PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,591「正しさのワナ」/ "Correctness Trap"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,591「正しさのワナ」
 

 

自営のコンサルタントとして色々な企業でお世話になると、「聞く耳を持っている経営者」と「自分の意見が絶対であると固く信じている経営者」の2つのタイプに遭遇することになります。

 

聞く耳を持っている経営者」の場合、定量的な数字を見せることで、納得してくれることが多かったと記憶しています。

 

一方、「自分の意見が絶対であると固く信じている経営者」と対峙した場合、数字を見せても、「うちの業界は特殊だから、Mr. PDCA定量分析は当てはまらない」という謎の理屈で、議論が止まってしまうことがありました。

 

今回紹介する資料「わかったつもりは、「読解力がつかない本当の原因を分析しており、「正しさのワナ」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「自らの解釈の『正しさ』を信じたり、『正しさ』を強調することは、他の解釈を排除することにつながりかねません。

 

自らの解釈を押しつけることにもなりかねないのです。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. ドラッカーが「経営者の条件」で、マネージャーに対して「聞け、話すな」と強調していることは、よく知られています。

 

8割聞いて、2割話すくらいが信頼を構築する上では良いと考えられており、自分で考えているよりも、多く相手に話してもらうことが、ビジネスにおいては重要になります。

 

そのためには、「自分は間違っているかもしれない」という柔軟性を持っておくことがポイントになりますね😊。

 

新訳 経営者の条件 (ドラッカー選書)
 

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「正しさ」 = 「correctness」

 

今回出てきた「正しさ」の英訳は、「correctness」になります。

 

正しさのワナ」を英語で表現する場合、「correctness trap」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「ジェネレーション・ハッスル」>

  

本日は、ドラマ「ジェネレーション・ハッスル」を紹介します。

 

 

「ジェネレーション・ハッスル」は「あなたは権力、名声、そして幸運のためにどこまで行きますか?」をキャッチフレーズにしたドキュメンタリー風のドラマです。

 

この番組では、一見行き過ぎに見える熱心な起業家の功績を明らかにしています

 

一種のコメディー番組なのですが、犯罪ノンフィクションとキャラクターの研究を、偽物、詐欺師、揺るぎない野心の新鮮で華麗な物語と組み合わせて、SNS全盛時代における富と地位の無限の追求について考察しています。

 

競争社会に疲れ気味のビジネスパーソンにとって、今回紹介するドラマ「ジェネレーション・ハッスル」はお勧めです。

 

「ジェネレーション・ハッスル 」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介するドラマ「ジェネレーション・ハッスル 」を鑑賞して、「お金は塩水と同じで、飲めば飲むほど喉が渇く」というある富裕層のコメントを思い出しました。

 

 

食べ物とは違い、お金はどれだけあっても「満腹だ」とはなりません(当たり前のことだけれど)。

 

この辺りはバランス感覚になりますが、「お金は塩水と同じである」ということを知っておくことは重要かもしれませんね😊。

 


 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,591 "Correctness Trap"
 

When I was working as a self-employed consultant in various companies, I encountered two types of CEOs.

 

One is the CEO who listens well and the other is the CEO who firmly believes that his or her opinions are absolutely correct.

 

In case of good listening CEOs, I remember that they were often convinced by showing quantitative figures.

 

On the other hand, when confronted with CEOs who firmly believe that his / her opinions are absolute, even if the figures are shown, they never listened to me.

 

The material to be introduced today "You thought you knew it (Japanese only" analyzed "the real cause of poor reading skills" and the following phrases were impressive.

 

"Believing in 'correctness' of your interpretation or emphasizing 'correctness' can lead to exclusion of other interpretations.

 

It can impose your own interpretation." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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