PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 413「説得ではなく納得?」/ "Convincing rather than persuasion?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 413「説得ではなく納得?」】
 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、私には文章の師匠が何人かいます。

 

日本のコンサルティング業界で伝説的な存在になっている堀紘一氏が、その一人です(もちろん向こうは私の事を知りませんが :-)。

 

 

堀氏は、「金儲けの下手な日本人のためのカジノ論」などを発表しているカジノ通であり、「自分を変える読書術 学歴は学<習>歴で超えられる」で「学歴よりも学習歴」をモットーに、「読書で人生を変えられる」とも述べています。

 

 

今回紹介する資料「心を動かす話し方」は、スピーチの名手として知られている堀氏が、「説得ではなく、納得してもらう」をキャッチフレーズに「伝え方の極意」を解説しており、以下のフレーズが印象的でした。

 

「一度に多くの情報を伝えようとすると、相手に理解できない部分が増えて、消化不良が生じてしまう。

 

相手が知らない情報を4割までにとどめる理由はそこにある。」(引用終わり)

 

相手が知っている情報を6割にして、知らない情報を4割にとどめることによって、「納得」してもらうことを、堀氏は重視しているようです。

 

これは講演だけではなく、朝礼や夕礼のスピーチなどでも使えそうなテクニックですね :-)。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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心を動かす話し方 (SB新書)

心を動かす話し方 (SB新書)

 

 

P.S. 堀氏は今年(2020年)、自身が創業したコンサルティング会社であるドリーム・インキュベータの代表取締役を退任しました。

 

20年以上の長きに渡って堀氏は代表権を持っていましたが、自分から次世代にバトンタッチした形になります。

 

「カリスマ経営者」と呼ばれてしまうと、自分から経営の舞台を降りるのがチャレンジングになりがちです。

 

自分は退任したくても周りが許さないというケースもありますが、堀氏は育成してきた後継者に経営を託しました。

 

私は堀氏と面識はありませんが、著書をほぼ全て読了しています。

 

堀氏は経営の一線から退いた形になりますが、引き続き素晴らしい書籍を出してほしいと考えています :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「消化不良」=「indigestion」>

  

今回出てきた「消化不良」の英訳は、「indigestion」になります。

 

「教授の話が難しく、学生は消化不良を起こした」を英語にする場合、「The professor's story was difficult, so the students had indigestion」とすればよいですね :-)。

 

心を動かす話し方 (SB新書)

心を動かす話し方 (SB新書)

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 413 "Convincing rather than persuasion?"】

 

Mr. Koichi Hori is a legendary consultant in Japan and he is also a well-known speaker.

 

The material to be introduced today “How to speak to move others (Japanese only)” has a catchphrase that "Agreement rather than persuasion" and the following phrases were impressive.

 

“If you try to convey a lot of information at once, the number of parts the audience can't understand will increase and indigestion will occur.

 

That's why information that the audience does not know should be limited to 40%." (Unquote)

 

Mr. Hori seems to place an emphasis on “convincing” by making 60% of the information the audience knows and 40% of the information they don't know.

 

This is a technique that can be used not only for lectures but also for speeches at morning meetings :-).

 

Let's function PDCA today!   

 

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