PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,475「検証することの難しさ」/ "Difficulty of Validation"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,475「検証することの難しさ」】

 

このブログはPDCA日記という名称ですが、PDCA(Plan:計画、Do:実行、Check:検証、Action:改善)の中で私が重視しているのは、「検証(Check)」の部分だったりします。

 

色々なビジネスパーソンと話をしていると、「PDのところまではやれるのですが、CAがチャレンジング」とコメントされるケースがあります。

 

ビジネスにおいて検証を上手くやるコツとして、PDAの担当者とCを行う人を分けることがあります。

 

組織における監査部などは、検証の専門部隊と言えます。

 

営業などの部門内であっても、検証する人を別にアサインすることは可能ですので、管理職の方は意識してみてはいかがでしょうか :-)。

 

今回紹介する資料「ロジカル・シンキング」は、「互いに理解し、成果につなげる!」をキャッチフレーズにしており、「検証することの難しさ」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「幾多の困難を乗り越えて、原因と想定されるものが特定できたとしましょう。

 

その次にある『検証』が最後のハードルです。

 

まず、『検証』について考える際に留意しておくべきポイントがあります。

 

それは、定性的に原因を推定するのみに留まらざるを得ない状況があるということです。

 

たとえば、プログラムの不備のような現象に対しては、特定された原因を取り除いて実行させ、正常に動作を確認するということはできます。

 

しかし、たとえば、モチベーションの低下の原因が評価制度にあったと特定できたとしても、時間軸を巻き戻して確認することはできません。

 

また、仮に評価制度を修正したとしてもすぐにその効果を検証することもできません。

 

これが、定性的に原因を推定するのみに留まらざるを得ない状況です。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 私の最初の職場だった外資系企業の場合、検証作業を外部に依頼するケースがあります。

 

最近は、監査業務を外注する動きもあり、内部の不正を忖度なしに検証するという観点からすると、合理的なのかもしれません。

 

ただ、組織内部の問題は中の人間にしか分からないこともあり、どこまで外注するかは経営者のバランス感覚にかかっていますね :-)。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「検証」=「validation」>

  

今回出てきた「検証」の英訳は、「validation」になります。

 

「検証することの難しさ」を英語にする場合、「Difficulty of Validation」とすればよいですね :-)。 

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,475 "Difficulty of Validation"】

 

The material introduced today "Logical Thinking (Japanese only)" has a catchphrase "Understand each other and lead to results!", and the following phrases were impressive in the part "Difficulty of Validation".

 

"Let's say you've overcome many challenges and identified the possible cause.

 

The next hurdle is validation.

 

First, there are some points to keep in mind when thinking about validation.

 

That is, there are situations in which we have no choice but to qualitatively estimate the cause." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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