PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 411「真の現在を生きられなくなった?」/ "Can't we live the true present?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 411「真の現在を生きられなくなった?」
 
私の最初の仕事は外資系金融機関の営業職だったのですが、最初の上司から「ビジネスはノーと言われた時に始まる」ということを何度も言われました。
 
金融商品の場合、「なくても困らない(生活必需品ではない)」ため、お客様に提案をしても最初は「ノー」と言われることがほとんどでした。

 

「あってもなくてもどちらでもよいもの」を売るのは簡単ではありませんが、私は「ノー」を「イエス」に変えることに情熱を注いでいました。

 

今回紹介する資料「バカとつき合うな」は、「あなたは自由であるべきだ」をキャッチフレーズにしており、「未来に縛られるバカ」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「哲学の議論に、こういうものがあるそうです。

 

近代になってから、『過去~現在~未来』と一直線につながる時間イメージが、大衆にも浸透し一般化した。

 

それ以後、現在という時間を、過去と未来に狭まれた中間点として把握するようになった。

 

つまり、『過去でも未来でもない時間』として、現在を逆算的に理解するようになった。

 

そのことで、近代以降の人間は『真の現在』を生きられなくなったのだと。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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バカとつき合うな

バカとつき合うな

 

 

P.S. 今回紹介する資料「バカとつき合うな」でもう一点面白いと思ったのは、以下の部分でした。

 

「江戸時代、芸人だけは特別に、芸をやれば通行手形がなくても関所を通れたそうです。

 

(芸人は)社会のシステムから外れた例外であって、その代わりに、場所的には社会のどこへでもアクセスできた。」(引用終わり)

 

江戸時代に関所を通る際、芸人はかなり面白いことをしなければならず、今で言う「すべり芸」をする「ニセ芸人」はすぐに見破られたそうです。

 

中世ヨーロッパにおいて、ピエロ(宮廷道化師:jester)には、王様や貴族を風刺する特権が与えられていました。

 

江戸時代の芸人は芸で関所を通り、中世ヨーロッパのピエロは芸で王様を風刺するという、普通の人にはできないことをやっていたわけですが、彼らは彼らなりに「真の現在」を生きていたのでしょうね :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「通行手形」 = 「permission of pass

 

今回出てきた「通行手形」の英訳は、「permission of pass」になります。

 

「江戸時代、素晴らしい芸をやれば、芸人だけは特別に通行手形がなくても関所を通れたそうです」を英語で表現する場合、「In the Edo era, only comedians were able to pass through the checking stations if they performed well even if they did not have permissions of pass」とすればよいですね :-)。     

 

バカとつき合うな

バカとつき合うな

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 411 "Can't we live the true present?"

 

The material introduced today "Keep away from a fool (Japanese only)" has the catchphrase "You should be free", and the phrases below were impressive.

 

"There is something like this in the discussion of philosophy.

 

Since the modern age, the image of time, which is directly connected to 'past-present-future', has spread to the general public and has become popular.

 

Since then, we have come to understand the time of the present as an intermediate point between the past and the future.

 

In other words, we came to understand the present backwards as 'a time that is neither past nor future.'

 

As a result, humans after the modern age cannot live in the 'true present'." (Unquote)

 

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