PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,816「世界では湯水のように使えない?」/ "Country with free water is unusual"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,816「世界では湯水のように使えない?

 

昨日からニューヨークに来ており、現金を使わなくてもよいマンハッタンはキャッシュレス派の私には有難いですね。

 

余り知られていませんが、ニューヨークは水道水が飲める都市です。

 

東京の水道水も安全ですが、最近は水を買う人が増えており、マーケティングの凄さを感じますね。

 

「安全と水がタダの国は日本くらい」と言われるほど日本は水が豊富にある社会ですが、国によっては水の価値が高く、「湯水(ゆみず)ように使う」ことはできないケースがあります。

 

今回紹介する資料「水危機を乗り越える!: 砂漠の国イスラエルの驚異のソリューション」の「安い水ほど高くつく」部分によると、多くの国で水に助成金が投じられており、水道料金に実質価格が支払われている国は皆無に等しいとのことでした。

 

つまり、助成金などによって、実際に発生しているコストよりも、消費者は安い価格で水を使えているということですね😊。

 

そんな中、イスラエルは数少ない例外であり、利用者は実費を支払い、政府の助成金はまったく支払われていません。

 

砂漠国であるイスラエルは、「実質料金こそ水の保全手段としてもっとも効果的」という理念に基づき水道事業が運営されており、実際にそれを実現してきたと本書は述べています。

 

イスラエルは、水道料金や下水道料金に市場原理を導入したわけです。

 

一方で、イスラエルで水道を運営している会社が民間ではなく国営というところが面白く、「資本主義は万能ではない」とイスラエル政府が考えていることが見え隠れしています。

 

日本の場合、住む場所によって、水道料金が異なっており、東京と大阪では水の値段が違います。

 

一方、イスラエルでは住む場所にかかわりなく、誰もが同一料金で使用量に応じて水道料金を払っています。

 

シンガポールなど水の獲得に苦しむ国は結構あり、いつでもどこでも水を使える日本が珍しいということを感じられる一冊になっています(シンガポールは水の一部をマレーシアから輸入しています)。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. PDCA日記を毎日続けられる理由の一つに、日本語が背景にあるように感じています。

 

著名なアメリカ人も「英語でブログの文章を作成するのはチャレンジングだが、日本語のブログはなぜか書きやすい」とコメントしており、日英のブログを配信している端くれ(?)として私も同感です。

 

日本語は短めの文章作成に適した言語であり、食べ物が美味しいこともあって「日本に住んでいるのかもしれない」と感じる今日この頃です😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「市場原理」 = 「market fundamentalism」>

 

今回出てきた「市場原理」の英訳は、「market fundamentalism」になります。

 

「Fundamentalism」は「原理主義」を意味する英語ですが、「market fundamentalism」で「市場原理」となるわけですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「寝ても覚めても」>

  

本日は、唐田えりか主演の映画「寝ても覚めても」 を紹介します。

 

寝ても覚めても

寝ても覚めても

  • 発売日: 2019/03/06
  • メディア: Prime Video
 

 

映画「寝ても覚めても」は、数年前に作品と関係ないこと(?)で話題になりました。

 

もてる人にとって共通の悩みなのかもしれませんが、無茶苦茶だけれど魅力を感じる相手と、堅実だけれどスリルが足りない相手の両方がいたりするものです。

 

映画「寝ても覚めても」では、主人公の朝子役を演じる唐田えりかが、無茶苦茶な相手である麦(ばく:東出昌大)と、まともな相手である亮平(東出昌大)を選ぶ場面が描かれています。

 

プライベートでもビジネスでも、人間は日々選択をしながら生活しています。

 

映画「寝ても覚めても」を鑑賞して、皆様も「自分ならどちらを選ぶか」という贅沢な(?)判断の練習をしてみるといいかもしれませんね😊。

 

原作は長編恋愛小説である「寝ても覚めても」ですので、映画をみて気に入った人は小説も読んでみてください😊。

 

寝ても覚めても (河出文庫)

寝ても覚めても (河出文庫)

  • 作者:柴崎 友香
  • 発売日: 2014/05/08
  • メディア: 文庫
 

 

寝ても覚めても」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

【マドモアゼルPDCAコメント】唐田えりかのポテンシャルを存分に感じられる作品。清純派女優として売り出し中だった彼女が、演技とは関係のない出来事でキャリアを棒に振ったことは、日本映画界にとって大きな損失ですね😢。

 

寝ても覚めても

寝ても覚めても

  • 発売日: 2019/03/06
  • メディア: Prime Video
 

  

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,816 "Country with free water is unusual"
 

Japan is known for the country with free safety and water, but it is a rare case compared with other countries.

 

The material to be introduced today "Let There Be Water: Israel's Solution for a Water-Starved World" is introducing the method of procuring water in the desert nation of Israel.

 

Israel is a rare country, because the central government is not subsidizing to water fee at all.

 

In other words, people living in Israel are paying actual costs of water.

 

Israel is implementing the market principle to water fees and sewerage charges, but interestingly, the management company of the water supply is owned by the government.

 

Israeli government might think that "Capitalism is not universal".

 

In case of Japan, water fees are different from each place where you live, and the price differs between Tokyo and Osaka.

 

On the other hand, regardless of where you live in Israel, everyone pays the water fee at the same rate according to usage.

 

Some countries such as Singapore are facing challenges to acquire water, so Japan is such a lucky society from the viewpoint of water procurement.

 

Let's function PDCA today!   

 

In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter😊. https://twitter.com/MPdca  

 

 

P.S. Japanese is a very useful language in summarizing short sentences like this PDCA diary.

 

I can continue this diary every day, because Japanese language is suitable for creating short feeds in the blog.

 

One famous American writer who lives in Japan is saying that "It is challenging to write blog texts in English, but it is easy to write short sentences in Japanese" and I feel the same way.

 

I am living in Japan, because Japanese is a language suitable for creating short sentences and most importantly, food in Japan is excellent😊.

 

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