PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 673「ゴタゴタへの備え」/ "Preparation for Troubles"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 673「ゴタゴタへの備え」】
 

今回紹介する資料「起業家2.0」は「次世代ベンチャー9組の物語」を解説しており、起業家がどのようなプロセスを経て現在の状況に上り詰めたかを生々しく述べています。

 

「資金もオフィスも、実のところ大した問題ではない」と言い切るなど、今回紹介する資料「起業家2.0」は起業家に限らず、ビジネスパーソンにとって参考になる内容が多いです。

 

2005年のライブドア事件で影響を受けた当時のライブドア役員達が、その後どのような動きをしたかなども「起業家2.0」に記述されています。

 

ゴタゴタに巻き込まれるリスクは誰にでもあるため、それに備える資料としても貴重だと感じました。

 

当たり前ですが、ビジネスをやっていると、色々なゴタゴタに巻き込まれることがあります。

 

ゴタゴタにどう対応するかは人それぞれだと思いますが、余りにも状況がチャレンジングな場合、逃げ出すということも一つの方法であると私は考えています。

 

体調を崩したり、「楽しくない」と感じながら働くことが一番非効率であり、そうなるまえに逃げ出すというオプションがあることを知っておくのは重要ですね😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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起業家2.0―次世代ベンチャー9組の物語

起業家2.0―次世代ベンチャー9組の物語

 

 

P.S. そういえば、私の前職の日本法人社長が倫理について、以下のようなことを言っていました。

 

「すぐに問題を報告した場合、それは我々(会社側)の問題である。(If you report a problem right away, it's our (company side) problem.)

 

すぐに問題を報告しなかった場合、それはあなたの問題である。(If you don't report the problem right away, it's your problem.)

 

報告をしなかった場合、あなた自身が問題である。(If you don't report, you're the problem.)」(私の前職の日本法人社長コメント終わり)

 

これは、的を射た名言だったと今から考えても思いますね😊。

 

私の前職の金融機関では、2008年の金融危機を受け、全社的に「倫理(Ethics)」に関する研修が始まりました。

 

金融危機以前、多くの外資系金融機関は「利益さえ出せば何をしても良い」という強欲さが蔓延した結果、お客様のためにならない無理な取引を繰り返して壊滅的な状態をもたらしました。

 

行き過ぎた強欲さによって、数百億米ドル(数兆円)という天文学的な損失につながり、政府からの公的資金がなければ、資金繰りが行き詰るという大きなチャレンジに陥ったのです。

 

その後、私の前職の本部があるニューヨークに最高倫理責任者(Chief Ethics Officer)が設置されました。

 

当時の最高経営責任者(CEO)が世界中のオフィスを訪問して、「倫理(Ethics)」の重要性を説き続け、倫理違反には実際に厳しく対処していました。

 

また、人事評価基準に新たに「コンプライアンス」項目が設けられました。

 

これにより、社内の雰囲気はかなり変わったことを覚えています。

 

金融危機を通じて感じたことは、いくら口で言っても状況を変えることは難しいということでした。

 

企業文化を変革する場合、根本的な仕組みを整備しない限り、従来のやり方や考えを修正することはできないということです。

 

金融危機が発生した2008年から2009年にかけて、私の前職では大規模な人員削減が行われました。

 

当時は、私の同僚の3割がいなくなるなど、かなりチャレンジングな局面でした。

 

ただ、この時の経験は、2016年に私が独立してコンサルタントになった際にかなり役立ちましたね😊。

 

 <Mr. PDCAのボンジュール英語「備え」=「preparation」>

 

今回出てきた「備え」の英訳は、「preparation」になります。

 

「ゴタゴタへの備え」を英語にする場合、「Preparation for troubles」とすればよいですね😊。

 

起業家2.0

起業家2.0

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 673 "Preparation for Troubles"】

 

The material "Entrepreneurs 2.0" introduced this time explains "9 stories of next-generation venture companies", and vividly describes how entrepreneurs went through the process to reach the present situation.

 

This book is useful not only for entrepreneurs, but also for business persons, because it is saying that "Finance and office are not really big deals for business".

 

Everybody has a risk of getting caught up in a mess, so I felt it was a valuable resource for preparing for it.

 

When you are doing business on your own, you may get caught up in various mess.

 

I think it's up to each business person to deal with the mess, but if the situation is too challenging, I think running away is one way to do it.

 

It's important to know that working while feeling sick or "I am not having fun" is the most inefficient for your career, and you have the option of running away before that happens 😊.

 

Let's function PDCA today!   

 

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P.S. By the way, my former employer's President of the Japanese corporation said the following about ethics.

 

"If you report a problem right away, it's our (company side) problem.

 

If you don't report the problem right away, it's your problem.

 

If you don't report, you're the problem."

 

I think this was a nice saying 😊.

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