PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,684「第三者の目を求める」/ "Seek the eyes of a third party"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,684「第三者の目を求め続ける」

 

私は自営を始めてから、色々な企業にコンサルタントとしてお世話になってきました。
 
チャレンジに直面する企業の特徴として、「事実が報告されない」ことがあります。
 
このような組織では、売上目標や手続きが担当者の予想通りにいかない場合、本人の判断が報告される傾向があります。
 
また、事実を伴わない報告の特徴として、本人が根拠もなく「大丈夫です!」というマジックワードを連発するというケースがありました。
 
「大丈夫です」言葉の裏には事実や根拠がなく、当人の判断しかありません。
 
皆様の職場でも、「大丈夫です」という言葉が飛び交っている場合、事実ではなく判断が優先されている可能性を考慮した方が良いかもしれませんね。

 

今回紹介する資料「ありえない仕事術」は「正しい“正義”の使い方」をキャッチフレーズにしており、以下のフレーズが印象的でした。

 

「プロは自分を細部まで疑っているからこそ、第三者の目を求め続ける。

 

それがいかにストレスフルであり、自信喪失を招き、コストがかかるとしても、プロの世界にそれを軽視する人間は一人としていないのです。」(引用終わり)

ーーー

 

会社員の場合、「上司が見たいことだけ見せたい」というインセンティブが働きがちですが、上司が見たくないことほど早く見せる必要があります。

 

そのための方法は簡単で、全ての業務メールのCCに上司を入れるというものです。

 

これをすることで自動的に報連相が行われることになり、上司が見たくない情報も共有せざるを得なくなります(自然と誤字、脱字も少なくなります←重要)。

 

「こんなことまでCCしなくてよい」と上席者に言われることがあるかもしれませんが、その時は外せば良いだけです。

 

私自身、歴代の上司から笑いながら「お前は、これ以上報告に来なくてよい」と言われたことがありますが、それくらいで丁度であると思っています。

 

報告が不足している人よりも、まめに報告している人の方が、パフォーマンスが高まることは間違いないでしょう。

 

会社組織では、上司とズレがない形で業務を進めることが最も効率的です。

 

中間管理職の場合はチームメンバーにも自分から報連相を行い、ズレがないか確認することが求められますね😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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< Mr. PDCAのボンジュール英語「求める」 = 「seek

 

今回出てきた「求める」の英訳は、「seek」になります。

 

「第三者の目を求め続ける」を英語で表現する場合、「Seek the eyes of a third party」とすればよいですね😊。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,684 "Seek the eyes of a third party"
 

The material introduced today "`Impossible Work Tips" has the catchphrase "How to use justice correctly" and the following phrases were impressive.

 

"Professionals doubt themselves in every detail, which is why they continue to seek the eyes of a third party.

No matter how stressful, self-doubting, and costly it may be, there is no one in the professional world who takes it lightly." (Unquote)

---

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,683「働くアリを増やす方法」/ "How to increase the number of working ants"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,683「働くアリを増やす方法」

 

今回紹介する資料「経営中毒」は「社長はつらい、だから楽しい」をキャッチフレーズにしており、以下のフレーズが印象的でした。

 

「社員が増えると必ず問題となるのが働きアリの法則です。

 

働きアリの法則とは、集団において、よく働いてハイパフォーマンスを挙げる上位2割と、そこそこ働いてそこそこのパフォーマンスを挙げる中位6割と、あまり働かずパフォーマンスも低調な下位2割の2:6:2に分かれるという法則です。

 

社長から見ると、業績を高めるためには、パフォーマンスの低い下位2割をなんとかしなければならない、と考えることでしょう。

 

結論から言えば、下位2割の人に辞めていただくのは得策ではありません。

 

なぜなら、辞めていただいたところで、また新たな2:6:2が生まれるからです。

 

まずは、なぜ下位2割の成果がでないのか、原因を探ることです。

 

さらに私が提案したいのは、下位2割ではなく、中位の6割に着目することです。

 

じつは、下位の2割を底上げするより、真ん中の6割の平均値を上げたほうが、全体のパフォーマンスは上がります。

 

中位の6割に手を付けたほうが、ボリュームが多いぶん、確実に成果が上がるのです。

 

下位の2割ばかり見ている社長は、大きな機会損失を発生させてしまっているのです。」(引用終わり)

ーーー

 

働かないアリに意義がある」という本によると、「7割ほどのアリは巣の中で何もしておらず、働きアリの2割ほどはずっと働かない」そうです(であれば、「働きアリ」という名称を変えるべきでは…)。

 

ただ、「働かない働きアリ(ややこしい!)」はサボっているわけではなく、目の前に仕事がないために動かないだけだそうです。

 

働くアリと働かないアリの違いは、「仕事に気づくか気づかないかだけ」とのこと。

 

アリの生活は、ビジネスパーソンに色々な気づきを与えてくれますね。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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< Mr. PDCAのボンジュール英語「」 = 「nest

 

今回出てきた「巣」の英訳は、「nest」になります。

 

「7割ほどのアリは巣の中で何もしていない」を英語で表現する場合、「About 70% of ants are not doing anything inside the nest」とすればよいですね😊。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,683 "How to increase the number of working ants"
 

The material introduced this time, "Management Addiction,'' has the catchphrase "CEO is tough, but that's why it's fun,'' and the following phrases were memorable.

 

"When the number of employees increases, the law of working ants always becomes a problem.

The law of working ants is the ratio of the top 20% of a group who work hard and perform well, the middle 60% who work fairly hard and perform well, and the bottom 20% who don't work much and perform poorly. 

 

The rule is that it is divided into two parts.

In conclusion, it is not a good idea to ask the bottom 20% of people to quit.

Because even if you quit, a new 2:6:2 will be born.

The first step is to find out why the bottom 20% are not achieving results.

What I would also like to suggest is to focus on the middle 60% rather than the bottom 20%.

In fact, overall performance will be better if you raise the average value of the middle 60% rather than raising the bottom 20%.

If you focus on the middle 60%, you will definitely get better results because the volume is higher.

CEOs who only look at the bottom 20% are incurring a huge opportunity loss.

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,682「結果が予測できないことをやる」/ "Do what the results are unpredictable"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,682「結果が予測できないことをやる」

 

私は散歩が好きで、時々通ったことのない道を意図的に進むことがあります。

 

海外旅行などでも、治安の問題がない地域であれば、いろいろなところを散策するようにしています。

 

知らない道を歩くだけでも、脳を活性化する効果が期待できます。

 

仕事やプライベートでチャレンジを抱えている人は、家の近くを起床後に少し歩くだけで気持ちがスッキリし、問題の解決策が浮かんでくることもあります。

 

家で一人で悩んでいると、ネガティブな方向に思考が走りがちです。

 

外に出て、胸を張って笑顔で散歩をするだけで、気持ちが前向きになって、合理的な考えがしやすくなるのです。

 

私自身、起床後1時間以内に数分の散歩を日課にしています。

 

フランスで生活をしていたこともあって、パン食になれた私は自宅から徒歩数分の焼き立てパンを提供しているコンビニエンス・ストアに通っています。

 

冷蔵庫を使っていない私の場合、朝食を調達するために起床後、外に買い物に行く必要があります。

 

起床後、外に買い物に行かなければならない環境に身をおくことで、半強制的(?)に早朝の散歩を行っているわけですね。

 

朝の散歩は非常に効果的で、私はこの10年以上風邪一つひいていません。

 

「原始人が一番健康だった」と言っている精神科医がいましたが、原始人は「日の出と共に起床し、太陽が沈めば休む」という非常にシンプルな生活を送っていました。

 

原始人の体内時計は、太陽の動きに依存していたわけですが、実はこれが動物としては非常に健康的だったわけですね。

 

そういえば、私の父方の祖父は大工だったのですが、昔の大工は電気設備が整っていなかったため、晴れた日中しか仕事ができませんでした。

 

雨が降ったり、夜になると昔の大工は仕事ができなかったため、私の祖父も非常に規則正しい生活を送っていました。

 

私の祖父は勉強熱心な人で、夜になると提灯(ちょうちん)を持って、片道1時間の道を歩いて夜学に通い、英語の勉強をしていたそうです。

 

現在の私はYouTubeなどで英語のニュースを聞き放題であり、祖父の時代に比べて非常に恵まれていると感じています。

 

今回紹介する資料「人見知りが治るノートは、「苦手なことを少しずつ減らしていきます」をキャッチフレーズにしており、「結果が予測できないことをやろう」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「行動しない自分を正当化するために、自分にはできないと暗示をかけているようなものです。

 

この悪循環を何としても断たなければなりません。

 

そのためには、何でもいいので最初の1歩を踏み出すことが必要です。

 

結果がどうなるかわからなくても、何もしないでいるよりは行動するほうが、次の何かにつながりやすいのです。」(引用終わり)

 

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人見知りが治るノート

人見知りが治るノート

 

 

P.S. 私は家族が飲食店を経営していることもあり、近くに新しいレストランができれば、足を運ぶようにしています。

 

新しいお店の料理は、食べてみなければ美味しいかどうか分かりません(当たり前だけれど😊)。

 

ただ、今回紹介した資料「人見知りが治るノート」が力説している通り、「結果が予測できない(美味しいかどうかわからない)こと」はチャレンジしてみないと分かりません。

 

幸いなことに、我々は社会保障が整備された国に住んでおり、「結果が予測できないこと」を実施しても、生きていくことができます😊

 

過去のPDCA日記でも紹介しましたが、日本人はゼロリスク思考の人が多く、「リスクを取らないことが最善の選択」と考えている人が多かったりします。

 

ただ、人間が生きている限りゼロリスクはなく、何らかのリスクをとって毎日の生活を送っていることになります。

 

アメリカが長い間、世界最大の経済大国である背景には、ゼロリスクではなく、「最小リスクを選択する社会」であるからかもしれません。

 

元々、アメリカ大陸に渡ってきた人たちは、ヨーロッパを離れるというリスクを取っており、アメリカ人にはリスクを取るスピリットが脈々と受け継がれているのかもしれません。

 

私自身、リスクを取る方だと思いますが、リスクを取る人生の方が楽しいとも感じています。

 

これからも、「現状維持は後退である」とモットーに日々の作業を行いながら、ビジネスパーソンとして進んでいきたいと思います😊

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「予測できない」 = 「unpredictable」

 

今回出てきた「予測できない」の英訳は、「unpredictable」になります。

 

「結果が予測できないことをやる」を英語で表現する場合、「Do what the results are unpredictable」とすればよいですね😊

 

人見知りが治るノート

人見知りが治るノート

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,682 "Do what the results are unpredictable"
 

I like walking and sometimes deliberately go on a road I have never been to.

 

Even when traveling overseas, I try to take a walk in various places if there is no problem with security.

 

The material to be introduced today "Notes to help shy people heal (Japanese only)" has a catchphrase "You will gradually reduce what you are not good at (Japanese only)" and the following phrases were impressive.

 

"It's like implying that you can't do it to justify yourself.

 

This vicious cycle must be broken at all costs.

 

To do so, you need to take the first step, whatever you want.

 

Even if you don't know what the consequences will be, it is easier to act than to do nothing and to do something next." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,681「月謝を払えば入れた学校」/ "Schools anyone could get into if you could pay the monthly fees"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,681「月謝を払えば入れた学校」

 

今回紹介する資料「お金をかけずにモノを売る広報視点」は吉本興業の元広報責任者の実用本であり、以下のフレーズが印象的でした。

 

「(NCSの)面接ではネタは見ませんでした。

 

というか、まだプロになっていない時点でネタを見ても面白いわけないしょうし、もし面白かったらどこか他所で売れているでしょう。

 

では、何を基準に合格とするかといえば、月謝が払えるかどうかで判断することにしました。

 

入学金3万円、月謝1万5千円を6ヵ月分全納、合計12万円が払えれば合格でした。」(引用終わり)

ーーー

 

吉本のお笑い養成学校「NSC」は有名ですが、本書を読んで「ニュー・スター・クリエーション」の略であることを初めて知りました。

 

ダウンタウンNSC第一期生で、「月謝を払える」と面接でコメントしたため、合格したことが本書で触れられています。

 

「金の切れ目が縁の切れ目」という格言は、お笑いにも当てはまるということですかね。

 

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< Mr. PDCAのボンジュール英語「縁の切れ目」 = 「edge cut

 

今回出てきた「縁の切れ目」の英訳は、「edge cut」になります。

 

「金の切れ目が縁の切れ目」を英語で表現する場合、「The gold cut is the edge cut」とすればよいですね😊。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,681 "Schools anyone could get into if you could pay the monthly fees"
 

In Japan, there is entertainment called manzai.

 

Manzai is stand-up comedy where two people discuss funny things.

 

There are schools in Japan that train comedians, and several schools have been established since the early 1980s.

 

When the school was first established, all those who wanted to enroll and were able to pay the monthly tuition were able to enroll.

 

The saying, "A cut of money is a cut of a bond'' probably applies to comedians as well.

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,680「小説を読むことは自分を知ること」/ "Reading novels is knowing yourself"

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PDCA日記 Vol. 1,680「小説を読むことは自分を知ること」

 

私は小説を読むことが趣味で、村上春樹の新刊はすぐに買うようにしています。

 

村上春樹の作品は数年後に英訳されるため、日本語を読んだ後に英語でも目を通すことになります。

 

これは、効率的な英語の勉強方法です。

 

皆様も好きな作家がいると思いますが、英訳本が出ているか確認してみてください。

 

興味がある本の英訳の場合、「これはどういう意味だろう」と自分で調べることになります。

 

試験勉強とは違い、自分の好奇心で英語を覚えることになります。

 

ゴールデンウイークが近づいてきましたので、是非試してみてください。

 

今回紹介する資料「『ねじまき鳥クロニクル』を読み解く」は、村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」を題材に討論した授業の記録であり、以下のフレーズが印象的でした。

 

「小説を読むというのはどういうことかというと、『自分を知ること』なんです。

 

自分の持つ内面世界が、文章のどの部分に感応したか?

 

その感応した部分が、今のあなたにとって重要な意味を持つということなのです。

 

小説を読んでいて、どこの部分で自分の心は動いたのか。

 

それに気づくことで、普段は知らない自分の内面世界を知ることができます。」(引用終わり)

ーーー

 

ねじまき鳥クロニクル」は歴史的描写も多く、教養を高める上でも参考になる小説です。

 

日本語だけではなく、英訳本も手に取ってみてください。

 

日本語で一章を読んで英訳に目を通し、二章に入るという読み方もお勧めです。

 

そう言えば、AIは小説を読まないそうです(当たり前のことだけれど)。

 

AIがしないことを、楽しむことができるのが人間の奥深さなのかもしれませんね。

 

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< Mr. PDCAのボンジュール英語「ねじまき鳥」 = 「wind up bird

 

今回出てきた「ねじまき鳥」の英訳は、「wind up bird」になります。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,680 "Reading novels is knowing yourself"
 

I love reading novels, and I try to buy Haruki Murakami's new books as soon as possible.

Haruki Murakami's works will be translated into English in a few years, so I will read them in English after reading the original Japanese versions.

This is an efficient way to study English.

I'm sure everyone has a favorite author, but please check to see if an English translation is available.

If you are interested in an English translation of a book, you will have to look it up yourself to find out what it means.

Unlike studying for an exam, you will learn English through your own curiosity.

The material introduced today, "Decoding 'The Wind-up Bird Chronicle,''' is a record of a class that discussed Haruki Murakami's "The Wind-up Bird Chronicle,'' and the following phrases were memorable.

 

"What reading a novel means is 'getting to know yourself.'

 

What part of the text did your inner world respond to?

 

The part that you are sensitive to has an important meaning for you now.

 

As you read the novel, what part moved you?

 

By becoming aware of this, you can learn about your inner world that you don't normally know about.” (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,679「文章もビジネスも真似から入る」/ "It is good to imitate sentences & business model"

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PDCA日記 Vol. 1,679「文章もビジネスも真似から入る」】
 

ブログで投稿を続けることによって、「見られることで容姿が磨かれる」俳優などと同じく、「読まれることで文章が上手くなる」という利点があります。

 

PDCAカフェで、「文章を上手く書けるようになりたい」とコメントされる方がいますが、その場合は「文章が上手い人のやり方を真似する」ことがお勧めです。

 

私の場合、コンサルタント堀紘一氏と作家の故堺屋太一氏が文章の師匠です(当たり前ですが、向こうは私のことを知りません😊)。

 

今回紹介する資料「サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方」は、「起業のアイデアはコピペでよい」部分で以下のように説明しています。

 

「起業するときは、まず儲かっている商売、成功している人の真似から入るのが正解だと僕は思っている。

 

間違っても、自分で気の利いたアイデアを思いつこうとしないことである。

 

起業経験もない人が、儲かるビジネスのアイデアなど思いつくわけがないからだ。」(引用終わり)

 

日本企業として空前の高収益を計上しているソフトバンク・グループは、アメリカで成功したビジネスを日本で展開して利益を得る「タイムマシン経営」を行っていると言われていますが、これも「真似から入る」手法と言えます。

 

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サクッと起業してサクッと売却する  就職でもなく自営業でもない新しい働き方

サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方

 

 

P.S. 先日のPDCAカフェで、「起業したいのだが、すぐに自営すべきかベンチャーで経験を積むべきか迷っている」と話されている人がいました。

 

自営と会社勤務の違いは「自分で全て決められるか」になり、決定権限への対価かどうか分かりませんが、自営の場合は「今月の収入はゼロ」というチャレンジとも格闘することになります。

 

私が学生に戻っていた頃、ある調査会社が経営者向けに行ったアンケート結果を「マネジメント・コントロール」という授業で聞いたのですが、その結果が興味深いものでした。

 

「経営者の仕事は大変ですか?」という設問に対して、9割以上が「はい」と答えながら、「生まれ変わったら、また経営者になりたいですか?」という質問についても、「はい」と9割以上が回答したことが確認されています。

 

コンサルタント出身で起業経験がある教授は、「社長の仕事は面白いよ。自分で全部決められるからね。この授業に出ている学生は、全員経営者になるべき」と繰り返し言っていましたが、上記アンケートの結果も決定権限に対する効用なのだろうと感じています😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「真似をする」=「imitate, mimic」>

 

「真似をする」という英単語は幾つかありますが、「彼の文章の書き方を真似した(I imitated his writing skill)」という感じで、「imitate」を使うことが適切な気がします(他にもご意見があれば、お知らせください😊。

 

「mimic」も「真似をする」という意味がありますが、物まねをしたり、ジョーク交じりの真似が対象になっており、名詞として「He is a good mimic(彼は物まねが上手だ)」としても使えますが、ビジネスでは余り使われないようです。

 

そう言えば、「ドラゴンクエスト」で宝箱を開けると「何と宝箱はミミックだった!」と突如モンスターが現れたことがありましたが、「ミミック」は宝箱を擬態(mimic)していたのですね(ドラクエの奥の深さを感じます😊。

 

ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

ドラゴンクエストIII そして伝説へ…

 
サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方

サクッと起業してサクッと売却する 就職でもなく自営業でもない新しい働き方

  • 作者:正田 圭
  • 発売日: 2018/01/31
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,679 "It is good to imitate sentences & business model"】
 

By using the blog, you can improve your writing skills by feeding posts, because a lot of people are reading the contents.

 

In the PDCA cafe, some people commented that "I want to be able to write the sentences well".

 

In that case, it is recommended to imitate writing skills of others.

 

The material to be introduced today "Quickly start, and quickly sell your business! (Japanese only)" explains as follows in the part of "Copying and pasting are good enough as ideas of new business model".

 

"When you start a business, the right thing is to imitate a model from the existing business.

 

Softbank Group has been recording high profits as a Japanese company, and it is said that they are implementing "Time Machine Management" to generate profits by developing successful business models in Japan from the United States."

 

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P.S. One participant at PDCA cafe said that "I want to start a business, but I'm not sure if I should start my own business now or I had better experience at a venture company".

 

The difference between self-employed and working at company is "You can decide everything by yourself".

 

It is up to each person to choose either way, but decision authority is very attractive😊.

PDCA日記 / Diary Vol. 1,678「英語力よりも日本語力?」/ "Is Japanese ability more important than English ability?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,678「英語力よりも日本語力?」】
 

私が外資系金融機関を離れて、しばらく経ちます。

 

今から考えてみても、外資系金融機関勤務時代の元同僚の殆どが、バイリンガルもしくはマルチリンガルだったのは、中々凄いことだったように感じています。

 

同時に、「英語が流暢だなぁ~」と感じた人の多くが、美しいきちんとした日本語を使っていたように記憶しています。

 

最近は、日本語をきちんと話せない人が増えているように感じています。

 

若者用語や「ら抜き言葉」を避けるだけで、与える印象は良くなると思いますね😊。

 

今回紹介する資料「翻訳というおしごと?翻訳者に「未来」はあるか?」は、翻訳業界の伝説的存在とも言われる実川元子氏による仕事論に関する書籍です。

 

印象的だったのは、「翻訳に必要なのは日本語力」部分で、「帰国子女が翻訳業を目指すときに必要なのは、実は日本語力をつけることなのだ」とも述べています。

 

私は過去、色々な場面でプレゼンテーションをすることが結構ありましたが、自分の意見を伝える方法としては、口頭よりも文章の方が得意であると感じています。

 

2分程のスピーチであっても、内容は全て文章にして何度もスマホに自分の声を録音し、実際に話す場所に立ってみて姿勢、アイコンタクト、強調する部分等を確認しながら、準備に2時間近くを費やします。

 

過去のPDCA日記で、日産の元会長が「30分のプレゼンに30時間準備をする」ことを紹介しました。

 

たまたまですが、私も同じように実際のプレゼン時間(2分)に対して60倍の時間(2時間)をかけていることになります(ちゃんとやるには準備が大切なのよね😊)。

 

日本語力を向上させるためには読書が重要であり、その上で文章をたくさん書くことがポイントだと思います。

 

最近は本を読む人が減っているため、差をつけるという意味で、読書は非常に効率の良い学習方法だと言えます。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. PDCAカフェで「英語ができないんです」という人に時々遭遇しますが、以前のPDCA日記でお伝えしました通り、英語は誰でもできます(言葉ですので)。

 

我々が日本語を話せているのは、毎日使っているからです(当たり前のことですが、これは結構重要なことだと思います😊。

 

英語を話すためには、毎日使うことが重要ですので、まずは英語に触れる仕組みを作り出すことをお勧めします😊。

 

最近は、YouTubeなどの無料動画サービスを使い、英語を聞き続けることが可能になりました。

 

英語を毎日聞き続けるだけで、耳が慣れてきて、リスニング力を向上させることが可能です。

 

「今から英語を勉強しても遅いのでは?」と感じる方がいるかもしれませんが、心配はいりません。

 

私は30歳を過ぎてから初めてフランス語を勉強し始めましたが、続けている内に聞き取れるようになり、話せるようになりました。

 

日本の場合、英語力の向上が市場評価を高めることにつながります。

 

言い換えると、英語の勉強は非常に効率の良い投資先と言えます。

 

英会話学校に行ったり、オンライン・レッスンを受けることも一つの方ですが、YouTubeの聞き取りを半年程度続けてみましょう。

 

続けることで、大きな変化を期待することができますよ😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「遭遇」 = 「encounter」>

 

今回出てきた「遭遇」の英訳は、「encounter」になります。

 
「私は色々な仕事を経験した結果、天職に遭遇した」を英語で表現する場合、「As a result of various jobs, I encountered a vocation」とすればよいですね😊。

 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,678 "Is Japanese ability more important than English ability?"】
 

When I was working at foreign financial institution, I was impressed that almost all colleagues were bilingual or multilingual.

 

At the same time, people who could speak English fluently were able to use very beautiful neat Japanese.

 

Materials to be introduced today "Do translators have the future? (Japanese only)" is written by Ms. Motoko Motokawa, who is known as the legendary translator in Japan.

 

Interestingly, Ms. Motokawa reiterates that "Japanese ability is more important than English ability".

 

Let's function PDCA today!   

 

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P.S. I sometimes saw a colleague called himself or herself that "I cannot speak English" at PDCA cafe, but as I mentioned in the previous PDCA diary, anyone can speak English (because it is a word).

 

We are speaking Japanese, because we are using it every day (This might sound quite natural, but I think it is very important😊.

 

By using English every day, you will be able to create a mechanism to speak English.

PDCA日記 / Diary Vol. 1,677「幸せは均等?」/ "Happiness is equal?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,677「幸せは均等?
 
このPDCA日記では、生物学の本を時々紹介しています。
 

生物学の本に目を通すことで、動物の進化を辿(たど)ることができます。

 

また、生物学の書籍に目を通すことで、ビジネスでの生き残り方に活用できると考えているためです。

 

正解は一つじゃない 子育てする動物たち」という本は、「進化で子育てをよみとく新しい試み」をキャッチフレーズにしており、「少子化社会の大先輩」部分の以下フレーズはビジネスパーソンにとって大変参考になります。

 

「オランウータンは出産間隔が7.6年、生涯に産む子どもの数は4~6頭、この本に出てくるほかの動物たち(ラット、マウスなど)に比べると、かなり『少子化』社会だと言えます。

 

こんな少ない数の子どもしか産まなくても、オランウータンという種が今まで存続できた理由、それは『死亡率が低いから』です。

 

野生のオランウータンのメスが、初産(15歳)まで生き延びられる確率は96%、つまり、生まれた赤ちゃん100頭のうち96頭は、大人になって次の世代を生産できるのです。

 

チンパンジーの生存率が50%近く、伝統的な狩猟採集生活を行っているヒト(アフリカのハッザ族)の生存率が60%程度であるのと比較すると、オランウータンの生存率は野生動物としてはありえないほど高いことが分かります。

 

オランウータンの生存率を超える種、それは現代先進国に暮らすヒトの女性たちだけです。

 

私たちが、近代的な医療と清潔な衛生環境を手に入れることで20世紀になってからようやく手にした高い生存率を、オランウータンはどうやって数百万年も前になし遂げたのでしょうか?

 

ヒントは彼らの樹上生活と単独生活にあります。」(引用終わり)

 

正解は一つじゃない 子育てする動物たち

正解は一つじゃない 子育てする動物たち

  • 発売日: 2019/10/31
  • メディア: 単行本
 

 

私自身、「正解は一つじゃない 子育てする動物たち」を読んで初めて知ったのですが、オランウータンは哺乳類の中で唯一、オスもメスも単独生活を送る種であるそうです。

 

子育て中のメスを除き、オランウータンは高い木の上で単独生活をしています。

 

そのため、 ジャンプ力があり、木登りができるトラであっても、20メートル以上の高さにいるオランウータンを襲うことができません。

 

「(オランウータンは)捕食される危険性が少ないことが、高い生存率に繋がっている」と、「正解は一つじゃない 子育てする動物たち」は解説しています。

 

また、一般に樹上は、地上に比べて微生物が少なく、感染症にかかるリスクが低くなっています。

 

そのため、群れで生活するチンパンジーやゴリラに比べると、オランウータンは感染症にかかるリスクが低いとも「正解は一つじゃない 子育てする動物たち」は述べています。

 

集団で生活する他の哺乳類と全く違う単独生活を営むオランウータンの生き方(?)は、資本主義社会に生きるビジネスパーソンにとっても参考になると考えています。

 

満員電車に揺られて通勤するのではなく、時差出勤して空いている時間帯に移動し、ガラガラのオフィスで効率よく仕事をしている人は、オランウータン的ビジネスパーソン(?)と言えるのかもしれません。

 

私が以前所属していた金融業界では、「人の行く裏に道あり花の山」という格言(?)がありました。

 

オランウータンの場合、「他の行く裏に道あり木の上」という感じで、他の哺乳類とは異なる単独樹上生活を送ることで、高い生存率を誇っているのでしょう。

 

正解は一つじゃない 子育てする動物たち」は、内容も素晴らしいですが、タイトルも私は好きです。

 

正解は一つじゃない」というのは動物たちだけではなく、我々ビジネスパーソンにも当てはまるのでしょう(色々な人生があって良いということですね😊)。

 

人間社会を生き延びるのは大変ですが、動物の方がもっと大変であるというのが、今回紹介する資料「騙し合いの法則 生き抜くための「自己防衛術」」の主張です。

 

本書には、生存競争を勝ち抜く術を活用し、ビジネスを優位に進められるヒントが散りばめられています。

 

印象深かったのは、「モテる男もモテない男も幸せは均等」部分です。

 

今回紹介する資料「騙し合いの法則 生き抜くための「自己防衛術」」が述べている「衰えた者も、必ず勢いを盛り返す」というフレーズは、色々な人にとって励ましの言葉なのでしょう。

 

チャレンジに直面している人は、勇気づけられるために本書を手に取ってみるとよいでしょう😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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騙し合いの法則 生き抜くための「自己防衛術」

騙し合いの法則 生き抜くための「自己防衛術」

  • 作者:竹内 久美子
  • 発売日: 2014/06/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. 過去のPDCA日記でもお伝えしましたが、私はニューヨーク駐在中、「重要なことは何が起ころうと生き残ること」というトレーニングを受けてきました。

 

このトレーニングは今でも役立っており、生き残ることは「リスクをコントロールすること」と同義であるとも考えています。

 

リスクをコントロールすることによって、生き残る確率を高められます。

 

私は、最初のキャリアを金融の世界で過ごしました。

 

一つ良かったこととして、金融機関ではリスク管理の概念が浸透していたことがあります。

 

リスク管理とリスク回避がごっちゃになりがちではありますが、リスクコントロール方法を学べたことは、金融の仕事をして良かったことの一つですね。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「生存競争」 = 「competition for survival」>

 

今回出てきた「生存競争」の英訳は、「competition for survival」になります。

 

「最近は、生存競争が激しい」を英語にする場合、「The competition for survival is intense these days」とすればよいですね😊。

 

騙し合いの法則 生き抜くための「自己防衛術」

騙し合いの法則 生き抜くための「自己防衛術」

  • 作者:竹内 久美子
  • 発売日: 2014/06/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,677 "Happiness is equal?"

 

It is challenging to survive in human society, but it seems more difficult for animals to be survivors as explained in the material introduced today "Law of Deception: Self-Defense Skills to Survive ".

 

In this book, you'll find tips on how to beat the competition and survive your business.

 

What impressed me was the part where both men who are both motivated and those who are not motivated are equally happy.

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,676「パンほど文句なしのものはない?」/ "Is there anything more perfect than bread?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,676「パンほど文句なしのものはない?」

 

昨日、「カラマーゾフの兄弟」の紹介本を紹介したところ、「カラマーゾフの兄弟自体の話を聞きたい」という読者の方からリクエストがありました。

 

カラマーゾフの兄弟」は非常に長い本ですが、私は13年前に無職だった時に読了したことがあります(暇だったので)。

 

カラマーゾフの兄弟」の中で一番印象的だったのは、以下のフレーズです。

 

「人間の自由を支配するのは、彼らの良心に安らぎを与えてやれる者だけだ。

 

おまえには、パンという文句なしの旗が与えられようとしていた。

 

パンを与えてみよ、人間はすぐにひざまずく。

 

なぜなら、パンほど文句なしのものはないからだ。」(引用終わり)

ーーー

 

「パン」を「お金」に変えると、現代人の状況になるため、ドストエフスキー文学が時代を超えて読み継がれる理由がわかりますね。

 

カラマーゾフの兄弟」に挑戦した読者の方から、「登場人物が多すぎて意味が分からない」というクレーム(?)を聞いたことがあります。

 

ただでさえ登場人物が多い「カラマーゾフの兄弟」ですが、ややこしいことに愛称まで出てきます。

 

カラマーゾフ家の長男はドミートリー・ヒョードロヴィッチ・カラマーゾフですが、「ドミートリー」という呼び方以外にも、「ミーチャ」という愛称まで出てきます。

 

私が読んだ光文社古典新訳文庫には、「カラマーゾフの兄弟の主な登場人物」が記載された栞(しおり)が挟んであるため、迷った時は栞を確認しながら読み進めました。

 

カラマーゾフの兄弟」に限らず「とにかく長い」小説が多いロシア文学ですが、「読み進める」ことでしか読了できません。

 

少しするとゴールデンウイークですが、皆様もロシア文学に挑戦して、是非感想を聞かせてください。

 

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< Mr. PDCAのボンジュール英語「愛称」 = 「nickname

 

今回出てきた「愛称」の英訳は、「nickname」になります。

 

ロシア文学には愛称が出てくる」を英語で表現する場合、「Nicknames appear in Russian literature」とすればよいですね😊。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,676 "Is there anything more perfect than bread?"
 

Yesterday, when I posted an introductory book to "The Brothers Karamazov,'' one reader said, "Please elaborate the story of The Brothers Karamazov itself.''

 

"The Brothers Karamazov'' is a very long book, but I finished it 13 years ago when I was unemployed.

 

The most memorable phrase in "The Brothers Karamazov'' is the following:

 

"The freedom of people is controlled only by those who can give them peace of mind.

 

You were about to be given the undisputed banner of bread.

 

Give them bread, and they will immediately fall to his knees.

 

Because there's nothing quite like bread.” (Unquote)

ーーーー

 

If we change "bread'' to "money,'' above phrases still apply the modern people like us.

 

We can see why Dostoyevsky's literature has been passed down through the ages.

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,675「ドストエフスキーの速記術」/ "Dostoyevsky's shorthand"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,675「ドストエフスキーの速記術」

 

今年の前半に長めの休暇があったため、ロシア文学を改めて読み返していました。

 

トルストイの「戦争と平和」は、何度読んでも色あせない名作です。

 

戦争と平和」の主要登場人物として、ナポレオンとクトゥーゾフが知られています。

 

ナポレオンは言わずと知れたフランスの皇帝であり、戦場を事前に細かくチェックし、地形等も確認した上で作戦計画を準備し、実際の戦闘になると自ら前線を駆け回って兵士たちに詳細な命令を与える指揮官として描かれています。

 

一方、ロシア軍の総司令官だったクトゥーゾフは、ナポレオン軍がロシアに侵攻後、「モスクワ明け渡し」という有名な作戦を実行し、最終的に勝利を収めた大将です。

 

クトゥーゾフはナポレオンとは正反対のリーダーで、戦場に赴くこと等はせず、それどころか会議中に居眠りをするような人で、「動かない大将」と陰口を叩かれることもあったそうです。

 

ただ、戦争全体の大局を見極めていたのはクトゥーゾフであり、「モスクワを放棄してもロシアを失ったことにはならない」という有名なセリフを残して、モスクワからの退却を決定します。

 

ロシアに入ったナポレオンは冬将軍に苦しめられ、モスクワから撤退を始めた際、クトゥーゾフは「決してロシア国境を越えてフランス軍を追わないよう」全軍に指示を出しており、結果的に全ての判断が正しかったと「戦争と平和」の中で説明されています。

 

ナポレオンがロシアで失敗した背景に、「細かく決めすぎた」ことがあります。

 

「現実の戦闘は、指揮官の命令とは無関係に、刻々と変化する状況に瞬間ごとに反応する兵士たちの行動によって進行する」ためであり、「ナポレオンによって作られた『天才的な』作戦指令は、一つとして実行されなかった。そもそも、実行されるはずがなかった」とトルストイは述べています。

 

今回紹介する資料「これならわかる「カラマーゾフの兄弟」」は、ドストエフスキーの半生を紹介しながら、大著「カラマーゾフの兄弟」を解説しています。

 

毎日文章を書いている作家(?)の私にとっては、「長編を可能にした執筆スタイル」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「(ドストエフスキーは)45歳で『罪と罰』の新聞連載を開始。

 

このときやり手の悪徳出版社とかかわり、『1年以内に長編小説を書かなければ既刊と今後出版する本の全印税を譲渡する』という契約を交わし、お金を借りてしまいます。

 

ドストエフスキーは、海外で覚えたルーレット賭博にはまっていたのです。

 

ただし、『罪と罰』の連載もあるので執筆の時間がない。

 

長編小説の締め切りは2週間後に迫っている。

 

その中で題材は博打しかないということで構想を練り、速記者に文字起こしをさせる口述執筆の手法を使います。

 

締め切りギリギリで見事に『賭博者』を仕上げ、一生奴隷のように働くという最悪の事態を免れました。」(引用終わり)

 

罪と罰」は借金がテーマですが、ドストエフスキーが多重債務者であったため、生々しい内容展開が可能だったわけですね。

 

ビジネスでは実務経験が重視されますが、ドストエフスキーにとってはチャレンジングな借金取りとの経験が、「罪と罰」という作品に活用されたことになります。

 

「今は大変でも、後になると役に立つことがあるかもしれない」とドストエフスキーの半生を読みながら色々と考えました。

 

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< Mr. PDCAのボンジュール英語「速記術」 = 「shorthand

 

今回出てきた「速記術」の英訳は、「shorthand」になります。

 

ドストエフスキーの速記術」を英語で表現する場合、「Dostoyevsky's shorthand」とすればよいですね😊。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,675 "Dostoyevsky's shorthand"

 

The material introduced this time, "Introduction to the Brothers Karamazov" explains the great book "The Brothers Karamazov.''

 

As a writer who posts every day, the following phrases in this book were impressive to me.

 

"Dostoyevsky began serializing 'Crime and Punishment' in newspapers at the age of 45.

 

At this time, he became involved with an unscrupulous publishing company and borrowed money, making a contract that stated that if he did not write a full-length novel within a year, he would transfer all royalties to his published and future books.

 

Dostoyevsky was addicted to roulette gambling, which he learned while abroad.

 

However, since he was also serializing "Crime and Punishment,'' he didn't have time to write.

 

The deadline for his novel is in two weeks.

 

Since the only subject matter was gambling, I came up with a plan and used the method of dictating it by having a stenographer transcribe it.

 

He successfully completed 'The Gambler' on the last minute and was spared the worst possible situation: a lifetime of working like a slave." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,674「計画一流、実行二流、言い訳超一流」/ "Adapting to a new environment"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,674「計画一流、実行二流、言い訳超一流」

 

私は3か月に一度、歯のクリーニングに行っています。

 

平日はオフィスで働いているため、歯医者に行くのが土曜日になりました。

 

私のかかりつけ歯医者は土曜日一人で対応しており、他の患者がいない時は1時間くらいビジネス談義をすることがあります。

 

この先生は自分で電動自転車ビジネスを展開しており、台湾業者とのやり取りなどでも色々な取引をしています。

 

私が新しい仕事を始めたことを歯医者の先生に伝えたところ、「よく新しい環境に順応できますね」というコメントがありました。

 

先日、ある大企業に勤務している知り合いからも似たようなことを言われました。

 

私の場合、2016年から2年間自営のコンサル業務をしていたため、数か月単位で取引先が変わるという作業をやっていました。

 

そのせいか、「誰も知らないところに行く」ことの耐性があるようで、現在の新しい職場でも楽しく過ごしています。

 

私は2016年に銀行を退職して以降、取引先も勤務先もベンチャー企業でした。

 

大企業には大企業の良いところがあるのですが、「仕事のための仕事」が多くなる特徴があります。

 

ベンチャーの場合、仕事のための仕事は少ないものの、「突然の方針転換」がしょっちゅうあり、大企業から来た人は戸惑うこともあるようです。

 

今回紹介する資料「日本製鉄の転生」は、USスチールの買収で話題の日本製鉄の復活劇を取り上げています。

 

本書によると、日本製鉄は役所や銀行以上に官僚的な雰囲気があるらしく、「計画一流、実行二流、言い訳超一流」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「日本製鉄には自社を表現するこんな自虐めいた言葉がある。

 

『計画一流、実行二流、言い訳超一流』。

 

とにかく石橋をたたいて渡る。

 

渡るか渡らないのかの決断も遅い。

 

決まっても実行できない。

 

そんな企業文化を表す言葉を橋本(日本製鉄社長)は製鉄所回りや会議で引用し、社員たちを戒めてきた。

 

橋本の座右の銘は事上磨錬(じじょうまれん)。

 

中国明代の思想家、王陽明が残した『行動や実践を通してしか知識や技能は磨かれず、人間の実力は身につかない』という意味の格言だ。

 

橋本は『計画一流、実行二流』とは正反対の事上磨錬を自ら実践してみせることで会社の風土を変えようとしてきた。」(引用終わり)

ーーー

 

私は銀行員時代、グループ全体の従業員数が30万人以上になったことがありました。

 

さすがに拡大しすぎたのか、2008年の金融危機を経て従業員数は激減し、現在も縮小傾向にあります。

 

大企業病という言葉があるように組織が大きくなり過ぎると、様々なチャレンジが出てくるのは古今東西同じようですね。

 

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< Mr. PDCAのボンジュール英語「自虐めいた」 = 「self-deprecating

 

今回出てきた「自虐めいた」の英訳は、「self-deprecating」になります。

 

「自虐めいた言葉」を英語で表現する場合、「Self-deprecating words」とすればよいですね😊。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,674 "Adapting to a new environment"
 

I go for teeth cleaning once every three months.

 

Since this month, I've been working in the office on weekdays, so I can only go to the dentist on Saturdays.

 

My dentist works alone on Saturdays, and when there are no other patients, we sometimes have business discussions for about an hour.

 

This dentist runs his own electric bicycle business and has various transactions with Taiwanese vendors.

 

When I told my dentist that I had started a new job, he commented, "You're adapting well to a new environment."

 

The other day, a friend of mine who works at a large company told me something similar.

 

In my case, I worked as a self-employed consultant for two years starting in 2016.

 

Perhaps because of this, I seem to have a tolerance for "going to places where no one knows about me," and is enjoying at my current new workplace.

 

Since I left bank in 2016, both my business partners and my employers have been venture companies.

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,673「言葉の違いは文化の違い」/ "Differences in language are differences in culture"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,673「言葉の違いは文化の違い」

 

インドに滞在経験がある方であればご存じと思いますが、北と南では言葉も文化も食習慣も違い、別の国のような感じです。

 

インドは日本の9倍の国土を持つ広大な国であり、北部にある首都のニューデリーから南部の主要都市であるチェンナイまで2,200kmも離れています。

 

札幌から鹿児島までの距離が2,300kmですので、ニューデリーとチェンナイの文化が違う背景には気候があったりしますね。

 

私が住んでいたチェンナイでは、タミル語という現地語が公用語になっています。

「インドの公用語ヒンディー語ではないのか?」と思った方がいるかもしれませんが、インドでは州によって公用語が異なります。

インドは1947年にイギリスから独立したのですが、当時は英語の役割が減少すると予想されていたそうです。

独立後、英語に代わってヒンディー語を唯一の公用語にする計画がありました。

ただ、ヒンディー語以外の言語を使っている諸民族の反対によって実現に至っていません。

この話を聞いて、私はエスペラント語のことを思い出しました。

エスペラント語は、世界共通の補助語として人工的に作られた言語です。

ただ、エスペラント語公用語にする国は現れませんでした。

エスペラント語が広がらなかった理由として、「文化がなかったから」という意見があります。

それ以前に、「新しい言葉を覚えたくない」というもっと分かりやすい理由があるような気が私はしています😊。

 

今回紹介する資料「インド超特急!カオス行き」は、インドを鉄道で旅したジャーナリストの力作で、「インドの言語問題」のフレーズが印象的でした。

 

「インドには地域言語が800もあると言われていて、気が遠くなるしわけがわからなくなる。

 

だからインド人は大声で話し、人に迷惑をかけても気にしないでクラクションも遠慮なく鳴らす。

 

国土が大きく、人口が多く、人種、言語がこれほど多彩だと、大人しくしていたら誰も気が付いてくれないし、損をする、人生に負けてしまうのだと思う。

 

日本人とは何もかも違いすぎるのだ。」(引用終わり)

ーーー

 

「人に迷惑をかけてはいけない」が日本社会のキャッチフレーズですが、インド社会は「人に迷惑をかけてもいいが、迷惑をかけられても文句を言うな」という感じでした。

 

今回紹介した資料の著者がいうようにインドと日本は真逆の社会ですが、お互いを理解しようとする気持ちは重要です。

 

そのために日本人ができることは英語を勉強し、英語で直接インド人と話をすることですね。

 

「言葉の違いは文化の違い」ですので、ビジネスの共通言語である英語の重要性が改めて浮き彫りになっている時代です。

 

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< Mr. PDCAのボンジュール英語「人工的に」 = 「artificially

 

今回出てきた「人工的に」の英訳は、「artificially」になります。

 

エスペラント語は、世界共通の補助語として人工的に作られた言語」を英語で表現する場合、「Esperanto is a language created artificially as a universal auxiliary language」とすればよいですね😊。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,673 "Differences in language are differences in culture"
 

I was in Chennai, India, where the official language is Tamil.

You may be wondering, "Isn't Hindi the official language of India?"

In India, the official language differs from state to state.

India became independent in 1947, and at that time it was expected that the role of English would decrease.

After independence, there was a plan to make Hindi the only official language instead of English.

However, it has not come to fruition due to opposition from ethnic groups using languages other than Hindi.

When I went to northern India such as Delhi, I heard Hindi.

If you are studying Hindi, you will know that "yesterday" and "tomorrow" are expressed by the same word "kal".

Interestingly, "the day before yesterday" and "the day after tomorrow" are the same word “parso”.

From the perspective of those who use Japanese or English, I think, "Isn't it confusing?"

However, when I asked a person whose native language is Hindi, she said, "We can understand whether it was yesterday or tomorrow in the sentence, so there is no problem."

Learning a foreign language is learning new ways of thinking, and it is very interesting that yesterday and tomorrow are the same word in Hindi.

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,672「対話の中でセリフは生まれる」/ "Lines are born in dialogue"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,672「対話の中でセリフは生まれる」

 

去年までフルリモート環境で働いており、今年からオフィス勤務になっています。

 

周りから言われたこととして、「服装が変わった」ということがあります。

 

当たり前ですが、オフィス勤務では毎日違う服を着ることになります。

 

フルリモートの場合、オンライン打合せでも服装までは分からないため、1週間ジャージで過ごしていたことも結構ありました。

 

オフィス勤務になって気づいたことですが、服装によって人間の気持ちはリセットされています。

 

「服装の乱れは心の乱れ」という名言(迷言?)を聞いたことがありますが、ジャージの時よりも外向けの服装の方が打合せの時の発言がしっかりしているような気がしています。

 

フルリモートの場合、24時間365日メールやチャットに追われていました。

 

オフィス勤務になって、職場を出た後はメールやチャットを追わないことにして、このことは心の平穏につながっているような気がしています。

 

今回紹介する資料「シェイクスピア劇の登場人物も、 みんな人間関係に悩んでいる」は、「作品から学ぶ言葉の力」をキャッチフレーズにしており、「対話の中でセリフは生まれる」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

「セリフは相手との関係のなかで生まれ、変化し、流動的です。

 

ダイアローグ、つまり対話のなかで生じています。

 

ひとり語りというモノローグではないからこそ、対話では相手にどのように反応したのかが鍵となります。

 

その際に誤読や誤解もたくさんあり、とりわけコメディでは、そうしたすれ違いが笑われます。

 

ボケとツッコミがセットでないと笑えないようなものです。」(引用終わり)

ーーー

 

フルリモートの環境で働いていた時、「雑談がしたいです」と連絡をしてきてくれる同僚がいました。

 

他の人と話をすることが人間にとって最大の楽しみであり、雑談がある職場は創造性が豊かであるとも感じています。

 

利益が出ている組織ほどスタッフが出社して仕事をしている傾向があり、その背景には雑談があるような気がしています。

 

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< Mr. PDCAのボンジュール英語「対話」 = 「dialogue

 

今回出てきた「対話」の英訳は、「dialogue」になります。

 

「対話の中でセリフは生まれる」を英語で表現する場合、「Lines are born in dialogue」とすればよいですね😊。

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,672 "Lines are born in dialogue"
 

The material introduced today "All the characters in Shakespeare's plays also struggle with human relationships" has the catchphrase "Learn the power of words from the works" and the following phrases were impressive in the section of "Lines are born in dialogue".

 

"Lines are born, change, and fluid in the relationship with the other person.

 

It takes place in a dialogue.

 

Because it is not a monologue, the key to dialogue is how you react to the other person.

 

There are many misreadings and misunderstandings, and especially in comedy, such misunderstandings are often laughed at." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,671「古事記と日本書紀の違い」/ "The difference between Kojiki & Nihon Shoki"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,671古事記日本書紀の違い」
 
 

古事記日本書紀を隅々まで読んだ人は少ないと思いますが、色々な記述があって両書とも面白かったりします。

 

古事記 (岩波文庫)

古事記 (岩波文庫)

 
日本書紀(上)全現代語訳 (講談社学術文庫)

日本書紀(上)全現代語訳 (講談社学術文庫)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 1988/06/06
  • メディア: 文庫
 

 

今回紹介する資料面白いほどよくわかる!古事記は、「国の誕生から雄略天皇の即位まで、古事記の流れと要点がよくわかる」をキャッチフレーズにしており、「記紀の違い」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「『古事記』とは、誤った伝承が語り継がれるのを恐れた第40代天武天皇が、正しい日本の神話と天皇の系譜を選定し直して、舎弟(とねり)の稗田阿礼(ひえだのあれ)に読み覚えさせたのがはじまり、それを学者の太安万侶(おおのやすまろ)に書き取らせ、712年に第43代元明天皇へ献上され、歴史書として成立した。

 

構成は上・中・下の3巻構成になっており、神代から第33代推古(すいこ)天皇までを記す。

 

神話が3分の1を占めるほど重く扱われており、天皇と神々の血縁を明らかにすることで、国内に向けた天皇の権威づけを目的としている。

 

一方、『日本書紀』は、『古事記』成立の8年後である720年に完成した日本最初の正史だ。

 

全30巻から成り、神話の時代から第41代持統天皇までの事績が記されている。

 

また、神話に関する割合は8分の1程度。

 

古事記』では多くを語られていない天皇の系譜も詳細に記され、国外に向けて日本の正当性を主張するものであった。」(引用終わり)

 

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マンガ 面白いほどよくわかる!古事記

マンガ 面白いほどよくわかる!古事記

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2017/05/10
  • メディア: Kindle
 

 

P.S. 古事記日本書紀も1300年以上前に記された書物ですが、現在でも読むことができるということは素晴らしいことだと思います。

 

ビジネス書の紹介が多いPDCA日記ですが、古くから読み継がれている資料についても、時々お伝えできればと思っています😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「古くから」 = 「since ancient times

 

今回出てきた「古くから」の英訳は、「since ancient times」になります。

 

「古くから読み継がれている資料」を英語で表現する場合、「Materials that have been read since ancient times」とすればよいですね😊。

 

マンガ 面白いほどよくわかる!古事記

マンガ 面白いほどよくわかる!古事記

  • 発売日: 2017/05/10
  • メディア: Kindle
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,671 "The difference between Kojiki & Nihon Shoki"
 

The material introduced today "Introduction to Kojiki (Japanese only)" has a catchphrase of "Understanding the flow and points of Kojiki from the birth of Japan as a country to the throne of the emperor" and the following phrases were impressive.

 

"In the Kojiki (Records of Ancient Matters), the 40th Emperor Tenmu, who feared that the wrong tradition would be handed down, re-selected the correct Japanese mythology and the genealogy of the emperor, and started to prepare the material.

 

The Kojiki was dedicated to the 43rd Empress Genmei in 712, and was established as a history book.

 

The composition of Kojiki consists of 3 volumes: upper, middle, and lower, and describes from ancient times to the 33rd Emperor Suiko.

 

Myths are so heavily treated as to make up one-third of Kojiki, and aim to empower the emperor towards the nation by revealing the kinship between the emperor and the gods.

 

Nihon Shoki (The Chronicles of Japan), on the other hand, is Japan's first orthodox history completed in 720, eight years after the establishment of Kojiki.

 

It consists of 30 volumes, and records the history from the mythological era to the 41st Empress Jito.

 

The ratio of myths is about 1/8.

 

In the Nihon Shoki, the genealogy of the emperor, who was not explained much in the Kojiki, was also described in detail, asserting the legitimacy of Japan abroad." (Unquote)

 

Let's function PDCA today!   

 

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Kojiki, the Birth of Japan: The Japanese Creation Myth Illustrated

Kojiki, the Birth of Japan: The Japanese Creation Myth Illustrated

  • 作者:Kazumi Wilds
  • 出版社/メーカー: チャールズ・イー・タトル出版
  • 発売日: 2019/09/26
  • メディア: ハードカバー
 
The Nihon Shoki (Nihongi): The Chronicles of Japan (English Edition)

The Nihon Shoki (Nihongi): The Chronicles of Japan (English Edition)

  • 作者:Anonymous
  • 出版社/メーカー: Library of Alexandria
  • 発売日: 2012/12/20
  • メディア: Kindle
 

PDCA日記 / Diary Vol. 1,670「西郷隆盛は写真嫌いだった?」/ "Did Takamori Saigo hate photography?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,670西郷隆盛は写真嫌いだった?

 

1868年の明治維新は、世界史の中でも珍しく犠牲が少ない革命であったと考えられています。

 

天皇の存在や坂本龍馬の活躍など、色々な背景が語られていますが、一番大きな要因は西郷隆盛がいたことであるとする識者が多いようです。

 

明治維新以降、廃藩置県など、武士社会を根本的に変革する出来事があっても、ほとんど暴動が起きなかったのは西郷の力があったとされています。

 

そんな西郷ですが、著書を残していません。

 

また、西郷は写真を極度に嫌っていたことでも知られています。

 

写真があると、顔や背格好を特定されやすくなります。

 

写真が出回ることによって、暗殺される可能性が高くなると西郷は考えていたとも言われています。

 

西郷には著書がないため、彼の考えを語録として残したのが今回紹介する資料「大西郷遺訓」です。

 

最後は西南戦争という謎の行動を起こし、自分が整備した明治新政府軍に敗北するという皮肉な結果になった西郷ですが、現在でも彼が慕われている理由が本書から感じられます。

 

今回紹介する資料「大西郷遺訓」は、およそ150年前に日本で起こった革命を感じられる貴重な本ですね。

 

組織変革を起こそうと考えている人は、一度手に取ってみましょう😊。 

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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大西郷遺訓 (中公クラシックス)

大西郷遺訓 (中公クラシックス)

  • 作者:西郷 隆盛
  • 発売日: 2017/10/05
  • メディア: 新書
 

 

P.S. 日本が太平洋戦争に敗北した理由の一つとして、明治の元老たちがいなくなり、政府を統括できる人間がいなかったことがあるとされています。

 

日露戦争の時、「どうやって戦争を終わらせるか」ということを考え抜いた日本政府首脳の多くは、明治維新で実際の戦闘を経験していました。

 

明治維新の前に、幕府軍との戦いをどのように終わらせるかと常に考えていた明治の元老たちは、その後の外国との戦争においても、終わらせ方を意識して人員配置、資金集めをしていたようです。

 

ビジネスにおいても、色々なことを始める人は多いですが、終わらせ方まで意識しているケースは少なかったりします。

 

やめ時を意識しながらビジネスを行うことで、いつもとは違う景色が見えたりします。

 

新しいことを始めようとしている人は、「どうなったらやめるか」ということを決めておくとサンクコストにとらわれるリスクも軽減することができますね😊。

 

古くはナポレオン、旧日本軍が辞め時を決められず敗北し、現在でもサンクコストから逃れられず、ずるずると不採算業務を続けている企業は後を絶ちません。

 

私が自営を始めた際、2年連続で赤字になったら撤退ということを決めており、これが辞め時だったことになります。

 

自営の良いところは、サンクコストにしばられる前に事業継続が困難になるため、辞め時を決めず、いつまでも不採算業務を継続することができないというメリットがあります。

 

戦略は日本史から学べ」という本は、「壬申の乱から関ヶ原の戦いまで『戦い』のシナリオを紐解く」をキャッチフレーズにしており、「姉川の戦い」のキーコンセプトを「勝利のための逃走」としていることが印象的でした。

 

1570年の姉川の戦いでは、織田信長が味方だった浅井長政の裏切りを確認するやいなや、「わずか10人あまりの供回りだけを連れて飛ぶように逃げた」ことで知られています。

 

戦略は日本史から学べ」によると、「(信長の逃げる)その速さは、参陣していた徳川家康さえ気付かなかったほど」で、織田信長は辞め時を誰よりも理解していた武将だったのでしょう。

 

辞め時を間違えない方法としては、「こうなったら撤退する」という目安をあらかじめ決めておくことです。

 

「こうなったら撤退する」という目安を周りに宣言しておくことで、サンクコストにとらわれず合理的な判断が下しやすくなるのではないかと考えています。

 

戦略は日本史から学べ

戦略は日本史から学べ

 

  

< Mr. PDCAのボンジュール英語「犠牲」 = 「sacrifice」>

 

今回出てきた「犠牲」の英訳は、「sacrifice」になります。

 

明治維新は、犠牲が少ない革命だった」を英語にする場合、「The Meiji Restoration was a revolution with few sacrifices」とすればよいですね😊。

 

大西郷遺訓 (中公クラシックス)

大西郷遺訓 (中公クラシックス)

  • 作者:西郷 隆盛
  • 発売日: 2017/10/05
  • メディア: 新書
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,670 "Did Takamori Saigo hate photography?"

 

The Meiji Restoration is believed to have been a rare and few sacrifices in world history.

 

Various backgrounds have been mentioned, such as the presence of the Emperor and the activity of Ryoma Sakamoto, but many intellectuals believe that the biggest factor was the presence of Takamori Saigo.

 

Saigo did not write any books.

 

It is also known that Saigo hated photography extremely.

 

It is also said that he thought that having a photo would make it easier to identify the face and the appearance, increasing the possibility of assassination.

 

Because there is no book written by Saigo, his idea was left as a transcript in the material introduced today "Introduction of Great Saigo (Japanese only)".

 

If you're thinking about making an organizational revolution, you had better get this book now and learn from Saigo😊.

 

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