過去のPDCA日記でも紹介しましたが、欧米の金融機関経営者や幹部はマルクスの「資本論」を熟読していたりします。
「資本論」は「会社（資本家）は合併を繰り返す」と強調しており、私が以前所属していた金融業界は合併の歴史に色塗られています。
銀行などが合併を繰り返すことによって、貸出金利引き上げが可能になります。
お金を借りている顧客からすると、合併によって銀行の数が少なくなれば、選択肢が少なくなるため、貸出金利が上がるのは自然なことなのです。
この辺りのことを、「資本論」を書きながらマルクスは予想していたのかもしれません。
今回紹介する資料「正義は時代や社会で違うのか」は「相対主義と絶対主義の検討」をキャッチフレーズにしており、「現代の正義論」部分の以下フレーズが印象的でした。
「マルクスの『資本論』は資本主義の問題点を指摘し、疎外され搾取された労働者の革命によって、資本主義は崩壊し社会主義が生まれる、という予測をした。
しかし、具体的な社会主義の理想形を提示していなかった。
そのためロシアのレーニンや中国の毛沢東、北朝鮮の金日成などがそれぞれ独自の体制を築いた。
しかしその多くは、個人や特権階級の独裁や不正などをもたらしたり、権威主義に向かうか、破綻に終わったりしているようである。」（引用終わり）
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. マルクスの「資本論」は読みにくさと長さもあって、最初から最後まで読了した人はほとんどいないと言われています。
また、「資本論」には税金の話がまったく出てきません。
マルクスが税金の話を「資本論」で出さなかった理由は明らかになっていませんが、ビジネスパーソンにとって税金は最も大きな関心事だったりします。
資本主義社会においては税金が大きなテーマであり、個人でも法人でも税金から逃れるために多くの労力と時間を割いています。
この辺りに詳しい方は、是非PDCAカフェで教えてください😊。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「預言」 = 「prophecy」＞
今回出てきた「預言」の英訳は、「prophecy」になります。
「外れたマルクスの預言」を英語で表現する場合、「Wrong Marx's prophecy」とすればよいですね😊。
＜マドモアゼルPDCAのメルシー映画「Happy Hunting」＞
本日は、奥咲姫（おくさき）主演の映画「Happy Hunting」を紹介します。
映画「Happy Hunting」は、婚活パーティーをコミカルに表現したショート・ムービーです。
婚活パーティーに私は行ったことがないため、今回紹介する映画「Happy Hunting」と実際のパーティーの雰囲気に違いがあるかどうかは不明です（それはそうだろう😊）。
映画「Happy Hunting」では、男性3人と女性1で婚活パーティーが開催されますが、主人公である理沙（奥咲姫）は理想が高く、男性陣を見下した態度を取ります。
チャラチャラした自信満々男、コミュニケーション障害でスマホばかりいじっている人、極度の潔癖症、お高く留まっている女という癖が満載の人達が登場しており、最後まで飽きることがない作品でした。
婚活中のビジネスパーソンに、今回紹介する映画「Happy Hunting」はお勧めです。
「Happy Hunting」のメルシー評価【クロワッサン3個：🥐🥐🥐】
【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「Happy Hunting」に主演している奥咲姫は、私の好きな女優の一人です。
「高崎グラフィティ。」や「色あせてカラフル」などに出ている佐藤玲もそうですが、いぶし銀の特徴を持っている人が私は好きだったりします。
私は演劇を時々鑑賞するのですが、映画に出ている俳優や女優と遭遇することがあります。
これは、実際に人間が登場する演劇の醍醐味（だいごみ）ですね😊。
【PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,255 "Wrong Marx's prophecy"】
The material introduced today "Is justice different in time and society? (Japanese only)" has a catchphrase "Examination of relativism and absolutism" and the following phrases were impressive in the part "Modern justice theory".
"Marx's 'Capital' pointed out the problems of capitalism and predicted that the revolution of alienated and exploited workers would disrupt capitalism and create socialism.
However, he did not present a concrete ideal form of socialism.
Therefore, Russia's Lenin, China's Mao Zedong, North Korea's Kim Il Sung, etc. have each established their own system.
However, many of them seem to have brought about dictatorship or injustice of individuals or privileged classes, or have gone toward authoritarianism or have fallen into failure." (Unquote)
Let's function PDCA today!
In case you would like to receive a notice at the time of PDCA Diary post, please utilize Twitter😊. https://twitter.com/MPdca
Capital: Volume I (Das Kapital series Book 1) (English Edition)
- 作者:Marx, Karl
- 発売日: 2004/02/05
- メディア: Kindle版
P.S. It is said that few people have read Marx's "Capital" from the beginning to the end due to its difficulty and length.
Also, there is no word of taxes in "Capital".
It's not clear why Marx didn't talk about taxes in "Capital," but taxes are perhaps the number one concern for business persons.
Taxes are a major theme in capitalist societies, and both individuals and corporations spend a lot of effort and time trying to escape taxes.
If you are familiar with this area, please let us know at PDCA Cafe 😊.
Capital Vol.1 : A Critique of Political Economy (Penguin Classics)
- 作者:Marx, Karl
- 発売日: 1992/05/01
- メディア: ペーパーバック
