PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,661「今やることだけを目の前に置く」/ "Put your current job in front of you"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,661「今やることだけを目の前に置く」

 

私のデスクに来たことがある同僚やお客様は、今も昔も、「机の上が綺麗ですね」とコメントします。

 

私のデスクが美しい理由は、最初の職場での教育にあります。

 

このPDCA日記でも時折登場している私の最初の上司であるKさんから、私は繰り返し「今やらなければならないものだけ机の上に置け」という指導を受けました。

 

 

私は2016年から自営を始めて以来、自宅以外の仕事場所として、シェアオフィスやカフェなども使っていました。

 

私はコンサルタントとして、お客様のオフィスで仕事をしていることも多かったため、自動的に机の上は綺麗になっています。

 

机の上が汚い場合、余計なものが目に入ってしまい、自動的に集中力が下落して生産性も下がることが分かっています。

 

私がニューヨークに駐在していた頃、元海兵隊員の同僚からも身の回りを綺麗にしておくことの重要性を聞いたことがあります。

 

「Mr. PDCA、なぜ軍人がビシッとした服装をしてピカピカの靴を履いているか知っているか?

 

身の回りがきちんとしていないとミスの発生可能性が高くなるからだ。軍隊でのミスは、隊員の生命にかかわる。」(元海兵隊員の同僚コメント終わり)

 

今回紹介する資料「片づけの解剖図鑑」は、片づけの奥深さを解説し、詳細に分析しています。

 

仕事がうまくいかないとお悩みの方は、まず本書を読み、机の上を綺麗にしてみてはいかがでしょうか?

 

机の上が綺麗になったら、今度は引き出しを整理整頓するなど片づけには終わりがありません。

 

それだけに片づけは奥が深く、本書のような解剖図鑑が出てくるのでしょう。 

 

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片づけの解剖図鑑

片づけの解剖図鑑

  • 作者:鈴木信弘
  • 発売日: 2013/12/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 私にとっての片づけのコツは、細かく整理整頓することです。

 

PDCAカフェで色々な人に会ってきましたが、「整理整頓ができない」というコメントをする人に時々会いました。

 

整理整頓ができない場合、「いきなり大きく散らかる」のではなく、「少し散らかる」というプロセスが積もり積もって、「大きく散らかる」状況になるのだと思います。

 

このような場合は「割れ窓理論」を応用することが、有効だと私は考えています。

 

割れ窓理論」は、アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングが考案した環境犯罪学上の理論です。

 

割れ窓理論」は、軽微な犯罪を徹底的に取り締まることで、凶悪犯罪を含めた犯罪の総数を抑止できるという理論です。

 

「建物の窓が壊れているのをそのままにしておくと、誰も注意を払わなくなり、しばらくすると他の窓も全て壊される」という考え方が、「割れ窓理論」です。

 

ジュリアーニニューヨーク市長が「割れ窓理論」を行政運営に活用して、マンハッタンの治安を向上させたことで有名です(私も、ニューヨーク駐在中の2000年代前半に恩恵を受けました😊)。

 

ビジネス界で「割れ窓理論」を活用しているのが東京ディズニーランドTDL)です。

 

TDLでは、園内の道の汚れやベンチの些細な傷等を夜間に徹底的に清掃、修繕することによって、従業員だけではなく、顧客マナーの向上にも成功しています。

 

治安が良くなったマンハッタンや道までピカピカのTDLを歩いていると、小さなルール逸脱や軽微なマナー違反を防ぐことによって、重大なコンプライアンス違反や大きな事故の防止に繋がると感じますね😊。

 

掃除でもそうですが、「少し汚れたら綺麗にする」ということを繰り返すことで、「常に綺麗な状態」を維持することができますね😊。 

 

PDCAカフェでは、「モノを捨てられずに困っています」とコメントする人もいます。

 

私の場合、年末に「1年間使わなかったモノを捨てる日」を設けており、ここで無条件にモノが減っていくことになります。

 

具体的には、段ボールを2つ用意し「1年の間で使ったモノ」と「1年間使わなかったモノ」に分け、後者を処分するという手法です。

 

1年間利用しなかったモノは、基本的に今後も使わないケースが高いです。

 

こうなると、場所を使っていることのコストの方が高くなるため、私が実行しているように、無条件で捨てることは合理的であると感じています。

 

実際、1年間利用しなかったモノを捨てた後、「あれを捨てなければよかった」というケースは一度もありません。

 

皆様も騙されたと思って、1年間使わなかったモノを捨てる日を設定してみてください。

 

これをやるだけで、部屋の空間が有効活用でき、気分もすっきりしますよ😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「奥深さ」 = 「depth

 

今回出てきた「奥深さ」の英訳は、「depth」になります。

 

「片づけの奥深さを解説する」を英語で表現する場合、「Explain the depth of cleaning up」とすればよいですね😊。

 
片づけの解剖図鑑

片づけの解剖図鑑

  • 作者:鈴木信弘
  • 発売日: 2013/12/04
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,661 "Put your current job in front of you"】
 

I have always been told, "Your desk is clean".

 

This is a remnant of my first workplace where my manager instructed, "Place only what you need to do now on your desk".

 

Since I often work in shared offices and cafes, the desk is automatically cleaned.

 

We know that when the desk is dirty, extraneous things get in our eyes and automatically reduce our concentration and productivity.

 

The material introduced today "Clearing Anatomy Picture Book (Japanese only)" explains the depth of clearing and analyzes it in detail.

 

If you have trouble working, why not read this book first and clean your desk?

 

Once the desk is clean, the drawers can be cleaned.

 

That's why the tidy-up is deep, and anatomical books like this book keep coming😊.

 

Let's function PDCA today!   

 

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