PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 343「化粧をするのは何のため?」/ "What are you doing makeup for?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 343「化粧をするのは何のため?」】

 

外資系化粧品会社で、商品名から「ホワイトニング」を外す動きが広がっています。

 

「Black Lives Matters(黒人の命も重要だ)」運動の影響で、政治的正しさ(Political Correctness)の観点から「ホワイトニング」という名称は適切ではないという考え方が、外資系化粧品会社の間で浸透し始めているからです。

 

日本のSNSでは、「白人に憧れて美白を求めているとは限らない」という意見もあって、議論が巻き起こっています。

 

一方、日本の女性雑誌やアパレル系の広告には白人が多用されている現実があって、色々な意見が交錯している状況です。

 

今回紹介する資料「教授にきいた・・・ コスメの科学」は化粧品を科学的観点から検証しており、「化粧をするのは何のため?」以下フレーズが印象的でした。

 

「ヒトはなぜ化粧をするのだろうか?

 

『きれいになりたいからに決まっているじゃない?』なんて声が聞こえてきそうだが、実はほかにもさまざまな理由があるようだ。

 

口紅、ファンデーション、アイシャドウなどのメイクアップ化粧品については、美しく魅力的に見えるように仕上げて外観の価値を高める『美的有用性』が最も重要な役割としてあげられるが、紫外線や乾燥などの外部刺激から肌を守る『保護的有用性』も無視することができない。

 

さらに、心や身体に働きかけて満足感や安心感、生きがいをもたらす『心理的有用性』も重要視されている。

 

メイクすることによって免疫系や内分泌系が活性化され、精神が高揚するというのだ。

 

実際に、多くの女性が化粧をすると、『さあ、働くぞ!』という活動的な気持ちになることや、高齢者や認知症の患者にメイクをしたら、生き生きとして活動的になったという事例がいくつも報告されている。

 

化粧には私たちの心理と精神、文化がかかわっており、なかなか奥が深い。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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教授にきいた・・・ コスメの科学

教授にきいた・・・ コスメの科学

 

  

P.S. 過去のPDCA日記でも紹介しましたが、ルイ14世の時代のフランスでは、「色の白さが知性の象徴」と考えられていました。

 

一方、現在のフランスでは日焼けしていることが、「バカンスに行ける証明」であり、夏が終わると「これでもか!」と日焼けした肌をフランス人は見せようとするものです。

 

私自身がフランスのビジネススクールで勉強していた頃、フランス人とグループワークをすると、「今日は天気が良いから外でやろう!」と言われて、紫外線がさんさんと降り注ぐ屋外の芝生で「日産とルノーのアライアンス」のケースについて議論したものです(懐かしい!)。

 

「日に焼けていれば焼けているほど美しい」という美意識が浸透しつつあるフランスとは違い、日本では「色の白いは七難隠す」という概念が今でも根強く残っているようです。

 

日本では「美白」という概念が太古からあり、男性でも日傘を利用するなど、「日焼け = 肌へのダメージ」という意識があります。

 

国や地域、時代によって日焼けに対する考え方が変わるのは興味深いですね :-)。

 

  

< Mr. PDCAのボンジュール英語「化粧をする」 = 「do makeup

 

今回出てきた「化粧をする」の英訳は、「do makeup」になります。

 

「化粧をするのは何のため?」を英語で表現する場合、「What are you doing makeup for?」とすればよいですね :-)。 

 

教授にきいた・・・ コスメの科学

教授にきいた・・・ コスメの科学

 

  

  

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 343 "What are you doing makeup for?"

 

The material introduced today "The science of cosmetics (Japanese only)" examines cosmetics from a scientific point of view, and the following phrases were impressive in the part "What are you doing makeup for?"

 

"Why do people do makeup?

 

For make-up cosmetics such as lipsticks, foundations, and eye shadows, aesthetic usefulness is the most important role to enhance the value of the appearance by making them look beautiful and attractive, but external stimuli such as ultraviolet rays and dryness.

 

The protective usefulness of protecting the skin from skin cannot be ignored.

 

In addition, psychological usefulness is also emphasized, which works on the mind and body to bring satisfaction, security, and purpose of life.

 

By applying makeup, the immune system and endocrine system are activated and the spirit is raised.

 

Makeup involves our psychology, spirit and culture, and it is quite deep." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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