PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,157「育った場所で変わる」/ "Depends on where you grew up"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,157「育った場所で変わる」】

 

ある日のPDCAカフェで、「Mr. PDCAは、どういうテーマの本を選んでいるのですか?」と聞かれたことがありました。

 

「テーマはなく、読みたいものを読んでいます」が、私からの回答でした。

 

時折、「どういう本を読むと、ビジネスのためになりますか?」と聞かれることもありますが、私は「漫画を含めて、どんな本でもビジネスの役に立ちます」と伝えています。

 

ただ、私は生物学の本が特に好きで、色々なジャンルの書籍を読み漁っています。

 

生物学の本に目を通すことで、動物の進化を辿(たど)ることができ、記載内容がビジネスでの生き残り方に、活用できると考えているためです。

 

当たり前ですが、人間も動物です。

 

過酷な自然界に生息する動物の歴史を勉強することで、資本主義社会において人間が生き残っていく方法を探れると私は考えています😊。

 

人間と自然界に生息する動物の違いとして、一卵性双生児が生まれる確率があります。

 

人間の場合、自然妊娠で双子が生まれる確率はおよそ1.25%です(80回に1回)。

 

また、双子の中で一卵性双生児が生まれるケースは約3分の1を占めています。

 

一方、人間以外の野生動物で、一卵性双生児が生まれることはほとんどありません。

 

常に一卵性の四つ子を産むことが確認されているココノオビアルマジロは、例外的な存在であると考えられています。

 

自然界で一卵性双生児が少ない理由として、胎盤の中に2つ以上の個体がある場合、栄養が分散されることが挙げられています。

 

動物の場合、出産時の死亡率が高く、一卵性双生児が生まれてしまうと、その後の生存確率を下げてしまう可能性があります。

 

人間の場合、先進国においては医療が発達しており、親の保護も期待できるため、出産時の死亡率が下落しています。

 

このことも、人間の一卵性双生児誕生比率上昇に影響を与えているようです。

 

ただ、一卵性双生児であっても、別の家庭で育つと全く違う人間に育つことが確認されています。

 

今回紹介する資料「わたしたち、海でヘンタイするんです。」は「海のいきもののびっくり生態図鑑」をキャッチフレーズにしており、「育った場所で全部変わります」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「同じ種類なのに、海で成長するか川で成長するかで、大きさも顔つきも模様も、さらに名前まで変わってしまう魚がいます。

 

海に下る個体は、幼魚の頃の大きな斑紋(はんもん)が消えて銀色に。

 

最大70センチほどの大きな体に成長し、サクラマスと呼ばれます。

 

一方、一生を川で過ごす個体は、成長しても斑紋が残ることが多く、体長は30センチほど。

 

こちらはヤマメと呼ばれます。

 

海で成長したサクラマスのメスは、春に生まれ育った故郷の川に戻って産卵し、一生を終えます。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 今回紹介した資料「わたしたち、海でヘンタイするんです。」で登場したヤマメは川魚として知られており、川釣りで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

私自身、ヤマメを食べたことはありますが、海で育つとサクラマスになることは初めて知りました。

 

川釣りは海釣りに比べて難易度が高いと言われていますが、子供で魚を取る手法は存在します🐡。

 

魚がいそうなところの大きな石に向かって石を投げ、周りにいる魚が脳震盪(しんとう)を起こして浮いてくるところを狙って捕獲する方法です。

 

地方で住んでいた方はご存じかもしれませんが、これであれば釣り竿が不要であるため、石さえあれば魚を取ることができます。

 

無人島に遭難した場合に使えるサバイバル術かもしれませんね😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「脳震盪」=「concussion」>

 

今回出てきた「脳震盪」の英訳は、「concussionになります。

 

「彼は脳震盪を起こした」を英語にする場合、「He caused a concussion」とすればよいですね😊。

 

      

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,157 "Depends on where you grew up"

 

One day at PDCA cafe, I was asked that "What kind of book do you read, Mr. PDCA?"

 

“There is no theme, I am reading what I want to read” was my response.

 

Occasionally, people are asking me that "What kind of books are useful for business?"

 

I am replying that "Any books, including comics, can be useful for business."

 

Especially, I like biology books and have been reading a variety of genres.

 

By looking through the biology books, we can follow the evolution of animals and I believe that the contents are linked to how we survive in business.

 

The material introduced today "We hang out in the sea (Japanese only)" has a catchphrase that "Amazing ecological picture book of sea creatures", and the phrases below in the part "Change everything depending on where they grew up" were impressive.

 

"There are fish of the same type, whose size, face, and pattern also change depending on whether they grow in the sea or in the river.

 

Individuals descending to the sea grow to a large body of up to 70 cm and are called cherry salmon.

 

On the other hand, individuals who spend their entire lives in a river are about 30 cm long and are called trout.

 

Females of the cherry salmon that grew up in the sea return to their native river, which was born and raised in spring, to lay eggs and finish their lives." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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