PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,654「予定をなくそう」/ "Do not make appointments"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,654予定をなくそう

 

過去のPDCA日記で、優秀なビジネスパーソンほど「すぐに時間を取ってくれる」ことを紹介しました。

 

その背景には、できる人ほど処理能力が高く、業務をスピーディにこなしており、すぐに時間を取って話すことが合理的であることを理解しているからと、私は考えています。

 


社長に限りませんが、組織の上層部の人達が余裕を持って仕事をしている方が、色々な意味で柔軟な対応ができるものです。

 

「毎日忙しくて考える時間がない」と言いながら、予定をびっしりと埋めているビジネスパーソンがいます。

 

ただ、「忙しい」という人ほど対応が遅い傾向があるものです。

 

そのため、私は決して「忙しい」という言葉を使わないように心がけています。

 

今回紹介する資料「内向型の生き方戦略は、「「社会から出て、境地を開拓する」という生き方提案」をキャッチフレーズにしており、「予定をなくそう」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「社会維持型は予定があるほど安心して、境地開拓型は予定があるほど不安を持つ性質があります。

 

社会維持型であるほど、予定があることに安心する傾向にあります。

 

一方で境地開拓型であるほど、予定があることに不安を持つようになります。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 今回紹介した資料「内向型の生き方戦略」によると、「社会維持型8割、境地開拓型2割」で社会が構成されているそうです。

 

社会維持型、境地開拓型どちらにとっても本書は参考になる一冊であり、「今の生活がいまいち合わない」という方は、自分に適したところに所属していないのかもしれません。

 

現在はインターネットがあるため、境地開拓型の人間が生きやすい環境になっており、色々な選択肢があってよい時代ですね :-)。

 

日本には「石の上にも三年」という諺がありますが、仕事については「合わなければ変える」というスタンスでも私は問題ないと考えています。

 

やりたくないことを嫌々やっていることが最大の問題であるため、自分が明るく楽しく働ける場所を探すことはポジティブなことであると私は考えています。

 

結局、「何をやるかよりも誰とやるか」が重要になりますが、周りとの連携を上手くやれる人がビジネスパーソンとして評価されることになります。

 

その観点からすると、周りの力を借りながら、チームとして結果を出さなければなりません。

 

組織によって違いはあると思いますが、上司やチームメンバーのスケジュールを確認できる職場と、予定が見えなくなっている職場があります。

 

伝統的な日本企業の場合、予定は開放されているケースが多く、上司のスケジュールを適宜確認しながら、「次はこう動くだろう」と考えながら、作業を行う部下が好まれる傾向があります。

 

一方、外資系企業の場合は予定が見えなくなっていることが多く、上司の時間を取りに行く場合、「明日の13時からお時間を頂けますでしょうか」と確認が必要な形がほとんどです。

 

日本企業のやり方と外資系企業のスケジュール管理のどちらが良いかは意見が分かれるところですが、両方を経験してみて、自分がやりやすいところで仕事をする形と取るのが合理的でしょう。

 

一般的には、日本企業で経験を積んでから外資系企業に移ることが多く、逆は余り聞いたことがありません。

 

ただ、私もそうでしたが、外資系企業が日本企業に買収され、伝統的な日本の文化がいきなり入ってくることがあります。

 

自由な空気に慣れている外資系企業出身者は、年次と呼ばれる前近代的な序列や役職で人を呼ぶ全体主義的な慣習に合わなくなることが多々あります。

 

M&Aの世界では、「合併の8割は失敗する」と言われています。

 

私自身、会社員として4回の合併と分割を経験しましたが、上手くいっているケースを見たことがありません。

 

それだけ合併は難しいということですが、経営者にとっては手頃な企業がリーズナブルな価格で売られていると、欲しくなる心情があるようです。

 

国際的なM&Aで例外的な成功としては、ブリジストンによるアメリカのファイヤストン買収があります。

 

日本企業がアメリカ企業を買収しても、言葉の違いや管理方法の差によって軋轢が生まれがちです。

 

ブリジストンはファイヤストンの組織運営を尊重しつつも、「言うべきところは言う」スタンスを取り、アメリカ現地のスタッフから信頼を勝ち得たことで知られています。

 

ブリジストンによるファイヤストン買収劇は、世界中のビジネススクールでケースになっていますので、今後留学する予定がある方は、目にすることがあるかもしれませんね😊

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「内向型」 = 「introverted」>

 

今回出てきた「内向型」の英訳は、「introverted」となります。

 

内向型の生き方戦略」を英語で表現する場合、「Introverted way of life」とすればよいですね😊

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,654 "Do not make appointments"
 

In the past PDCA diary, I introduced that the good business persons take the time immediately.

 

I believe that the reason is that the more you have time, the more processing power you have.

 

Therefore, the speed at which you work will go up and that it's reasonable to take the time to share

 

The material to be introduced today "Introverted Lifestyle Strategy (Japanese only)" has a catchphrase of "Lifestyle proposal of going out of society and opening up frontiers" and the following phrases were impressive.

 

"The social sustainability type is more reassuring as planned, and the land reclamation type is more anxious as planned.

 

The more you are socially sustained, the more you will feel relieved that you have a plan.

 

On the other hand, the more frontiers you are, the more anxious you have plans." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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