日本で高齢化が進む中、90歳以上の人が、「老後が心配だから貯金している」と言ったことが一時期話題になりました。
今回紹介する資料「死ぬのもたいへんだ」は、「都合よく死ねないから人生は面白い」をキャッチフレーズにしています。
本書は、私の家族に紹介してもらったのですが、読み物としても中々面白かったです。
今回紹介する資料「死ぬのもたいへんだ」で興味深かったのは、「お金もためて出さないのは健康によくない」部分でした。
本書によると、ストレスはもちろんのこと、お金もためすぎるのはよくないそうです。
お金については、使うべきところで使わなければならないということなのでしょう。
今回紹介した資料「死ぬのもたいへんだ」は、シニア層だけではなく、若年層にもおすすめの一冊です。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. アメリカの国内総生産(GDP)に占める消費の割合は約7割であり、日本の約5割と比較して、かなり大きくなっています。
2020年にアメリカで新型コロナウイルスの感染が拡大し、外出禁止令が出されてから、アメリカ政府はすぐに現金支給の政策を発表しました。
日本では、2009年に一人当たり12,000円の現金支給を行いましたが、経済政策としての効き目はほとんどなかったと言われています。
アメリカの場合、消費性向が強いこともあって、政府が現金支給をすれば、それを使ってくれる割合が高いことで知られています。
現金支給一つとっても、お国柄があるということですね。
北米地域に住んだことがある方であればお分かりだと思いますが、アメリカでクレジットカードを使うと、利用明細の中に「Minimum Payment(最低支払額)」という日本のクレジットカード利用明細では目にしない文言が出てきます。
クレジットカード利用金額が、1,000ドルの場合を考えてみましょう。
利用金額1,000ドルの内、利用明細の「Minimum Payment」が100ドルであれば、100ドルだけをその月に支払い、残りの900ドルの支払いは翌月以降に繰り越せるのです。
残りの900ドルに対しては、当然金利が付きます。
この仕組みを使うことによって、アメリカ社会で生活する上で不可欠なクレジット・ヒストリーを構築することができます。
アメリカでは、クレジット・ヒストリーがなければ、住宅ローンや車のローン申請が通りません。
そのため、アメリカ人はクレジットカードの「Minimum Payment」だけを支払って、残りの金額は金利が付いても、支払いを後回しにする傾向があるのです。
お気づきの方がいるかもしれませんが、アメリカにおけるクレジットカード利用の仕組みそのものが、日本のカードローンに近くなっています。
日本のカードローンでは現金を手にすることになりますが、アメリカでクレジットカードを使い「Minimum Payment」だけを支払うことも原理は、全く同じになります。
私は一時期クレジットカード会社に所属していたこともありますので、この辺りのことに興味がある方はお気軽にご連絡ください😊。
日本でカードローンやキャッシングを利用している人は、およそ1,300万人いると言われています。
ゼロ金利下で、10パーセント以上の金利でお金を借りることは合理的と思えませんが、日常の支払いなどでカードローンやキャッシングは広く普及しているようです。
高金利でお金を借りる人が多いということは、返せなくなる人も結構いることになります。
私は銀行員時代、融資業務を行っていたこともあって、この辺りは結構詳しいつもりです。
皆様もテレビやウェブで広告を目にしていると思いますが、銀行はカードローンやキャッシングの宣伝を代替的に行っています。
多額の預金を預かっている銀行は資金を運用する必要があり、高金利でお金を借りてくれる個人はお得意様であり、宣伝広告費を使う価値があると経営が判断していることになります。
カードローンやキャッシングに興味がある人は、今回紹介する資料「サラ金マネー暴走史」を手に取ってみるとよいでしょう。
「サラ金マネー暴走史」には、貸金業務の実務を経験した人ならではの生々しい記述が多く記載されています。
貸金業務に従事する人だけではなく、銀行や証券会社などに勤務している人にとっても参考になる内容が、「サラ金マネー暴走史」には詰まっています😊。
サラ金マネー暴走史。消費者金融で10年働いて知った業界体験記。カードローン、即日キャッシング。サラ金の裏側を解説。 (10分で読めるシリーズ)
- 作者:牧村実
- 発売日: 2018/09/10
- メディア: オンデマンド (ペーパーバック)
< Mr. PDCAのボンジュール英語「貯蓄」 = 「saving」>
今回出てきた「貯蓄」を英語にする場合、「saving」になります。
「貯蓄は健康によくない?」を英語にすると、「Is saving not good for your health?」となりますね😊。
During this aging of the population, one person in Japan over the age of 90 said, "I'm worried about retirement and I am saving money".
The material introduce today "It's hard to die (Japanese only)" has a catchphrase of "Life is interesting, because I can't pass away conveniently".
What was interesting in this book was the part that "it is not good for your health if you save too much money".
This material is a recommended book not only for seniors but also for young people.
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