過去のPDCA日記でも紹介していますが、私がフランスの学校で学んだことは「マーケティングが全てである」ということです。
品質の観点からすると、日本製と比較してどう考えても劣るフランス製の高級ブランド（失礼！）に多くの人が高額なコストを支払う背景には、マーケティングがあります。
ルイヴィトンやシャネルなどの高級ブランドの場合、基本的にオンライン販売をしておらず、店頭で購入することになります。
これは高級ブランド側の戦略であり、広告宣伝費として莫大な費用を投下し、コマーシャルに登場しているような俳優やモデルのような感覚になりながら、店舗で顧客に法外な（？）高い商品を買わせるマーケティング戦略なのです。
今回紹介する資料「農業のマーケティング教科書」は「食と農のおいしいつなぎかた」をキャッチフレーズにしており、以下フレーズが印象的でした。
「マーケティングに成功するための第一歩は何か。
それは『マーケティングとは何か』に関してベクトル合わせをすることである。
マーケティングとは、一言でいうと、『顧客を創造する活動』である。
農業において、顧客を創造するためには、農と食をつなぐことが欠かせない。」（引用終わり）
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう！
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P.S. 過去のPDCA日記で、「高級ブランドはテレビCMをしない」ことを紹介しました。
テレビCMには普段の生活と密着した感覚があふれており、洗剤やお菓子、生命保険などの生活感あふれる（？）商品やサービスの広告が多くなっています。
高級ブランドはディズニーランドやディズニーシーと同じで、非日常を感じてもらう世界であり、普段の生活とは違う世界観をルイヴィトンやチャネルは目指しているわけですね。
皆様も今度、高級ブランドの広告を目にした時、それが何を目指しているかマーケティングの観点から考えてみると面白いかもしれませんね。
＜ Mr. PDCAのボンジュール英語「世界観」 = 「world view」＞
今回出てきた「世界観」の英訳は、「world view」になります。
「普段の生活とは違う世界観をルイヴィトンやシャネルは目指している」を英語で表現する場合、「Louis Vuitton and Channel aim for a different world view from everyday life」とすればよいですね :-)。
【PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,356 "Marketing is an activity to create customers"】
The material introduced today “Agricultural Marketing Textbook (Japanese only)” has a catchphrase “How to connect delicious food and agriculture”, and the following phrases were impressive.
"What are the first steps to successful marketing?
It's about vector matching about 'What is marketing?'
In a nutshell, marketing is customer creation activity.
In agriculture, in order to create customers, it is essential to connect agriculture and food." (Unquote)
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