PDCA日記 / PDCA Diary

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PDCA日記 / Diary Vol. 608「医療と政治の関係」/ "The relationship between healthcare & politics"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 608「医療と政治の関係
  

私は大学時代、政策系の研究をしていたことがあり、各国の医療政策について色々な文献を読み漁っていました。

 

日本の場合、国民皆保険が適用されており、全国どこの病院に行っても、基本的に保険が適用されることになります。

 

アメリカに住んだことがある方であればお分かりだと思いますが、会社員の場合、企業側から提供される医療保険プランの中から、自分で選択する必要があります。

 

保険料が高い医療保険の場合、カバーされる部分は多くなりますが、毎月の出費は増えることになります。

 

私がニューヨークで働いていた時は、保険料が一番安いものにしておいて、日本への出張時に病院に行くという手法を取っていました。

 

このことからも、アメリカでは「病院に行かない」インセンティブが社会全体に存在していることがお分かり頂けるでしょう。

 

色々な意味で、日本人は病院に行き過ぎであると言われており、私もそう感じています。

 

日本では、医療保険制度に税金が投入されており、高齢者の保険料が安価に抑えられているなど、政治的な意図が背景にあるようです。

 

今回紹介する資料「新ブラックジャックによろしく」は、研修医の日常を描いている名作です。

 

睡眠もろくに取れないブラックな環境で働ていている主人公ですが、恋人もおり、医師の卵として真剣に仕事に取り組んでいる姿は感銘を受けます。

 

人工透析や泌尿器科の話などは生々しく、今回紹介する資料「新ブラックジャックによろしく」は健康維持を考える上でも役に立つ漫画と言えます。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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新ブラックジャックによろしく1

新ブラックジャックによろしく1

 

 

P.S. アメリカの医療費が高い理由は色々と語られていますが、以下のようなものが代表的なものでしょう。

 

アメリカの医療費が高い理由>

 

アメリカには国民皆保険がなく、民間の医療保険しかないため、医療を受けても費用を払えない人が発生し、病院などの医療機関が結構、倒産したりする。

 

アメリカでは、医療費の踏み倒しを予防するため、医療機関側は医療費を高めに設定せざるを得ない。

 

アメリカでは、高齢者やハンディキャップなどを抱えている人向けのメディケア、低所得者などに提供されているメディケイドなどの公的な医療保険制度も医療費や薬価の高騰を受け、負担が増大している。

 

・ 日本やフランスなど、他の先進国では禁止されている処方箋薬の広告がアメリカでは認められており、薬価を製薬会社が決める仕組みなども相まって、医療費が高騰し続けている。

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今後、アメリカで生活をする可能性がある人は、日本で健康診断や歯のクリーニングなどを受けておくことをお勧めします。

 

私はアメリカに行って良かったと思っていますが、その理由の一つに、「できるだけ病院に行かなくなったこと」があります。

 

日本でインフルエンザにかかると、病院に行って「タフミル」などの薬を処方されることが多いようです。

 

アメリカなどでインフルエンザにかかったとしても、病院に行かず自分で治す人が多く、仮に病院に行ってもタフミルが処方されることは、ほとんどありません。

 

世界で消費されているタフミルの75%は、日本で処方されているとも言われています。

 

病院に行かずに生活できるよう普段の生活を見直すことが、一番の健康法であると私は考えています😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「感銘を受ける」 = 「be impressed」>

 

今回出てきた「感銘を受ける」の英訳は、「be impressed」になります。

 

「私は、彼が真剣に仕事に取り組んでいる姿に感銘を受けた」を英語にする場合、「I was impressed by how seriously he was working」とすればよいですね😊。

  

新ブラックジャックによろしく1

新ブラックジャックによろしく1

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 608 "The relationship between healthcare & politics"

 

When I was a university student, I had been studying policy-related matters, and I was reading a lot of materials on medical policies in each country.

 

In case of Japan, everyone is participating in national medical insurance, and insurance is basically applied no matter where you go to any hospital in Japan.

 

If you've lived in the United States, you'll know that there is no national health insurance in America.

 

If you're a company employee in the U.S., you'll need to make your own selection from the medical insurance plans offered by the organization.

 

Higher premium medical insurance covers more plans, but it will increase monthly spending.

 

When I was working in New York, I used to pay the cheapest insurance premium and I went to the hospital when I was on a business trip to Japan.

 

From this, it can be seen that there is an incentive not to go to hospital in the United States throughout society.

 

In many ways, the Japanese are said to be going to the hospital too much, and I feel so too.

 

The material introduced today "Introduction to New Blackjack (Japanese only)" is a masterpiece depicting the daily lives of medical residents in Japan.

 

The main character in this book who works in a challenging medical environment where he can not sleep easily, but he has a giril friend and I was impressed with his serious work as a furute doctor.

 

The stories of dialysis and urology are vivid and can be said to be useful cartoons for thinking about health.

 

Let's function PDCA today!   

 

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