PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,546「相手の言葉の文脈を読み取る」/ "Read the context of others' words"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,546「相手の言葉の文脈を読み取る」】

 

「あなたの小学校1年生のお子さんが学校から嬉しそうに自宅に走って帰ってきました。

 

『お父さん、お母さん、今日ね、僕、宿題やっていかなかったんだけど、担任の平田先生、全然怒らなかったんだよ!』と言ったとします。なんと答えますか?」(引用終わり)

 

上記は今回紹介する資料「強く生きるノート:考え方しだいで世界は変わる」の内容で、「相手の言葉や気持ちを受けとめる」項目部分です。

 

「『子供の年齢や状況にもよりますが、子供に宿題やらなきゃダメよ』と注意したら、子供はキョトンとした顔で、『僕、宿題の話はしてないよ。平田先生の話をしているんだよ。なんで怒っているの?』と言い、『両親は自分のことを理解しようとしていないんだなあ…寂しいな…』と思います。

 

『嬉しそうに走って帰ってきた!』のがポイントです。子供が本当に、お父さんお母さんに伝えたかったことは何だと思いますか?

 

たぶん『平田先生は、優しい先生だ』という気持ちを伝えたかったから、一生懸命走って帰ってきたんだと思います。

 

もちろん教育や子育てに絶対的な解答はありませんが、このように『まず、相手の言葉や気持ちを受けとめる』のがいいコミュニケーションだと言われています。

 

そうするとこの場合、まず、子供の気持ちを受けとめるために『平田先生優しいね、怒られなくてよかったね。でも明日は怒られるかもよ。明日は宿題の提出ないの?』といった答え方をするのがいいとされています。」(引用終わり)

 

今回はかなり引用が長くなりましたが、「いいコミュニケーションとは、まず相手の言葉の文脈を読み取って、それを受けとめているよと伝えることです」と強調する本書は、色々な示唆に富んでいると感じています。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. ビジネスを円滑に回していくためには、「強く生きるノート:考え方しだいで世界は変わる」が唱えているように「相手の言葉の文脈を読み取る」ことがポイントになると感じています

 

営業担当者であれば顧客の言葉の文脈を読み取り、人事担当者であればスタッフの言葉の文脈を読み取り、管理職は部下の言葉の文脈を読み取ることが必要になってきます。

 

相手の言葉の文脈を読み取る具体的な方法として、「相手が話したいことを質問してみる」ということがあります。

 

「相手が話したいこと」は必ずしもビジネスに関係している必要はなく、雑談の形で相手が嬉しそうに話してくれることだと私は考えています :-)。

 

私が営業の仕事をしていた頃、最初の上司だったKさん(久々の登場!)は、「顧客と商品以外の話をしろ」といつも言っていました。

 

私が売っていたのは、金融商品であり、基本的に競合他社と商品・サービスの差がありません。

 

車や消費財の場合、人によって好みがあり、デザインや使い勝手に差があり、商品・サービスに違いが生じます。

 

金融商品の場合、株式や債券などの伝統的な商品はもちろんですが、デリバティブなどの派生商品であっても、会社によって違いはありません。

 

なぜなら、私が勤めていた銀行も、競合の外資系証券会社も、商品・サービスの調達先は同じ金融市場であるためです。

 

そのため、金融商品営業の場合、顧客に好かれるかどうかが最重要になってきます。

 

「Mr. PDCAの言っていることだから買うよ」という感じて、顧客の懐にいかに飛び込むかがポイントになるわけです。

 

どのような商品・サービスであっても原理は同じだと思いますが、金融機関で商品・サービスを売っている人はこの点を意識するとよいかもしれません。

 

外資系金融機関が転職社会である背景には、この辺りの点もあるのではないかと、私は密かに感じています。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「文脈」 = 「context」>

 

今回出てきた「文脈」の英訳は、「context」となります。

 

「Context」には「前後関係」や「状況」という意味も含まれていますが、文章に関する内容についての言及の場合、「文脈」というニュアンスになります :-)。

 

 
 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,546 "Read the context of others' words"】
 

"Your child in the first grade of elementary school ran happily home from school.

 

"Dad, Mom, today, I did not do my homework, but my homeroom teacher, Mr. Hirata, did not get angry at all! "

What will you answer?"

 

The above is the content of the material to be introduced this time "Contents living strongly (Japanese only) ".

 

Of course, there is no absolute answer for education, but this book emphasizes that "accepting the other's words and feelings is good communication".

 

Then in this case, first of all, in order to accept the feelings of the child, you had better mention the following sentence to your child according to this book.

 

"Mr. Hirata is gentle, isn't he? I'm glad he did not get angry, but tomorrow may be different. Will not you hand in your homework tomorrow?"

 

Let's function PDCA today!   

 

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