PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,645「ユーザーがいる現場に行く」/ "Go to the place where the users are"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,645「ユーザーがいる現場に行く」
 
先週金曜日(3月1日)から、全員が出社している企業で勤務しています。
 
私の場合、前職が全面テレワークででした。
 
そのため、全員が出社している新しい職場は違う国に来たような感じで発見が多かったですね。
 
全員出社企業で改めて感じたことは、雑談の多さです。
 
新しい職場では、初日から色々な打ち合わせに参加して、顔を合わせて話をしました。
 
対面で議論をしていると、「あの人のこの発言はどういう意図があったのだろうか?」と感じるものです(不思議とオンライン会議ではこの発想が出てきにくい)。
 
こんな時、全員出社企業であれば、打ち合わせが終わった後、その人に話しかけて、「あの発言はこういうことでしょうか?」と聞けるのです(当たり前ですが、オンラインではこれがやりにくい)。
 
対面の打ち合わせであれば、前後で参加者に挨拶することがやりやすいのです(オンライン会合では、終了時刻に全員が退出するため、挨拶がしにくい)。
 
出社とテレワークのハイブリッド型を選ぶIT企業が増えていますが、全員出社の企業に興味があるという方はお気軽にご連絡ください。
 
閑話休題、本日のテーマに移ります。
 
自動車業界はテレワークを行っていないところが多く、この背景には三現主義があるといわれています。
 
三現主義とは、現場、現物、現実、の3つの「現」を重視し、机上ではなく、実際に現場で現物を観察して、現実を認識した上で、問題の解決を図らなければならないという考え方のことです。

 

自動車を製造している工場で問題が起こった際、現場に全員が集まって、現物を見ながら、現実を認識しながら問題解決するということですね。

 

自動車会社の本社部門は原則出社で仕事をしているケースが多く、管理の仕事でも現場で現物、現実を確認するという意識が高いのかもしれませんね。

 

今回紹介する資料「マッキンゼー流 入社1年目問題解決の教科書」は、「『これなら私にもできる! 』と思える一冊」をキャッチフレーズにしており、以下のフレーズが印象的でした。

 

「ある大先輩は、ボスの大前研一さんから『とにかく現場に行け』と言われたそうです。

 

それもクライアントのオフィスではなく、そのクライアントのユーザーがいる現場に行けという指令が出されるのです。

 

ある運輸機械のプロジェクトでは、その運輸機械を使っている人が、どんな生活をしていて、どんなことを日々考えながら仕事をしているのかを知るように命じられました。

 

そこでクライアントに頼んで、運輸機械を使う人に密着して日ごろの業務のことから職場での人間関係、家族や人生のことまで、いろんな質問をして、現場でしか聞けない話を聞かせてもらったそうです。」(引用終わり)

 

マッキンゼーは泥臭い作業をしているようですが、根底には三現主義の思想があるのかもしれませんね。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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< Mr. PDCAのボンジュール英語「テレワーク」 = 「work from home (WFH)

 

今回出てきた「テレワーク」の英訳は、「work from home (WFH)」になります。

 

「自動車業界はテレワークを行っていないところが多い」を英語で表現する場合、「Many in the auto industry are not implementing WFH」とすればよいですね😊。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,645 "Go to the place where the users are"
 

The material introduced today, "Textbook for McKinsey-style Problem Solving for First Year Employees,'' has the tagline "A book that makes you think, 'I can do this!'" and the following phrases were memorable.


"One of my senior colleagues told me that his boss, Mr. Kenichi Omae, told him, 'Go to the place where the users are.'


Instead of going to the client's office, he was told to go to the place where the client's users are.


In one transportation equipment project, he was asked to find out how the people who use the transportation equipment live and what they think about every day as they work.


Therefore, he asked his clients to closely interact with the people who use transportation equipment, asking them a variety of questions about their daily work, human relationships at work, their families and life, and asking them to tell him stories that can only be heard on-site.” (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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