【PDCA日記 Vol. 1,485「不機嫌は伝染する」】
私が銀行員を辞めた理由の一つに、不機嫌な人が多かったことがあります。
不機嫌な人が多い場所にいると、その場から離れたいという衝動に駆られるものです(それはそうだろう :-)。
今回紹介する資料「職場にいる不機嫌な人たち」で印象深いのは、「人の不機嫌を見ると、自分も不機嫌になる」と解説している部分です。
「不機嫌な人と接すると、自分の脳の不機嫌スイッチもオンになる。」(引用終わり)
上記と同じ経験をしている人は、結構多いのではないでしょうか。
「朱に交われば赤くなる」とはよく言ったもので、イライラや不機嫌は、職場全体に広がることが確認されているのです。
皆様は、「ムード一貫性の原理」というものを聞いたことがあるでしょうか。
今回紹介する資料「職場にいる不機嫌な人たち」によると、「ムード一貫性の原理」は「楽しいムードのときはどんなものも素敵に見え、嫌なムードの時はどんなものも嫌に見えるもの」であると説明されています。
経営者がいつも笑顔の会社は上手く運営できる場合が多く、これは偶然ではなく「ムード一貫性の原理」だったわけですね :-)。
私は金融機関で営業をしていた時、机の上に鏡をおいて、自分の顔を常にチェックしていました。
経営者や管理職の皆様にとって、自分の機嫌が組織全体に影響することを再確認できる一冊ですので、全てのビジネスパーソンに、今回紹介する資料「職場にいる不機嫌な人たち」を読んでもらいたいものです。
それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!
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P.S. 2006年のドイツ・ワールドカップで惨敗した日本代表のジーコ監督(当時)が、「チームに腐ったミカンがいたため、全体の雰囲気が悪くなった」とコメントして話題になりました。
それを聞いた際、私は「監督なのだから腐ったミカンはチームに呼ばなければよいではないか」と思ったものです。
この辺りはマネジメントの問題かもしれませんが、どれだけ力があってもチームの雰囲気を悪くする人を、組織の中に入れるべきではないと私は考えています。
個の力に頼ったジーコは2006年にワールドカップで負けましたが、チーム力を前面に押し出した岡田監督(2010年)と西野監督(2018年)は、決勝トーナメント進出を果たしています。
ジーコのチームと岡田監督、西野監督のチームは、サッカーの素人である私から見ても全然違う動きをしていました。
ジーコ・ジャパンの敗因分析に興味がある方は、「敗因と」という資料が参考になります。
西野監督のサッカーを知りたい人は、「勝利のルーティーン 常勝軍団を作る、「習慣化」のチームマネジメント」という本がお勧めです。
また、過去のPDCA日記でも、西野監督のサッカーと2018年のロシア・ワールドカップでの試合に関する解説を行っています。
< Mr. PDCAのボンジュール英語「不機嫌」=「grumpy」>
今回出てきた「不機嫌」の英訳は、「grumpy」になります。
「不機嫌は伝染する」を英語にする場合、「Grumpy is contagious」とすればよいですね😊。
本日は、山田孝之と中村ゆりがダブル主演した短編映画「点」を紹介します。
映画「点」は、田舎の床屋を継いだ理容師の高志(山田孝之)のところに、幼馴染で高校時代の恋人・ともえ(中村ゆり)がやって来る物語です。
ともえは都会で仕事をしていますが、妹の結婚式で帰省しています。
ともえは結婚式で着物を着ることにしており、うなじの毛を剃ってもらうために高志の床屋を訪れたのでした。
ともえは都会で色々なことがあったようで、その様子を見る高志の眼差しが印象的な映画でしたね😊。
Uターンで故郷に戻って仕事をしているビジネスパーソンにとって、今回紹介する映画「点」はお勧めです。
「点」のメルシー評価【クロワッサン5個:🥐🥐🥐🥐🥐】
【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「点」は26分と短く、私自身「もっと観ていたい」と感じた作品で、クロワッサン5個の最高評価です🥐。
映画の場合、大体2時間くらいの長さが多いですが、私は長すぎだと思いますね。
映画が2時間程度に設定している背景には、映画館で上映するためにある程度の長さがないと、顧客が足を運んでくれないという事情があるようです。
ただ、最近はAmazon PrimeやNetflixなどのオンライン映画鑑賞システムが登場したことによって、色々な短編映画が自宅で楽しめるようになりました。
自宅に大型のスクリーンを用意することで、映画館に行くことなく迫力のシーンを目の当たりにできますね😊。
今回紹介した映画「点」のヒロインである中村ゆりの作品を私は結構観ており、ドラマ「今夜はコの字で」や映画「僕の中のオトコの娘(こ)」に出てくる彼女の演技も素晴らしいですね😊。
皆様も鑑賞してみて、是非意見を聞かせてください。
What impresses me in the material introduced today "Grumpy people at work (Japanese only)" explains "When you see a person's bad mood, you also get in a bad mood" and the following phrase was impressive.
"When you come in contact with a grumpy person, your brain's moody switch will also be grumpy." (Unquote)
I think there are quite a lot of people who have the same experience as above.
Let's function PDCA today!
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