資本主義の制度として非常に強固であるように私には見えますね。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「儀式」=「ritual」>

  

今回出てきた「儀式」の英訳は、「ritual」になります。

 

「引退は、心の中で行う儀式みたいなものである」を英語にする場合、「Home is an environment where concentration is distracted」とすればよいですね😊

 

長生きにこだわらない 最後の日まで幸福に生きたいあなたへ

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  • 作者:矢作直樹
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PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,638 "Do not stick to retirement age"

 

One of the reasons I recommend self-employment and entrepreneurship is that "There will be no retirement age."

 

"No retirement age" means that you will continue to work as long as your body moves.

 

Additionally, you can escape from such concerns as "How old can we get a pension?" "How much do we need to save before retirement?"

 

The material to be introduced today "I do not stick to longevity (Japanese only)" has a catchphrase of "Enjoy the present without extra worry and planning" and the following phrases were impressive.

 

"Even if you quit the company at retirement or lose your position within the company, you will remain firmly a professional in the work you have done.

 

Whatever you want, you can continue the job if you want, and you can retire and have your own castle.

 

In short, retirement is an act that makes you think you've quit.

 

It's called retirement, but it's like a ritual in your heart." (Unquote)

 

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