【PDCA日記 Vol. 1,456「最適な興奮レベル」】
PDCAカフェに来る方の中で、「仕事に情熱を持つことができない」という悩みを吐露されるケースが結構あります。
職場の悩みの多くは人間関係であるため、「何をするかよりも誰とするかが重要」とはよくいったものの、実際には「どうすることもできない」環境にある人もいるようです。
今回紹介する資料「逆境を突破する技術」は、「「折れない心」を科学的に習得する極意」を紹介しており、「最適な興奮レベルに入る」部分の以下フレーズが印象的でした。
「レジリエンス（耐性）を高めるためには、最適な興奮レベルを維持する必要があります。
レジリエンスが最も優れているのは、柔軟性を持ち、中間的な興奮レベルに照準を合わせる能力を持つ人たちです。
ゾーン研究の世界的権威である米国の倫理学者、ミハイ・チクセントミハイ博士は、『ゾーンに入ると、以下のような感覚を覚える』と主張しました。
・時間を忘れるほど活動に集中できる。
・環境と自分が一体化しているような気になる。
・行動を調節しながら、次々に新たな状況に対応できる。
これをゾーン理論といいますが、このような何をやってもうまくいくゾーンは誰にでも訪れます。」（引用終わり）
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
PDCA日記が更新されたら通知が欲しいという方がいましたので、そのような場合は Twitter をご利用ください :-)。https://twitter.com/MPdca
逆境を突破する技術 「折れない心」を科学的に習得する極意 (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 児玉光雄
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2017/08/17
- メディア: 新書
- この商品を含むブログを見る
P.S. 今回紹介した資料「逆境を突破する技術」は、「時間を忘れるほど活動に集中できる」ことが「ゾーンに入るコツ」だと説明しています。
私自身、PDCA日記で「仕事が楽しい」とお伝えしていますが、本書が唱えている「ゾーン」を感じることが結構あります。
ただ、「プロジェクト管理の仕事が好きでゾーンに入った」というよりは、「ゾーンに入ることを経験したことでプロジェクト管理の仕事を好きになった」という方が正確であるように感じています。
2011年に私がプロジェクト管理を始めてから、ゾーンに入ることを繰り返していく内に、「あなたはこの仕事が向いている」と周りから言われることが増えたことを覚えています。
皆様も異動などで、「なぜ自分がこの仕事を？」を感じることがあるかもしれません。
そんな時でも、ゾーンに入るくらい目の前の仕事に集中することで、私のように天職を掘り当てる（？）機会に恵まれるかもしれません。
当たり前のことですが、目の前の仕事に集中することが、何よりも重要ということですね :-)。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「最適な」=「optimal」＞
今回出てきた「最適な」の英訳は、「optimal」になります。
「スポーツ選手であってもビジネスパーソンであっても、最適な興奮レベルが最高のパフォーマンスを導きだしてくれる」を英語にする場合、「Whether you are an athlete or a business person, the optimal excitement level will lead you to the best performance」とすればよいですね :-)。
There are quite a few cases when people who came to PDCA cafe were mentioning that they couldn't have a passion for work.
Although most of the challenges at work are related to human relationships, it is often said that “Working with whom is more important than what to do”.
The material to be introduced today “Skills that break through challenges (Japanese only)” explains “Scientific Mastery of Unbreakable Mind" and the following phrases were impressive in the part of “Entering the optimal excitement level”.
“To increase resilience, we need to maintain an optimal level of excitement.
The best resilience is those who are flexible and have the ability to aim at an intermediate level of excitement.
Dr. Mihaly Csikszentmihalyi, a US ethicist who is the world authority on zone research, insisted that 'People feel the following senses when they enter the zone'.
・ The more people forget their time, the more they can concentrate on their activities
・ People feel like they are integrated with the environment.
・ Respond to new situations one after another while adjusting behaviors.
This is called the zone theory, but anyone can visit a zone no matter work they are engaged in." (Unquote)
Let's function PDCA today!
In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter :-). https://twitter.com/MPdca
