PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,520「分からないことを受け入れる」/ "Accept what you don't understand"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,520「分からないことを受け入れる」】
  

過去のPDCA日記でもお伝えしていますが、私は世界で最も「分かりません」と言うコンサルタントであると自負(?)しています。

 

「分からないことを分からない」と言えるビジネスパーソンはそれほど多くなく、役員や部長などの幹部クラスになるほど「分からない」と伝えづらくなるという傾向もあります(プライドも高くなるため :-)。

 

今回紹介する資料「謙虚なコンサルティング」は、「クライアントにとって「本当の支援」とは何か」をキャッチフレーズにしており、「これからどうすればいいか」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

「リーダーやマネージャーは、何をすべきかわかっているはずだ、ビジョンを持っているはずだ、どうすればいいかほかの人に指示できるはずだ、英雄であるはずだ、と常に思われている。

 

しかし、どうすればいいかわからない問題や状況に、きっとますます多くぶつかることになる。

 

彼らにとって何より必要なのは、どうすればいいかわからなくてもいいのだと、受け容れられるようになることだ。

 

それができたら、適切な人たち(おそらくは部下)を部屋に集合させ、ダイアローグをして、最良の次のアダプティブ・ムーブを考え出そう。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 今回紹介する資料「謙虚なコンサルティング」を読みながら、過去のPDCA日記で紹介したゼロックス元会長アン・マルケイヒー氏のことを思い出しました。

 

人事畑を歩いてきたマルケイヒー氏がゼロックスのCOOに就任した際、「分からない」を連発したため、「マスター・オブ・アイ・ドント・ノウ」というニックネームがついたことは有名な話です。

 

 

これからのリーダーやマネージャーに求められることは、マルケイヒー氏のように「分からないので助けてくれ」と正直に話し、「この人のためならしょうがないな」と周りに動いてもらう力なのかもしれませんね😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「謙虚な」=「humble」>

  

今回出てきた「謙虚な」の英訳は、「humble」になります。

 

「彼女は謙虚なコンサルタントである」を英語にする場合、「She is a humble consultant」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「ヒモメン」>

  

本日は、窪田正孝主演のドラマ「ヒモメン」を紹介します。

 

 

原作は漫画「ヒモメン~ヒモ更生プログラム」であり、こちらも面白かったですね😊。

 

 

ドラマ「ヒモメン」は、看護師のゆり子(川口春奈)と無職の彼氏・翔(窪田正孝)が同棲生活を送りながら、翔のヒモ体質を改善しようとする物語です。

 

ゆり子だけが働き、翔は家でゴロゴロしているため、家計は経済的に追い込まれていきます。

 

結婚を夢見ているゆり子は、「このままではいけない」と一念発起して、翔の根性を叩きなおそうとするのですが、人間は中々変われないもので色々なチャレンジに直面することになります。

 

働かないパートナーとのやり取りにチャレンジを抱えているビジネスパーソンにとって、今回紹介するドラマ「ヒモメン」はお勧めです。

 

ヒモメン」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介するドラマ「ヒモメン」の第1話で、メキシコの漁師の話が出てきます。

 

このメキシコの漁師は生活に必要な分の魚だけを取り、生計を立てていましたが、そこにアメリカのビジネスパーソンがやってきます。

 

アメリカのビジネスパーソンは、メキシコの漁師に近代的な漁を行って、ビジネス拡大の提案をします。

 

メキシコの漁師は、アメリカのビジネスパーソンに「ビジネスを拡大してどうなるのかね?」と質問します。

 

アメリカのビジネスパーソンは、「ビジネスを拡大して成功すれば、行きたいだけ漁に行き、家族とのんびり生活することができます」と回答します。

 

メキシコの漁師は、「それならもうやってるよ」と答えるお話でした。

 

これは中々含蓄がある話だと思いますので、興味がある方は今回紹介するドラマ「ヒモメン」を鑑賞してみてください😊。

 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,520 "Accept what you don't understand"】

 

As I mentioned in the past PDCA diary, I have been saying that "I don't know" when I face something unknown.

 

There are not many business persons who can say "I don't know what I don't understand".

 

The material to be introduced today "Humble Consulting (Japanese only)" has a catchphrase of "What is real support for the client?" and the following phrases were impressive.

 

"It's always been thought that leaders and managers should know what to do, have a vision, be able to tell others what to do, and be a hero/heroin.

 

However, you will surely encounter more challenges and situations where you don't know what to do.

 

The most important thing for them is to be able to accept that they don't have to know what to do.

 

Once that is done, gather the appropriate people (perhaps your subordinates) into the room and do a dialogue to come up with the best next adaptive move." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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P.S. While reading the material to be introduced today "Humble Consulting", I remembered Ms. Anne Mulcahy, the former chairman of Xerox, which I introduced in the past PDCA diary.

 

It is a well-known story that when Ms. Mulcahy, who had walked in the personnel field, became the COO of Xerox, he was given the nickname "Master of I Don't Know" because she repeated "I don't know".

 

 

What is required of future leaders and managers may be the ability to honestly say "I don't know, so please help me" like Ms. Mulcahy, and to have people move around saying "I can't help this person" 😊.

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