PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,906「常識には前提が必要」/ "Common sense requires premises"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,906「常識には前提が必要」

 

ある熱心な読者の方から、「インドの現実を知る上で一番面白い本を教えてください」という依頼を頂きました。

 

インド関連の本はたくさん出ていますが、実際にインドに住んでいたことのある人が書いた書籍の方が良いことは言うまでもありません。

 

私は数多くのインド関連本を読んできましたが、一番のお勧めは「JK、インドで常識ぶっ壊される」です。

 

「高校生が書いた本がお勧め?」とお感じになられたかもしれませんが、ビジネスと執筆の世界において、年齢は関係がありません。

 

アインシュタインは、「常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことをいう」という名言を残しました。

 

今回紹介する資料「JK、インドで常識ぶっ壊される」という本のテーマも「常識」なのですが、「日本の常識はインドの非常識」である場面が描写されており、私が一番好きなところは以下部分でした。

 

「分数なんていう、あたりまえのように思える概念。

 

だが、わたしがそれを『あたりまえ』と呼べるのは学んだからだ。

 

常識は、常識なのではなくて、常識と呼べる環境にいてこそ、さらにまわりも共通してそんな泡のなかにいてはじめて成り立つのだ。

 

そしてまた、常識と呼んでしまうようなものの多くは、若いころや幼いころに吸収する。

 

小学校低学年で学んだ分数を、知識ではなく常識だと思ってしまうのは、そのころでないと身につかないからなのかもしれない。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. インドの服屋に行くと、「399ルピー」等の「9」で終わる価格になっていることが多かったりします。

 

日本の服とは色や形が違ったものがインドの服屋には置いてあり、私は週末によく行っていました。

 

399ルピーの服をレジに持って行って、400ルピーを払うと店員の人は服だけを渡してお釣りを出そうとしません。

 

「1ルピーお釣りをお願いします」と伝えたところ、「ああ、1ルピーね」という感じでお釣りを渡してくれたのでした。

 

後でインド人にこの話をしたところ、「1ルピーのお釣りは出さないのが当たり前と考えているお店が結構ある」とのことでした。

 

日本の場合、399円の買い物をした場合、400円を出せば1円のお釣りが出てきますが、これが世界中の常識では限らないということですね😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「前提」 = 「premise

 

今回出てきた「前提」の英訳は、「premise」になります。

 

「常識には前提が必要」を英語で表現する場合、「Common sense requires premises」とすればよいですね😊。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,906 "Common sense requires assumptions"
 

I have read many India-related books, but the best recommendation is "My common sense was broken in India (Japanese only)".

 

Einstein famously said, "Common sense is the collection of prejudices acquired by age 18."

 

In this book, my favorite phrases were as follows:

 

"Fractions, a concept that seems obvious in Japan.

 

But I can call it ‘obvious’ because I've learned it in Japan.

 

Common sense in Japan is not just common sense in India.

 

Only when you are in an environment that can be called common sense, and when the surroundings are also in such a bubble in common.

 

And much of what we might call common sense is absorbed in case we learn when we are young.

 

The reason why fractions learned in the lower grades of elementary school are considered common sense rather than knowledge may be that they can only be learned at that time. ” (Unquote)

―――

 

If you go to a clothing store in India, you will often see prices that end in "9" such as "399 rupees".

 

When I brought the clothes for 399 rupees to the cashier and paid 400 rupees, the clerk gave me only the clothes and did not give me change.

 

When I told him, "I'd like 1 rupee change, please," then he gave me the change, saying, "Oh, 1 rupee."

 

When I talked about this with an Indian friend later, she said, “There are shops that don't give change of 1 rupee as a matter of course.''

 

In Japan, if you spend 399 yen by paying 400 yen, you will get 1 yen change, but this might not be common sense around the world😊.

 

Let's function PDCA today!   

 

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