PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 768「最も難しい『現場への導入』」/ "The most difficult thing is to introduce to the site"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 768「最も難しい『現場への導入』

 

今回紹介する資料「建設テック革命」は、「アナログな建設産業が最新テクノロジーで生まれ変わる」をキャッチフレーズにしており、「最も難しい『現場への導入』」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

「解決したい課題と、AIの基本的な知識を備えた社内のプロジェクト担当者、そして顧客のニーズを踏まえて適切な提案ができるパートナーがそろえば開発はスムーズに進むことが、八千代エンジニヤリングの事例から分かるだろう。

 

ただし、めでたく開発が済んでも、それで終わりではない。

 

開発したシステムを業務に落とし込んで活用しなければ、何の意味もないからだ。実は、AIを導入するうえで最も難しいのがこの段階だといわれる。

 

例えば、開発したシステムを自社の業務で活用する場合、いくら開発者が意気込んでいても、現場が面倒がったり、効果を疑ったりしてそっぽを向くのはよくある話。

 

まずは試験的に使用し、効果を実感してもらいながら、本格導入に進むのが無難なやり方だろう。

 

AIに関しては、『人間の仕事を奪う』という負のイメージを持つ人も少なくない。

 

プレインパッドアナリティクスサービス本部のいぬい筧直之営業部長は言う。

 

『実際には、作業の現場担当者の負担が軽減され、従来よりも構造的な業務に取り組めるようになる。

 

この点をうまく伝えなければならない。

 

当社では顧客のプロジェクト担当者と一緒に”現場への伝え方”も考える。

 

そこまでやって、ようやく使えるものになる。』」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 今回紹介する資料「建設テック革命」の中で、IT企業にとって参考になるのが、「まずは試験的に使用し、効果を実感してもらいながら、本格導入に進むのが無難なやり方」という点でしょう。

 

試験的に使用し、効果を実感してもらう」一番よい方法は、外部への導入前に自社でテスト利用して、実際に従業員に日々の業務で使ってもらうことです。

 

私自身、数多くのIT企業とやり取りしてきましたが、一部の会社では「開発部門が作りたいものを作ってしまう」傾向にありました。

これは悪いことではないのですが、実際に使ってもらえるシステムにしなければ、どれだけ開発部門が意気込んでも意味がなかったりします。

 

マーケティングの鉄則として、「良いものが売れるのではなく、売れるものが良いもの」があります。

 

ITシステム業界に当てはめると、「開発者が良いと思ったものが売れるのではなく、売れるものが良いもの」と言えるのかもしれませんね😊。

 

もう一つ重要な点は、従業員だけではなく、CEOや社長等の経営陣も自社製品を使いこなすことです。

 

ここを忘れている経営者が結構いて、「自社製品を従業員が使いこなしている」と豪語する社長ほど、自分自身は使っていなかったりするものです。

 

業績が拡大している会社やビジネスを上手く展開している企業の経営者は、自分自身が自社製品を一番使い込んでいたりします。

 

皆様も企業に投資をする場合、社長が自社製品を使いこなしているかどうかチェックしてみてください。

 

「どうやってチェックするのだ?」と感じるかもしれませんが、今は多くの企業経営者がTwitterFacebook等のSNS経由で情報発信しています。

 

これらは一次情報であり、投資の観点だけではなく、営業をかける上でも役に立ったりしますよ(経験談!)

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「現場」 = 「worksite

 

今回出てきた「現場」の英訳は、「worksite」になります。

 

「最も難しいのは現場への導入である」を英語で表現する場合、「The most difficult thing is to introduce to the worksite」とすればよいですね😊。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 768 "The most difficult thing is to introduce to the worksite"
 

The material introduced today "Construction Tech Revolution (Japanese only)" has the catchphrase "Analog construction industry will be reborn with the latest technology", and the following phrases in the "most difficult thing is to introduce to the worksite" part were impressive.

 

"Yachiyo Engineering says that development will proceed smoothly if we have the problem to be solved, the person in charge of the in-house project with basic knowledge of AI, and the partner who can make appropriate proposals based on the needs of the customer.

 

However, even if the development is completed, it is not the end.

 

This is because there is no point unless the developed system is put into business and utilized. In fact, it is said that the most difficult stage in introducing AI is at this stage.

 

For example, when utilizing the developed system in the company's business, no matter how enthusiastic the developer is, it is often the case that the site is troublesome or the effect is doubted and the person turns away.

 

It would be safe to use it on a trial basis and proceed to full-scale introduction while experiencing the effects." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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