PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 19「海外勤務は2回必要?」/ "We should experience overseas assignments twice?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 19「海外勤務は2回必要?」】

若手の方からPDCAカフェで聞かれる質問として、「海外勤務は経験した方がよいでしょうか?」というものがあります。

私の回答としては、「今すぐ行った方がよい」ということになります(できるなら、この投稿を読んだ後、すぐ行った方がよいね :-)。

自動車などの一部産業を除いて、日本企業は海外展開のチャレンジを抱えているケースが多く、その背景には経営者の英語力のなさがあると私は考えています。

この間、ある業界の中国人経営者と話をしていて、「日本企業は怖くない。彼らには英語力がないので、日本にとどまるしかない」と言い切っていました。

今回紹介する資料「社長の条件」は、「大変革時代のリーダー論」をキャッチフレーズにしており、海外勤務に関する日立製作所会長の以下コメントが印象的でした。

「海外勤務は2回やる。1回目は、その国のボスの下で働く。

それから2回目は向こうへ行ってトップをやる。

この2つが経験できるような仕組みを作っていかないとダメですね(P95)」(引用終わり)

トップが上記のような考えを持っている場合、グローバルに競争できる可能性があるのでしょうが、ポイントは経営者が英語を使おうとすることだと私は考えています。

経営者は完璧な英語を話す必要はなく、間違えてもよいので英語を使おうとする姿勢が重要で、そうすることで部下たちも英語を使おうとします。

日本人の「英語完璧主義」は深刻であり、この症候群を打破する事が、日本企業のグローバル化に不可欠であると最近になって強く感じています。

というわけで皆様、どんどん海外に出て働きましょう(チャレンジに直面したら、やり直せばいいじゃないですか :-)。

ちなみに、Mr. PDCAも10代、20代、30代の時に海外で生活をしていました。

まあ色々ありましたけど、今から考えればよかったと思っていますよ :-)。

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!

社長の条件

社長の条件

P.S. 日本で仕事をしていると、「英語ができないので、かわりに海外に連絡してください」と言われることが、いまだにあります。

「英語ができない」というのは正しくなく、「英語を勉強したくない」ということが真実だと思います。

外国語の場合、学習時間に比例して能力が伸びるため、才能は不要です。

我々が日本語を話しているのは、話す時間が単純に長かっただけであり(当たり前だけれど)、このことからも語学に才能は関係ないことがお分かりいただけるでしょう。

日本の場合、英語力があれば「優秀な人」と見られる傾向があるため(これ、日本だけよ :-)、英語学習はビジネスの観点から非常に効率的で合理的であると言えます。

< Mr. PDCAのボンジュール英語「海外勤務 = overseas assignment」>

今回出てきた「海外勤務」を英語にすると、「overseas assignment」になります。

PDCAカフェにおける海外勤務のお悩みの一つとして、パートナーが日本を離れることについて、「どうすればよいか?」という相談があったりします(ビジネスと関係ないけれど :-)。

例えばですが、パートナーがニューヨークに行くのであれば、自分の職場でも「ニューヨークに行かせて下さい」と上司や人事部に希望を出すことが、お勧めの方法です。

「そんなことができるのか?」と思われるかもしれませんが、希望することは自由です。

実際に、私の前職では同じ手法でニューヨークに来た人がいました(16年前の話ですけれどね :-)。

今は海外志向のある人が減っていますので、このやり方は功を奏する可能性が高いと思っています。

管理職や会社側は海外志向のある人をきちんと覚えており、「グローバル志向の従業員だ」と前向きにとらえる傾向にあるため、「外に行かせてほしい」と伝えることはプラスになっても、マイナスにはなりません。

繰り返しになりますが、海外赴任は早ければ早いほどよいので、是非挑戦してみましょう :-)。


PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 19 "We should experience overseas assignments twice?"】

One of the questions asked by young people at the PDCA cafe is "Do we need to work abroad?"

My answer is that "You should go abroad right now." (If possible, you should go abroad right after reading this post :-).

With the exception of some industries such as automobiles, Japanese companies often have the challenge of developing overseas operations, and I believe that there is a lack of English ability with them.

The material to be introduced today “CEO Requirement (Japanese only)” explains the concept of “Leadership in the Great Revolutionary Era” and the following comment by the chairman of Hitachi, Ltd. regarding overseas assignment was impressive.
 
"We should work abroad twice. In the first time, we had better work under the country's local boss.

Then we should go abroad for the second time and work as a top management in the local company.

If we don't create a mechanism that allows us to experience these two things." (Unquote)

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