PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 145「熱意より具体的な指示が重要」/ "Specific instructions are more important than enthusiasm"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 145「熱意より具体的な指示が重要」】

 

(教えるルール10カ条)
1. 熱意よりも何をどうすればいいのか具体的な指示を
2. 「教えた」かどうかは「教えられる側が学んだかどうか」で考える
3. 結果が思わしくないのは、すべて教える側の責任
4. 上手に教えたいならコミュニケーション力を上げる
5. 教えるときは相手をよく観察して相手の状況をつかむ
6. 相手にとってちょうどいい知識を与える
7. 相手に教えたことを練習させて結果をフィードバックする
8. 相手にできるようになってほしい具体的なゴールを決める
9. 相手の「心」は変えられないが、「行動」は変えられる
10. ゴールは必ず「行動」として設定する

ーーー

 

今回紹介する資料「教える技術」は、「『教えたのにできない』のは、100%教える人の責任です!」がキャッチフレーズで、管理職にとっては耳の痛いことが書かれています。

 

先日ある方から「コーチングに関する資料を紹介して下さい」という依頼があり(最近色々な依頼が来ます :-)、資料を探していたところ、この「教える技術」が目にとまりました。

 

本書は活字が少なめで読みやすく、漫画も組み込まれており、「熱血指導の新米係長」の奮闘記などもあり、色々な意味で楽しめる資料です。

 

「教えるという仕事は、直接何かを生産するというものではありません。しかし、会社や組織や共同体が文化や伝統を発展させて、次の世代につなげていくためには必要な仕事です」という部分は、管理職にとって多くの示唆を含んでいる内容だと感じています。

 

管理職として部下に教えたり、伝えたりすることが多い方は一度本書を手に取ってみてはいかがでしょうか?

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください :-)。https://twitter.com/MPdca 

 

行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術

行動科学を使ってできる人が育つ! 教える技術

 

P.S.「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ」という山本五十六の名言を聞いたことがある方は多いと思います(本当に彼がそう言ったかは微妙という説もありますが…)。

 

実はこれには続きがあります。以下のようなフレーズです。

 

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

 

⇧この部分の方が、管理職にとっては重要な気がしますね :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「熱意」 = 「enthusiasm」>

 

今回出てきた「熱意」を英語にする場合、「enthusiasm」という表現が便利です。

 

私が以前ニューヨークで働いていた頃、何人ものベンチャー・キャピタリストと話す機会がありました。

 

ベンチャー・キャピタリストたちが異口同音に言っていたのは、「Business model is important, but enthusiasm is also essential(ビジネスモデルは大事だが、熱意も不可欠)」ということでした。

 

ビジネスのプレゼンテーションでも、経営者がゴーのサインを出すかどうかは、話の内容よりも担当者の熱意が重要と言われています。

 

日々の仕事にも、熱意を持って取り組みたいものですね :-)。

 
 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 145 "Specific instructions are more important than enthusiasm"】
 

<10 Rules for Teaching>
1. Specific instructions on what to do rather than enthusiasm
2. Whether "taught" or not should be judged by "whether the taught side has learned"
3. In case the result is not good, it is all teaching side's responsibility
4. If you want to teach well, improve your communication skills
5. When teaching, carefully observe the person and grasp the situation of the person
6. Provide just right knowledge to the person
7. Let the person practice what you taught and feedback results
8. Determine the specific goal that you want him/her to be able to do
9. You cannot change the "heart" of the person, but "action" can be changed
10. The goal must be set as "action"

 

One reader of PDCA Diary asked me to introduce the book for coaching and I was looking for the appropriate material.

 

The material to be introduced this time "Teaching Method (Japanese only)" is mentioning a lot of concrete teaching and coaching methods.

 

This book would be very helpful for people those who have to teach or coach team members.

 

Let's function PDCA today!   

 

In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter :-). https://twitter.com/MPdca 

プライバシーポリシー・お問い合わせ