【PDCA日記 Vol. 157「『話しかけやすさ』という名の能力」】
「Mr. PDCA のビジネス能力はそれほどでもないけど、動きが速いから、仕事を頼みやすいよね。」
私の前職の金融機関では、年2回評価面談があり、約15年在籍していたため、合計するとおよそ30回のフィードバックを、上席者から受けたことになります。
ほとんどの評価面談の内容は忘れてしまいました（失礼！） 。
それでも、社会人になってから初めてのフィードバックはよく覚えており、冒頭の言葉は私にとって最初のマネージャーであったKさんのものです。
Kさんが言いたかったのは、私にずば抜けたビジネス能力はないが、言われたことをすぐにやるため（質は別として、仕事を頼みやすいということでした :-)。
これは、誉められているのかどうか分からないフィードバックでした。
ただ、今回紹介する資料「仕事も人間関係もうまくいく 「気遣い」のキホン」の「話しかけやすい人になる」部分を読んで、私はKさんから「誉められていたのかもしれない」と考えるようになりました（おそい？）。
本書は航空会社の元チーフ・パーサー（飛行機のキャビン・アテンダントの最高責任者）によって執筆されています。
本書によると、「話しかけやすい人」はビジネス能力が高い傾向にあり、周りを巻き込んで大きな業務でも上手くこなせるとのことです。
また、「互いの繋がりが生まれるきっかけは、意外と挨拶という気遣いの言葉にある」とも本書は述べており、挨拶ができないと「話しかけにくい人」と周りに思われるそうです。
経営者などのシニア・ポジションの方ほど、挨拶をきちんとしているかどうかをよく見ているものです。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. 以前のPDCA日記でもお伝えしましたが、私は意図的に机の上に物を置かないようにしています。
机の上が綺麗だと、「仕事を頼んでもすぐに対応してくれそう（暇そう？）」と思う人が結構いるようです。
「やることが多すぎて困っています」という場合、今やるべき業務の書類だけを机の上に置き、他の物は引き出しに入れてしまうと頭がすっきりして、集中力が高まります。
また、PDFにしても問題がない資料であれば、PCのフォルダ上に入れてしまい、紙は保存しないという作戦もあります。
20年前に、「机の上の状態は頭の中の状態と同じだよ」というアドバイスをもらいましたが、これもやはりあのKさんからでした :-)。
今回出てきた「話しかけやすい」の英訳は、「easy to talk to」になります。
「彼女は話しかけやすいので、いつも同僚に囲まれている」と表現する場合、「She is easy to talk to so she is always surrounded by her colleagues」となりますね :-)。
According to the material to be introduced today, "How to care others (Japanese only)", ability of business person will highly depend on the attitude to others.
The former chief purser of airline company, Ms. Nanae Mikami, is the author of this book.
She emphasizes that "being a person easy to talk" will be a key point for business success.
At the same time, Ms. Mikami reiterates that "greeting will enforce the mutual connection, so business persons should never forget greeting to others".
Let's function PDCA today!
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