PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,629「市民が政党に所属する国」/ "Common-law marriage is similar to legal marriage"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,629「市民が政党に所属する国

 

私はフランスに留学していた時に、北欧の知り合いのところに遊びにいったことがあります。

 

2010年10月のことで、パリからスウェーデンストックホルムに向かう飛行機では、キャビンアテンダントの人達が革のブーツ履いていました。

 

よく磨かれたブーツを見ながら、私は「どうして全員ブーツを履いているのだろう?」と思っていましたが、現地に到着すると理由が分かりました。

 

私は北欧の街をスニーカーで歩いていたのですが、これが寒いのなんの!

 

キャビンアテンダントの人たちが履いていた革のブーツは防寒のためであって、10月の時点で既に氷点下に近い北欧で私は霜焼けと格闘することになったのでした。

 

日本では秋の季節でしたが、北欧は恐ろしく寒くなっていたのでした(7月か8月に行くべき!高いけれど😊。

 

また、10月の北欧は、15時くらいに日が沈んでいました。

 

正午12時でも太陽が高いところにのぼらず、不思議な感じがしたものです。

 

ノルウェーの美しい首都であるストックホルムで、友人と久しぶりに会って話をしていると、彼女がこんな説明をしてくれました。

 

「北欧には、余りホームレスがいないんです。

 

ホームレスになると、外で過ごすことになり、寒すぎて生命の危機に瀕するからです。」(北欧の友人コメント終わり)

 

北欧は、社会保障がしっかりしているイメージがあると思いますが、その背景には気象条件も影響していることを私は初めて知ったのでした。

 

一方、北欧では経済政策として新自由主義的な手法を取ることがあり、大企業が危機に直面した場合、他の先進国の政府が行うような救済措置を、スウェーデンノルウェーが取ることはまれなそうです。

 

国民個人の生活には政府関与が強く、ビジネスの観点からは放任主義の色彩がある北欧の政策は、色々な意味で興味深いですね😊。

 

今回紹介する資料「北欧の幸せな社会のつくり方」は、「10代からの政治と選挙」をキャッチフレーズにしており、「多くの市民は政党に所属し、青年部が大きな影響力を持つ」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

「北欧ではどの国でも、市民が政党に所属して党員になることは、日本と比べものにならないレベルで『ふつう』のことだ。

 

市民にとって、政治活動は部活動やサークルのような感覚に近い。

 

北欧はどこも小国で、国民はシャイともいわれている。

 

孤独にならずに社会のネットワークに参加する手段として、団体に所属することを好む傾向がある。

 

政党もそのひとつだ。

 

ノルウェー統計局によると、10人中4人が少なくともひとつの団体に所属し、積極的に活動している。

 

党員といっても、選挙に出馬したり議員になる活動的な人、勉強会やネットでの話し合いに参加して自分の意見を党に伝えるだけの人、党員登録はするけれどまったく活動しない人、選挙期間だけボランティアとして参加する人など、さまざまだ。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 世界最大の政党は中国共産党であり、党員数は約9千万人もいます。

 

日本最大の政党である自由民主党の党員数は約110万人であり、中国共産党がいかに巨大であるか分かりますね。

 

アメリカは二大政党制の国であり、大統領や知事、議員だけではなく、裁判官のほとんども共和党民主党に所属しています。

 

アメリカの場合、裁判官も選挙で選ばれるため、共和党民主党に所属しなければ、選挙で勝ち抜けないという政治的な事情があるようです。

 

また、アメリカでは政党に関するジョークが飛び交っています。

 

中でも、アメリカのレーガン大統領(共和党)が襲撃された際、搬送された病院でのジョークが有名です。

 

レーガン大統領:「ドクター、あなたがたは共和党員だろうな。(Please tell me you’re Republicans.)」

医者:「ミスター・プレジデント、この病院にいる医者は今日一日全員共和党員ですよ。(Today, Mr. President, we're all Republicans.)」

ーーー

 

上記のやり取りが本当にあったかどうかは不明ですが、レーガン大統領がジョーク好きだったこともあって、この類の話はアメリカにたくさんあります。

 

襲撃されたレーガン大統領のもとにナンシー夫人が駆け寄った時も、彼はこう言ったというジョークがあります。

 

レーガン大統領:「ハニー、よけそこなったんだよ。(Honey, I forgot to duck.)」

ーーー

 

レーガン大統領は俳優出身ということもあって、明るいリーダーとして知られていました。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「よける」 = 「duck

 

今回出てきた「よける」の英訳は、「duck」になります。

 

「Duck」と言えば、「アヒル」をイメージする人が多いかもしれません。

 

名詞では「アヒル」で、動詞になると「よける」という意味になる「duck」という単語は、どこか可愛げがありますね😊。

 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,629 "Reducing things is a trigger"
 

The material "How to Create a Happy Scandinavian Society" has a catchphrase "Politics and Elections from Teenagers", and the following phrases were impressive.

 

"In any country in Scandinavia, it is normal for citizens to belong to a political party and become a member of a party at a level that is unmatched by Japan.

 

For citizens, political activities are more like club activities and circles.

 

Scandinavia is a small country, and the people are said to be shy.

 

They tend to prefer to belong to an organization as a way to join a social network without becoming lonely.

 

Political parties are one of them.

 

According to the Statistics Norway, 4 out of 10 people belong to at least one organization and are active.

 

Some members are active by running for elections or become members of the Diet, some people only participate in study sessions and online discussions and convey their opinions to the party, and some people register as party members but do not act at all.

 

Some people participate as volunteers only during the election period, and so on." (Unquote)

 

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