PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 490「話の内容より言い方が重要」/ "How to say is more important than the content of the story"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 490「話の内容より言い方が重要」】

 

世の中には、「憎めない人」という表現があります。

 

同じことを言われて「許せない」と感じる人と、「まあ、しょうがないなぁ」と感じる人がいるのは不思議なものですね。

 

この辺りは、相手の第一印象が影響していることが多いものです。

 

過去のPDCA日記でも紹介した「ザイアンスの法則」によると、人間は自分の好きなタレントがCMに出ている商品やサービスを購入したくなるようにできているとされています。

 

一方、嫌いな芸能人がCMに登場すると、同じ画面に出てくる商品やサービスにも嫌悪感を抱くことが確認されています。

 

 

就職面接などでも、「部屋に入った瞬間に結果は決まる」と言われますが、それだけ第一印象が重要ということですね。

 

今回紹介する資料「本心は顔より声に出る」は「感情表出と日本人」を解説しており、「話の内容より言い方が重要:パラ言語」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「思っていることと、それを口に出したときの感情が同じとは限らない。

 

例えば、『ありがとう』と言われたときに、相手が本当にありがたく思っているのか思っていないのか、判断に迷ってしまった経験は誰にもあるだろう。

 

相手から言葉にとげのある尖った言い方で言われると、よほど鈍感な人でない限り、相手がちっともありがたくはおもっていない、という本心を感知することができる(『有難迷惑だったのか?』)。

 

しかし、嬉しそうに『ありがとう』と言われたけれど、何となくどこかいつもと違うと感じたときには、『いったいこの相手は、本当のところはどう思っているのだろうか?』と疑心暗鬼になり、思い悩んでします。

 

このように、言葉は意味(言語的情報)がわかったとしても、それだけでは相手の意図を正しく理解できないことが少なからずある。

 

それどころか、『言い方』の方が重要な場合もある。

 

言い方次第では、言葉が表す意味とは逆の意味に解釈することが必要になる場合があるからだ。

 

このような発話の際の声の調子や大きさ、話す速さや間の取り方などの非言語メッセージは、パラ言語と呼ばれる。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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本心は顔より声に出る―感情表出と日本人

本心は顔より声に出る―感情表出と日本人

  • 作者:重野 純
  • 発売日: 2020/10/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 今回紹介する資料「本心は顔より声に出る」が述べている通り、円滑な人間関係を構築するためには、「話の内容より言い方が重要」なのでしょう。

 

ただ、言い方よりも「聞き方」の方が重要であることも多かったりします。

 

そう言えば、経営学者のピーター・F・ドラッカーは管理職に対して、「聞け、話すな」と名著「経営者の条件」の中で述べていました :-)。

 

「聞くことが苦手」という人の場合、話し相手が話したくなるような質問を投げかけることで、相手は喜んで話すようになります。

 

人の話をよく聞く人が重要なことを言った場合、「この人の言うことであれば聞いてあげるか」となるものです。

 

ここまで来れば、ビジネス・パーソンとして、色々な作業がやりやすくなるでしょう :-)。

 

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「内容」=「content」>

  

今回出てきた「内容」の英訳は、「content」になります。

 

「話の内容より言い方が重要」を英語にする場合、「How to say is more important than the content of the story」とすればよいですね :-)。  

 

本心は顔より声に出る―感情表出と日本人

本心は顔より声に出る―感情表出と日本人

  • 作者:重野 純
  • 発売日: 2020/10/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 490 "How to say is more important than the content of the story"】

 

The material introduced today "People really speak out from my face (Japanese only)" explains "Emotional expression and Japanese", and the following phrases were impressive in the part "How to say is more important than the content of the story".

 

"What you think is not always the same as when you say it.

 

For example, when someone says 'Thank you', you may have been confused as to whether that person is really grateful or not.

 

When that person says it in a negative way, you can sense the true feeling that he or she is not grateful at all unless you are a very insensitive person.

 

However, when he or she was happy to say 'Thank you', you somehow felt something different.

 

In this way, even if the meaning (linguistic information) of a word is understood, it is often not possible to correctly understand the intention of the other party.

 

On the contrary, 'how to say' may be more important.

 

Depending on how you say it, others may need to interpret it as the opposite of what the word means.

 

Non-verbal messages such as voice tone and loudness, speaking speed, and spacing during utterances are called paralanguage." (Unquote)

 

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