PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,158「選択肢があるから考える?」/ "People think because they have options?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,158「選択肢があるから考える?」】

 

転職で悩んでいる方とお話することがありますが、これは嬉しい悲鳴でもあります。

 

転職先がない人にとっては、今の職場に留まるという選択肢しかないためです。

 

今回紹介する資料「IDENTITY」は「尊厳の欲求と憤りの政治」をテーマに取り上げており、以下フレーズが印象的でした。

 

「現在のアイデンティティ概念は、古来の伝統的な人間社会では生まれることはなかった。

 

人類史上、過去1万年のほとんどの期間には、大多数の人間は固定された農業共同体に暮らしていた。

 

そのような社会では、社会的役割は限定され固定されていた。

 

年齢と性別によって厳密に階層が決まっており、全員が同じこと(農業あるい子育てや家事)をして暮らしていたのである。

 

限られた友人や隣人とともに、ひとつの小さな村で生涯ずっと過ごし、宗教や信仰はみんな同じだった。

 

社会の流動性はほぼ皆無で、村から離れたり、違う職業を選んだり、親が選んだ相手以外と結婚したりすることはできなかった。

 

そのような社会には、多元性も多様性も選択肢もない。

 

選択肢がないのだから、『ほんとうのところ自分はだれなのか』などと考え込むこともない。

 

内なる自己を形づくる特徴はすべて固定されている。

 

村から逃げ出して別の村へ行くことで、それに反抗することもできるかもしれないが、逃げた先の村でも結局、まったく同じように制限された社会空間に閉じ込められることになる。

 

個人の外側にあって人の選択を制限する『社会』という概念は存在せず、その社会よりも内なる自己に価値を置くこともない。」(引用終わり)

 

上記の「村」を「多様性のない会社」に置き換えても、違和感ないことに気づいてしまいました。

 

私が以前いた金融業界がそうかもしれませんが、「全員が同じ服装で同じ髪型、同じ言葉を話す組織」に長期間いてしまうと、自分に選択肢があることを忘れてしまいがちです。

 

今回紹介する資料「IDENTITY」を読んで、私が銀行員時代に「会社にしがみつくしかない」とコメントした人がいたことを思い出しました。

 

今はインターネットがあるため、会社にしがみつかなくても楽しい生活が送れると私は考えています😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください😊。https://twitter.com/MPdca   

 

 

P.S. 「選択肢があるから考える」ということは色々なことに該当し、富裕層はお金があるから様々な相続方法を検討することになります。

 

「金持ちケンカせず」という諺(ことわざ)がありますが、以前富裕層向けの金融商品を販売していた私からすると、「金持ちケンカしまくり」という感覚です。

 

金融資産10億円以上ある人の場合、あちこちから怪しげな話が持ち掛けられたりすることもあります。

 

このような背景も、「金持ちケンカしまくり」の要因かもしれませんね😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「選択肢」=「option」>

 

今回出てきた「選択肢」の英訳は、「optionになります。

 

「彼女には多くの選択肢があった」を英語にする場合、「She had many options」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「聖者たちの食卓」>

  

本日は、ドキュメンタリー映画聖者たちの食卓」を紹介します。

 

 

映画「聖者たちの食卓」は、毎年およそ10万食を無償提供するインド・シク教の総本山・黄金寺院(ハリマンディル・サーヒブ)に焦点を当てています。

 

ヒンドゥー教をご存じの方は多いと思いますが、シク教を信じるシク教徒はインドにおいて、ヒンドゥー教に比べて少数派です。

 

ただ、シク教徒には富裕層が多いという特徴があり、社会的に成功している人が多数います。

 

シク教では、ターバン着用が戒律になっていることから、インドの陸軍では軍帽の代わりに「制式ターバン」が定められているとのことです。

 

また、インドの旧宗主国であるイギリスにおいて、シク教徒がバイクに乗る際はヘルメット着用を免除されています。

 

この辺りのことを意識しながら、今回紹介する映画「聖者たちの食卓」を鑑賞すると、また違った味を感じられるかもしれませんね😊。

 

インド料理が好きなビジネスパーソンに、今回紹介する映画「聖者たちの食卓」はお勧めです。

 

聖者たちの食卓」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】インドに旅行する場合、ペットボトル以外の水を口にしてはいけないと先人たちは言います。

 

水道水などを口にすると、胃腸を壊しやすいからです。

 

今回紹介する映画「聖者たちの食卓」の食事は非常に素晴らしいですが、私はお腹を壊しそうな気がしました😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,158 "People think because they have options"

 

The material introduced today "Identity" has a theme of "The Demand for Dignity and the Politics of Resentment", and the following phrases were impressive.

 

"The current concept of identity never came into being in traditional human societies of ancient times.

 

In human history, for most of the last 10,000 years, the vast majority of humans lived in fixed agricultural communities.

 

In such a society, the social role was limited and fixed.

 

The hierarchy was strictly determined by age and gender, and everyone lived on the same things.

 

They spent the rest of their lives in a small village with their limited friends and neighbors, and all had the same religion and faith.

 

There was almost no liquidity in society, and it was impossible to leave the village, choose a different profession, or marry someone other than the one the parent chose.

 

In such a society, there is neither pluralism, diversity nor option.

 

They have no option, so they don't really think about who they are.

 

All the features that shape the inner self are fixed.

 

They might be able to rebel against it by fleeing the village and going to another village, but the village they fled to would eventually be trapped in exactly the same restricted social space.

 

There is no concept of 'society' that is outside the individual and that limits the options of the person, and does not value the self within the society." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter😊. https://twitter.com/MPdca 

 

Identity: The Demand for Dignity and the Politics of Resentment

Identity: The Demand for Dignity and the Politics of Resentment

 
プライバシーポリシー・お問い合わせ