【PDCA日記 Vol. 609「『やってみた』は科学」】
PDCA日記では、「とりあえずやってみること」の重要性をお伝えしていますが、それを面白く表現している本を見つけました。
今回紹介する資料「「仕事ができるやつ」になる最短の道」は、「仕事の質の高め方」を解説しており、「『やってみたい』は迷信、『やってみた』は科学」部分の以下フレーズが印象的でした。
「知人の経営者に、誰かが『将来、〇〇をやってみたいと思います』と言うと、すぐに、『で、あなたはいま、なにをしているの?』と切り返す人物がいる。
まあ、嫌なやつである。
だが、彼は好んでイヤミを言っているわけではない。
彼が言うには、『やってみたい』と、『やってみた』の間にはとてつもなく深く広い溝があるから、本人のために言っているのだそうだ。
やってみれば、データが取れる。
それをもとに、もっとうまいやり方を考えられる。
実験ができて、きちんと検証でき、再現できれば科学だ。
やったことのない人は、単なる思い込みや推測でしか動けない。
要するに、迷信めいたものをあてにしているということだ。
独立したいなら、実際にお客さんを回って、商品を見せてみないとデータがとれないだろう。」(引用終わり)
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. 「新しいことをやってみたい」と話している方が持つ最大のチャレンジは、今回紹介した資料「「仕事ができるやつ」になる最短の道」も述べている通り、「迷信めいたものをあてにしている」ことなのでしょう。
「やってみたい」を「やってみた」にすることで科学になるという発想は、日々のビジネスにおいても、非常に役に立ちそうですね😊。
上記はビジネスに限らず、プライベートでも応用可能だと私は感じています。
私は結構色々な人にヨガを勧めており、「一度ヨガをやってみませんか?」を聞いてみると、二通りの回答が返ってきます。
二通りの回答とは、「やってみたい」と「やってみます」です。
「やってみたい」と回答する人の多くは、永遠にヨガをやることはないでしょう。
ただ、「やってみます」と答えた人に対して、私は「では今週の土日に行きましょう」と具体的な行動を持ち掛けます。
ここまですれば、基本的にその人はヨガを体験することになります。
ヨガを実際にやってみれば、ヨガに対して「楽しいな」と感じるかもしれませんし、「自分には合わない」と結論付けるかもしれません。
「やってみた」後であれば、ヨガに対して「楽しい」か「合わない」かというデータが取れるのです。
ビジネスでもプライベートでもデータ収集は重要であり、私は他人から「XXをやってみませんか?」と聞かれた際、基本的には「やってみます」というスタンスで接しています。
私の場合、ボクササイズやエアロビクスなどのエクササイズも実際に試してみましたが、「自分には合わない」ことが分かったため、ヨガに特化しています。
もちろん、行きたくない場合は「やりません」と答えるようにしていますが、少しでも興味がある場合は行動に移すようにしています。
ここでもポイントは、「やってみたい」という表現を使わないことです。
つまり、「やってみます」か「やりません」の二択にしておけば、中途半端な状態は避けられるということですね。
自分自身を「優柔不断である」と感じている人は、「やってみたい」という表現を使わないようにするとよいかもしれません。
ビジネスにおいても、プライベートにおいても、「ひとまずやってみる」という姿勢で取り組めば、実際にデータが取れるため、それに基づいて改善を行い、次のステップに進むことができます。
このことを知っておくだけでも、今日からの行動を変えられるかもしれませんね😊。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「迷信めいた」 = 「superstitious」>
今回出てきた「迷信めいた」の英訳は、「superstitious」になります。
「迷信めいたものをあてにしている」を英語で表現する場合、「Relying on superstitious things」とすればよいですね😊。
The PDCA diary tells you the importance of "Just do it", and I found a book that expresses that interestingly.
The material to be introduced today "The shortest way to get a job done (Japanese only)" explains "How to improve the quality of work" and the following phrases were impressive in the part "'I tried it' is science".
"Someone tells an acquaintance's manager, 'I want to do XXX in the future,' and there's one person who immediately turns back, 'So, what are you doing now?' .
He says that there is an incredibly deep and wide groove between "I want to try" and "I tried it,"
If you try, you can get data.
Based on that, you can think of a better way.
It's science if you can experiment, verify it, and reproduce it.
People who have never done it can move only by guesswork and guesswork.
In short, they rely on what they have superstitious.
If you want to be independent, you have to actually go around the customers and show the products to get the data." (Unquote)
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