PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 711「きっちり系とだらしな系」/ "Neat & Sloppy"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 711「きっちり系とだらしな系」】

 

「スティーヴ・ジョブスは几帳面で気難しい人間で、部下が目標やスケジュールから少しでも逸脱したら、激しく叱りつけることで知られている。

 

一方のビル・ゲイツは、部下の自主性を尊重し、たとえ問題が生じたとしても、さまざまなやり方を試すことを推奨している。スケジュールの遅れや予定変更にもずっと寛容だ。」(引用終わり)

 

今回紹介する資料「だらしない人ほどうまくいく」は、予定通り物事を進めようとする「きっちり系」の人達は多くの手間とコストを払っており、だらしなく過ごしている「だらしな系」の方が楽しく人生を送れると述べている興味深い本です。

 

アップルのCEOだったジョブスは、自由奔放な「だらしな系」スタイルのマネジメント手法を取っていたかと思いきや、実は「きっちり系」の管理方法を採用していたことが今回紹介する資料「だらしない人ほどうまくいく」で説明されています。

 

「アップルは新製品が完成するまで情報をいっさい外部に漏らさないし、それを発表する際には、完璧なものとして大々的に宣伝する。

 

一方のマイクロソフトは、情報をことさら隠すこともなく、バグだらけの製品をとにかく売りだしてから修正や変更や微調整を加え、ユーザーにもっとも支持される形に仕上げていく。」(引用終わり)

 

「きっちり系」と「だらしな系」のどちらが良いかは意見が分かれるところですが、私はビジネスにおいては「きっちり系」でプライベートにおいては「だらしな系」と自分では考えています。

 

休日や旅先では基本的に予定を細かく入れないため、「プロジェクト管理の専門家とは思えない!」と周辺からクレームを受けることがしょっちゅうあり、「仕事以外の時くらいプロジェクト管理から解放させて欲しい」という切実な想いは中々通じないようです(苦笑)。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください😊。https://twitter.com/MPdca 

 

だらしない人ほどうまくいく

だらしない人ほどうまくいく

 

 

P.S. 私は2016年に銀行を退職したのですが、その後、しばらくハワイに滞在していました。

 

ハワイに行く前に私は、「ホテルとビーチでゆっくりしたい。ワイキキでは何も予定を入れたくない」と提案したところ、周りから強硬な反対を受けました。

 

私は一時期ハワイに住んでいたことがあるため、案内役を期待されていたのです😊。

 

私はワイキキで朝から晩まで色々な場所を連れ回されていた時、プライベートでも「きっちり」したい人が多いのだなと痛感しました。

 

私の義理の弟はイタリアン・レストランのオーナーシェフですが、家で彼は一切料理をしていません。

 

彼と話が合うような気がするのは、私と同じくビジネスは「きっちり系」、プライベートは「だらしな系」というスタイルを彼が貫いているからのような気がします。

 

ビジネスでもプライベートでも「きっちり」することに疲れ気味の方は本書を手に取り、「時にはだらしな系になっても良いのだな」と感じてみて、家や旅先でゴロゴロされてはいかがでしょうか(私はオフィス外では常に「だらしな系」!)。

 

P.S.2. だらしな系の例として、今回紹介する資料「だらしない人ほどうまくいく」の「海兵隊の作戦行動」に関する記述が興味深かったので紹介しておきます。

 

「(海兵隊の)事前の戦略会議は、計画の練り直しという二度手間を避けるため、つねに任務遂行の直前に行なわれる。

 

指示は個別具体的に出されるのではなく、大まかな目標や禁止事項に限定される。状況が時々刻々変化する戦場で、特定の作戦行動に縛られるのは、うまいやり方とは言えない。」(引用終わり)

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「几帳面な」 = 「meticulous」>

 

今回出てきた「几帳面な」を英語にする場合、「meticulous」という表現が便利です。

 

「Meticulous」はビジネスの現場でも時々登場する単語であり、「きめ細かい」というニュアンスも含んでいるため、人の性格を表す際に用いられることが多いですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「のの湯」>

  

本日は、奈緒主演のドラマ「のの湯」を紹介します。

 

 

原作は漫画「のの湯」であり、こちらも面白かったですね😊。

 

 

ドラマ「のの湯」の主人公である鮫島野乃(さめじまのの:奈緒)は、浅草で人力車の車夫をしています。

 

人力車は200kg以上の重さがあり、仕事終わりに銭湯に行くことを野乃は楽しみにしています。

 

野乃は行きつけの銭湯で、下宿屋「湯気荘」で入居者を募集していることを知り、応募します。

 

湯気荘に風呂はないのですが、オーナーが銭湯を経営していることから銭湯に入り放題であり、野乃は入居を決断します。

 

ドラマ「のの湯」では、東京を中心に実在する銭湯が紹介されており、私自身も訪れた銭湯がいくつかありましたね♨。

 

浅草近郊に住んでいるビジネスパーソンにとって、今回紹介するドラマ「のの湯」はお勧めです。

 

のの湯」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】私は人力車に乗ったことがないのですが、今回紹介するドラマ「のの湯」をみると、車夫である野乃の生活から人力車について勉強することができます。

 

車夫は人力車を上げる時と下げる時、顧客の方を振り向くことになっているそうです。

 

こうすることで、顧客は安心感を得られるとのことです。

 

読書も役に立ちますが、映画やドラマを鑑賞することで、ビジネスの話のタネができますね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 711 "Neat & Sloppy"】
 

"How do you know that the things you are excluding from your life as time wasters are really time wasters if you're excluding them from your life?" (Unquote)

 

I have found the book "A Perfect Mess" in the library when I was looking for project management related materials.

 

According to this book, Steve Jobs was very meticulous and he was always upset when his subordinates' goal and schedule were late a bit.

 

On the other hand, Bill Gates respected the autonomy of his subordinates.

 

Even if problems occurred, he was tolerant of schedule delays and changes.

 

"A Perfect Mess" recommends us to be a "sloppy person" rather than a "exact person", because things don't go well all the time.

 

In case you are tired to be "exact", you can read this book and had better take a day off to be "sloppy" (laughs).

 

Let's function PDCA today!   

 

In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter😊. https://twitter.com/MPdca 

 

プライバシーポリシー・お問い合わせ