PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 749「緊張は伝わっていない」/ "Tension is not transmitted"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 749「緊張は伝わっていない

 

過去のPDCA日記で、「自分が思っているほど他人は自分のことを気にしていない」ことをお伝えしました。

 

「他人は自分のことを気にしていない」ことを認識しておくことで、多くの悩みは解決されるような気がしています😊。

 

 

また、ビジネスやプライベートにおける失敗についても、「知っているのは自分だけ」だったりします。

 

プレゼンで内容を間違えたり、業務でミスをしてしまうと、結構落ち込んでしまったりするものですよね。

 

ただ、自分が間違えたことについて、気にしているのは自分だけであり、他人はそこまで気にしていません。

 

一方で、時間に遅れたり、失礼な言動を取ってしまうと他人はいつまでも覚えているものです。

 

この点を意識しておくと、日々の生活が変わるかもしれませんよ😊。

 

今回紹介する資料「対人関係の心理学」は、「ココロを知れば人づきあいがラクになる!」をキャッチフレーズにしており、「緊張は意外と伝わっていない」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「人前で話すときには、程度の差こそあれ誰しもが緊張するものですが、話し手が思っているほど聞き手に緊張は伝わらないのです。

 

このように自分の主観的な状態が相手に伝わっていると思い込んでしまう傾向を『透明性の錯覚』と呼びます。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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マンガでわかる! 対人関係の心理学

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P.S. 今回紹介した資料「対人関係の心理学」が述べている「透明性の錯覚(自分の主観的な状態が相手に伝わっていると思い込んでしまう傾向)」は、知っておく価値があると感じています。

 

「透明性の錯覚」の典型例は、「飲み会に行かないことで、『付き合いの悪い人』と思われないだろうか」という思い込みでしょうね。

 

また、残業をせずに定時に退社することで、「『あの人だけ早く帰っている』と思われないだろうか」と感じてしまうかもしれませんが、他人は自分のことを気にしていないものです。

 

「飲み会に行かないこと」や「残業をしないこと」だけではなく、プレゼンなどで自分が緊張していることも他人は気にしていませんので、明るく楽しく生きることが重要ということですね😊。

 

プレゼンでどうしても緊張してしまうという人の場合、一方的に説明をするプレゼンではなく、聞き手に対して最初に質問するスタイルを取るとよいかもしれません。

 

プレゼンの前半で聞き手に質問を行い、会話のキャッチボールをしたうえで説明に入ることで、気持ちを落ちつけられる可能性があります。

 

私自身、プレゼンをする場合、自分が一方的に話をするというスタイルは取りません。

 

聞き手に質問をしながらプレゼンを進めることによって、聴衆も説明に興味を持ってくれますし、何より居眠りをする人がいなくなります😊。

 

私自身、大学院ではケース・メソッド授業という形態の授業を受けました。

 

ケース・メソッド授業では、ファシリテーターと呼ばれる教員が議論のサポートをしますが、学生の意見を聞きながら、他の学生の考えを引き出す役割を担います。

 

面白いことに、大学院生活の2年間、私は授業中に一度も居眠りをしませんでした。

 

ビジネススクールの場合、1,000を超えるケースを読みこみ、議論を重ねます。

 

1,000個以上のケースについて議論をしてきたことによって、「あれ、この状況はいつか見たことがあるぞ」と実際のビジネスにおいて、デジャブに遭遇することが結構あったりします😊。

 

ただ、ビジネススクールを卒業したとしても、ビジネスで成功するとは限りません。

 

ビジネススクールの場合、卒業生が広告塔ということもあってか、ビジネス界で活躍している人が多いです。

 

ビジネススクールは、「この世で最も幸せな世界」と考えられています。

 

ビジネススクールに来ている人達は、ビジネスである程度の成功を収めており、2年間学生に戻る経済的な余裕があって、大学院の試験を突破する能力も持ち合わせています。

 

「この世で最も幸せな世界」で2年間過ごすと、いつの間にか自分自身も幸せになってしまうから不思議なものですね。

 

「朱に交われば赤くなる」とはよく言ったもので、皆様もビジネスやプライベートでチャレンジに直面している場合、「幸せな人達に囲まれて生活しているか」という観点から生活を見直してみるとよいかもしれませんね😊。

  

 < Mr. PDCAのボンジュール英語「緊張」 = 「tension」>

 

今回出てきた「緊張」の英訳は、「tension」になります。

 

「緊張は伝わっていない」を英語にする場合、「Tension is not transmitted」とすればよいですね😊。

 

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PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 749 "Tension is not transmitted"
 

In the past PDCA diary, I introduced that "Others don't care about you as much as you think."

 

I suppose that recognizing this principle will solve many challenges.

 

The material introduced today "Psychology of Interpersonal Relations (Japanese only)" has a catchphrase of "Knowing the heart will make it easier for people to contact others!" and the following phrases in the section "Tensions are not surprisingly transmitted" were impressive.

 

"Everybody is more or less nervous when speaking in public, but less so than the speaker thinks.

 

This tendency to assume that your subjective state is being transmitted to others is called the 'Illusion of Transparency'." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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