PDCA日記 / PDCA Diary

継続は創造だ! / Continuity is Creation!

PDCA日記 / Diary Vol. 1,165「プロ野球選手並みの好待遇」/ "Good treatment like professional baseball players"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,165プロ野球選手並みの好待遇

 

現在の日本の総理大臣の年収は、4,000万円程度だと言われています。

 

アメリカ大統領の報酬は40万米ドル(約4,400万円)であり、為替相場にもよりますが、日本の総理大臣よりも高いみたいですね💰。

 

アメリカ大統領の場合、在任中はキャッシュカードを持ち歩かないらしく、自分でお金を使う場面はないそうです。

 

そのため、任期である4年が経つと、160万米ドル(約1億8,000万円)がまるまる口座に入っていることになります(所得税などは引かれると思いますが😊)。

 

2017年から2021年まで在任していたトランプ元大統領の場合、民間の仕事をする方が稼げたはずです。

 

また、トランプ元大統領は在任中、年間1米ドルしか受け取っていませんでした。

 

このことは日本のメディアがほとんど報じていませんでしたが、トランプ元大統領はお金のために政治をしていたわけではないということですね。

 

今回紹介する資料「明治の金勘定」は、明治時代の物価について考察を行っています。

 

興味深いのは、初代総理大臣である伊藤博文の年収が、現在の価値で約2億4,000万円程度だったという説明です。

 

伊藤博文は、現在の一流プロ野球選手並みの好待遇を受けていたわけですが、恋人を各地に作っていたため貯金がほとんどなく、借金までしていたという話もあります。

 

明治時代の逸話を知る上で、今回紹介する資料「明治の金勘定」は貴重な資料になっています。

 

ある研究では、宝くじの高額当選者の7割以上が借金漬けになっているそうです。

 

いきなり億単位のお金が口座に振り込まれると、「仕事を辞める」⇒「生活が派手になる」⇒「現金が出ていくだけ」⇒「『このままではいけない』と思っても生活水準が下げられない」⇒「借金に手を出す」という循環に入ってしまうのでしょう。

 

ただ、宝くじに高額当選する確率は、私がメジャーリーガーの剛速球を場外ホームランする確率よりも低いのが実情です。

 

そのため、「手を出さない」ことが最も合理的です。

 

保険なども元々はギャンブルであり、「手を出さない」ことが賢明だと私は思いますね😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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明治の金勘定 (歴史新書)

明治の金勘定 (歴史新書)

  • 発売日: 2017/06/02
  • メディア: 新書
 

 

P.S. 私はフランスで学生に戻っていたころ、高級ブランドのマーケティング戦略を勉強していました。

 

そのこともあって、私はスポーツジムでジョギングをしながら、女性誌に掲載されているルイ・ヴィトンやシャネルなどの広告を確認するようにしています。

 

女性誌によって違いはありますが、最初のページに広告を出している高級ブランドは「お金がありそう」な企業です。

 

一方、読者の目に触れる可能性が低くなる後半のページに広告を掲載しているブランドは、中堅どころであるという特徴があります。

 

また、ほとんどの女性誌の最後のページには占いが掲載されており、星座占いが多いように感じています。

 

占いをはじめとするスピリチュアル産業は、かなり大きなビジネスになっています。

 

私は全く興味がありませんが、占いに魅了される人は多いようです。

 

パワーストーンなどと同様に、占いを信じることによって「幸せになれるような気がする」ケースはあるのでしょう。

 

占いの場合、原価ゼロで店舗もいらず、オンラインだけでも運営ができるため、ビジネスとしては非常に「美味しい」ように見えます。

 

女性誌に占いのページが掲載されている一方で、男性誌ではあまり目にしませんね。

 

このことからすると、スピリチュアル・ビジネスは主に女性向けに展開されていることが分かります。

 

占い好きの人と話をすると、「この占い師はよく当たるから、Mr. PDCA も行ってみたら」と言われることがあります。

 

理屈っぽい私は、「その占い師は、似たようなことを多くの人に言っており、『当たっている』という人がリピーターになって周りに紹介し、当たらなかった人は来なくなるということを繰り返しているのでしょう」と伝えました。

 

占いとは、ギャンブルと同じであり、一定の割合で該当しそうな人に対する事項を伝えているに過ぎないのです。

 

これを言うと、「民間の保険は不要」と伝えた時と同じで、色々な反発を受けるのですが、「占いは科学ではない」ことは確かでしょう。

 

科学の対象になるのは、「反復性がある事象」であり、繰り返し起こっていることでなければ統計を取ることができません。

 

ただ、私は占いを否定しているわけではなく、宗教と同じで、それを信じることで幸せになれるのであれば、悪いものではないような気がしています😊。

 

 

 < Mr. PDCAのボンジュール英語「待遇」 = 「treatment」>

 

今回出てきた「待遇」の英訳は、「treatment」になります。

 

プロ野球選手並みの好待遇」を英語にする場合、「Good treatment like professional baseball players」とすればよいですね😊。

 

明治の金勘定 (歴史新書)

明治の金勘定 (歴史新書)

  • 発売日: 2017/06/02
  • メディア: 新書
 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「涙するまで、生きる」>

  

本日は、フランス映画「涙するまで、生きる」を紹介します。

 

涙するまで、生きる(字幕版)

涙するまで、生きる(字幕版)

  • ヴィゴ・モーテンセン                                                      レダ・カテブ
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私は最後の学校がフランスだったのですが、地理的なこともあってか、アフリカや中東からの留学生がたくさんいました。

 

特に、アルジェリアやマリなど、フランスが宗主国だった国々からやってくる留学生が多く、色々な話をきかせてもらったものです。

 

今回紹介する映画「涙するまで、生きる」の舞台は、独立の機運が盛り上がっているアルジェリアです。

 

主人公のダリュはアルジェリアで教師の仕事をしていますが、元々は軍人でした。

 

ダリュのもとに、殺人の容疑をかけられたアラブ人のモハメドが連行されてきます。

 

ハメドを裁判にかけるため、山を越えた町に移送するようダリュは憲兵に命じられます。


ただ、町への移送は一筋縄では行きません。

 

復讐のためにモハメドを狙う刺客が襲ってきたり、反乱軍の争いに巻き込まれたりします。

 

共に危険を乗り越えるうちに、ダリュとモハメドの間に友情が芽生え始めます。

  

フランスの歴史を知りたいビジネスパーソンに、今回紹介する映画「涙するまで、生きる」はお勧めです。

 

涙するまで、生きる」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「涙するまで、生きる」の原作は、アルベール・カミュの短編集「転落・追放と王国 (新潮文庫)」の一編です。

 

カミュは、「異邦人」「ペスト」などで知られるフランス人のノーベル文学賞作家です。

 

フランス人と話をする際、カミュのことを話題にすると盛り上がるため、フランス系の企業などで働いている人は、今回紹介する映画「涙するまで、生きる」を鑑賞しておくとよいでしょう😊。

 

涙するまで、生きる(字幕版)

涙するまで、生きる(字幕版)

  • ヴィゴ・モーテンセン                                                      レダ・カテブ
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PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,165 "Good treatment like professional baseball players"
 

This material introduced today "Prices of Commodities in Meiji (Japanese only)" examines prices in the Meiji era (1868 - 1912) in Japan.

 

Interestingly, Hirofumi Ito, the first Prime Minister of Japan, earned about USD 2.2 million at the present value.

 

Although Ito was receiving the same treatment as the first class professional baseball player, there are stories that he had little savings and even borrowed money, because he made girlfriends in various places.

 

This book is a valuable resource in knowing anecdotes from the Meiji era.

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,164「なぜ中小企業には人事部がないのか? 」/ "Why SMEs don't have an HR department?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,164「なぜ中小企業には人事部がないのか?」】
 

皆様は、「なぜ中小企業には人事部がないのか?」という命題を考えたことがあるでしょうか?

 

今回紹介する資料「人事部のつくりかた ― 社員が育つ! 辞めなくなる!」の第一章の見出しが、 「なぜ中小企業には人事部がないのか?」になっています。

 

私は最初の仕事が金融機関の営業であり、数多くの中小企業を回って融資の話をしてきました。

 

中小企業は社員数が少ないため、社長が人事の仕事をやっていることが多いのです。

 

興味深いことに、「総務部人事係では会社は伸びない」とも今回紹介する資料「人事部のつくりかた ― 社員が育つ! 辞めなくなる!は述べており、人事部の重要性を強調しています。

 

また、「10人以上の会社組織になったら、本当の意味での人事部をつくることが企業の繁栄に直結する」という意見も面白かったですね。

 

今回紹介する資料「人事部のつくりかた ― 社員が育つ! 辞めなくなる!」は、人事、総務関連の仕事をしている人におすすめの一冊です😊。

 

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人事部のつくりかた ― 社員が育つ!  辞めなくなる!

人事部のつくりかた ― 社員が育つ! 辞めなくなる!

  • 作者:大橋 高広
  • 発売日: 2017/04/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

P.S. そう言えば、私の家族が経営している中小企業にも人事部はありません(それはそうだろう😊)。

 

個人事業主の場合、自分自身が社長であり、総務部長であり、人事部長であり、法務部長であり、経理部長であるため、1人であらゆることをやらなければなりません。

 

私がビジネスパーソンに自営を勧めている理由の一つはここにあります。

 

自営を始めてみて、ビジネスがチャレンジに直面しても、会社員に戻ることが今は可能です。

 

経営者としての全て自分でビジネスを運営する経験が、会社組織の仕事をする上で役立つためです。

 

その証拠に、最近のベンチャー企業や中小企業は自営経験者の採用に積極的なところが登場しています。

 

このような話をすると、「自分が何をやりたいのか分からない」とコメントされる方がいます。

 

今はやりたいことがなくても、子供の頃に夢中になっていたことはあるはずです。

 

私の場合、小さい頃から読書好きで文章を書くのが得意でした。

 

このPDCA日記も、子供の頃に好きだったこと(読書、文章作成)を大人になって始めてみたところ、結構長続きしている例と言えるでしょう。

 

ひとまず飽きなさそうなことを始めてみて、続けられることを探してみることも一つの方法でしょう。

 

今はスマホがあれば自宅でビジネスを始められるため、本当に色々なことができますよ😊。

 

実際に、テレワーク環境で自宅から勤務している会社員の人が増えています。

 

会社組織に属しながら働くことも一つですが、自営業者としてあらゆることを自分で判断できる立場になってみると新たな発見があると思いますね😊。

 

 <Mr. PDCAのボンジュール英語「中小企業」=「SMEs(small and medium-sized enterprises)」>

 

今回出てきた「中小企業」の英訳は、「SMEs」になります。

 

「なぜ中小企業には人事部がないのか?」を英語にする場合、「Why SMEs don't have an HR department?」とすればよいですね😊。 

 

人事部のつくりかた ― 社員が育つ!  辞めなくなる!

人事部のつくりかた ― 社員が育つ! 辞めなくなる!

  • 作者:大橋 高広
  • 発売日: 2017/04/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,164 "Why SMEs don't have an HR department?"】

 

The first chapter title of the material introduced today "How to Create a Human Resources Department (Japanese only)" is "Why SMEs do not have a human resources department?"

 

My first employer was a financial institution, and I have visited many small businesses to talk about financing.

 

Since SMEs have a small number of employees, the president is often in charge of human resources tasks.

 

Interestingly, the book also states that the company will not grow when HR personnel hold the job of the General Affairs Department.

 

It was also interesting that the idea that, when a corporate organization of 10 or more people is formed, creating a human resources department in the true sense will directly lead to the prosperity of the company.

 

This material is recommended for people who work in the fields of HR and general affairs😊.

 

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P.S. By the way, the small business run by my family doesn't have a HR department either.

 

If you are doing your own business, you have to do everything by yourself because you are the President, general affairs manager, human resources manager, legal manager, and accounting manager.

 

This is one of the reasons why I encourage business persons to be self-employed.

PDCA日記 / Diary Vol. 1,163「AIに代替されにくい職業とは?」/ "What are Jobs difficult to be substituted by AI?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,163「AIに代替されにくい職業とは?」】
 
最近発行された本や雑誌などを読んでいると、「AIが将来行う可能性が高い職業」が取り上げられていることがあります。
 
皆様もこの類の記事を目にしたことがあると思いますが、AIが将来担いそうな職業にはある程度の規則性があるように感じています。
 
今回紹介する資料「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由」は、「創造的問題解決によるイノベーションが21世紀のビジネスに必要」と唱えており、「機械と人間の仕事の奪い合い」部分の以下フレーズが印象的でした。
 
「オックスフォード大学のオズボーン教授によって発表された『コンピューターの進化によって消える職業調査』によると、代替されにくい職業としては、以下の2つが挙げられています。
 
1. ヘルスケアやラーニング、心理学などの人の『深い』コミュニケーションに関わる仕事
 
2. デザインやエンジニアリング、経営などの『創造』の中心にいる仕事」(引用終わり)
 
今回紹介する資料「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由は、「機械が分析した内容をもとに新たな解決策をつくりだし意思決定することは、依然として人間の能力に頼られることになるでしょう」と述べています。
 
今回紹介する資料「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由」が言うように、「コミュニケーション」と「創造」をキーワードに職業選択をすることで、機械の脅威(?)から逃れられるかもしれません。
 
「コミュニケーション」と「創造」に富んだ仕事をするためには、自分が好きで得意なことを行うことが一番よいと私は考えています😊。

 

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P.S. 「コミュニケーション」と「創造」を意識しながら仕事をするためには、多くの人と関わりながら、読書などのインプットを続けることが必要になるとも私は考えています。

 

今回紹介した資料「21世紀のビジネスにデザイン思考が必要な理由」は、「21世紀は、『自分らしい足るを知る時代』になっていくのではないか」と述べており、他の人の価値観よりも「自分はこう思う」という路線に沿って生きていくことを推奨しています。

 

そのために必要なことは、好きで得意なことを仕事にすることであり、目の前の作業に集中できる環境に目身を置くことがポイントになるかと思います。

 

PDCAカフェである方が、「自分が何を好きで得意か分からない」と話していました。

 

そのような場合、「一定期間続けていて、飽きないこと」をすることがよいのではないかと考えています😊

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「代替」=「substitution」>

 

今回出てきた「代替」の英語は、「substitution」になります。

 

サッカーの試合などで、「A選手はサブです」という表現を耳にしたことがあるかと思います。
 
ここでの「サブ」とは「交代選手(the substitution of a player)」の意味であり、「substitution」の略として「サブ」と呼んでいるわけですね。
 
カタカナ用語を見た時、「これは英語でどういう表現をするのだろう?」とその都度調べていくことで、自然と(?)英語力を高めていくことができると思っています😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,163 "What are Jobs difficult to be substituted by AI?"】
 

When I was reading recently published books and magazines, “jobs to be substituted by AI” have been actively discussed.

 

You might also have seen these kinds of articles, but I feel that there is a certain degree of regularity in the occupations that AI is likely to play the roles in the future.

 

The material to be introduced today “Why Design Thinking is Necessary for Business in the 21st Century (Japanese only)” states that “Innovation through creative problem solving is necessary for business in the 21st century” and the phrases below were impressive.

 

“According to the 'Occupation Survey Disappearing from the Evolution of Computers' published by Oxford University, there are two professions that are difficult to be substituted by AI.

 

1. Work related to 'deep' communication of people such as healthcare, learning, and psychology

2. Work at the center of 'creation' such as designing, engineering, and management, etc. (Unquote)

 

This book also reiterates that "Creating new solutions and making decisions based on machine analysis will still rely on human abilities".

 

By selecting occupations based on the keywords of "communication" and "creation", you may be able to escape the mechanical threat.

 

I think it's best to do what you are good at as a job😊.

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,162「絶対権力は絶対に腐敗する?」/ "Will Absolute Power Corrupt Definitely?"

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PDCA日記 Vol. 1,162「絶対権力は絶対に腐敗する?」】
 

二大政党制については色々な意見があり、昨今のアメリカとイギリスの政治的混乱について、「二大政党制の負の部分が露呈した」という考えもあるようです。

 

ただ、現在の日本のような一強政党による政権より、問題があっても、二大政党体制の方が好ましいというのが私の見解です。

 

今回紹介する資料「巨大企業は税金から逃げ切れるか? パナマ文書以後の国際租税回避」は、巨大企業がどのように税金から逃れるかについて議論しており、様々な政治的側面についても解説が行われています。

 

今回紹介する資料「巨大企業は税金から逃げ切れるか? パナマ文書以後の国際租税回避」の「絶対権力は絶対に腐敗する」部分はなかなか興味深く、アヘン戦争アメリカの奴隷制などについて研究を行い、権力の腐敗について細かく分析しています。

 

営業などのビジネスパーソンにとって話のタネになる内容が多く、企業で税務関係の仕事をしていたり、会計事務所で勤めている人などにも、今回紹介する資料「巨大企業は税金から逃げ切れるか? パナマ文書以後の国際租税回避」はおすすめの一冊です。

 

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P.S. 私は金融機関に勤めていた頃、最初の仕事は資産運用関連業務が中心でした。

 

取引先の運用会社には著名なファンドマネージャーも多く、彼ら、彼女らが海外から来日した際、オフィスを訪ねてくれる機会が結構ありました。

 

ファンドマネージャーの多くは世界中の政治、経済を日々追っていることもあって、歴史への造詣が深い人もおり、私は色々と質問していました。

 

ある有名なファンドマネージャーのコメントとして、よく覚えているのは以下のフレーズです。

 

発展途上国が経済を拡大させる過程においては、一党支配による政治のコントロールが機能することが多い。

 

但し、これは民主的な政治システムが機能している国や社会に限って言えることである。」(有名なファンドマネージャーのコメント終わり)

 

これに対して私は、「自民党による一党支配が1955年から長年続いているが、これは日本の経済発展に寄与したと考えているか?」と質問しました。

 

私に質問に対して、このファンドマネージャーは以下のように回答しました。

 

「そう言えるだろう。ただ、日本では1993年と2009年に民主的な形で政権交代が起こっている。

 

残念ながら、日本の新しい政治勢力政権担当能力がなかったこともあって、すぐに自民党政権に戻ってしまった。

 

それでも、クーデターによる暴力的な政変ではなく、民主的な手続きで政権交代が行われた意義は大きい。

 

既に日本は豊かな国になっており、今後は8年から10年単位で政権交代が起こるようになる方が社会的な効用は大きくなるだろう。」(ファンドマネージャーのコメント終わり)

 

2012年に自民党民主党から政権を奪還してから10年以上が経過しましたが、日本で政権交代が起こりそうな気配はほとんどありません。

 

メディアは「野党がだらしない」と言っていますが、我々にできることはきちんと選挙に行くことですね😊。

 

 <Mr. PDCAのボンジュール英語「絶対権力」=「absolute power」>

 

今回出てきた「絶対権力」の英訳は、「absolute power」になります。

 

「絶対権力は絶対に腐敗する?」を英語にする場合、「Will Absolute Power Corrupt Definitely?」とすればよいですね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,162 "Will Absolute Power Corrupt Definitely?"】

 

The material introduced today "Can Large Enterprises Escape from Taxes? (Japanese only)" discusses how large enterprises escape from taxes and provides explanations on various political aspects.

 

In this book, the part "Absolute power will corrupt definitely" was quite interesting.

 

This material explains the Opium War and slavery in the United States, and analyzes the corruption of power in detail.

 

This book is useful for business people such as sales staff, and is recommended for people who work in the tax and accounting sectors.

 

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P.S. When I was working for a financial institution, my first job was mainly related to asset management.

 

I saw several well-known fund managers and when they came to Japan from overseas, I had opportunities to discuss with them.

 

Many of the fund managers follow the politics and economy of the world every day, and some of them have a deep knowledge of history, so I asked a lot of questions.

 

As a comment from a well-known fund manager, I remember the following phrase:

 

"In the process of developing economies expanding their economies, political control by one-party rule often works.

 

However, this is only true for countries and societies where democratic political systems are functioning." (End of comment by a famous fund manager)

PDCA日記 / Diary Vol. 1,161「絆と幸福の関係」/ "Relationship between Bonds & Happiness"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,161「絆と幸福の関係」】
 

私が銀行を退職する際、「将来、社長になるのでは?」と言われていたエース行員の方に挨拶をする機会があり、その人が以下のような意外なセリフを述べたことを今でも覚えています。

 

「自分は音楽大学に行きたかったのに、親が国立大学の法学部に行けと言ったから、音楽を諦めざるを得なかった。銀行の仕事だって、やりたくてやっているわけではない。Mr. PDCA は、自分の意思で進路を決め、自営を始められるから羨ましい。」(ある銀行のエース・コメント終わり)
 

その方は銀行の仕事で内外から認められており、大学進学時にそんなことがあったとは私は夢にも思わず、銀行の仕事も自分の意思で決めたのではなく、親が「そうしろ」と言ったから銀行員になったとのことでした。

 

彼は今でも音楽を諦めたことを、後悔していると言っていました。

 

外から見ると成功しているように見える人でも、自分の考えとは反する方向に進まざるを得ないケースがあるのだということを、改めて知った瞬間でもありました。

 

今回紹介する資料「生きるための哲学」は、「『生きづらい』すべての人へ贈る処方箋」をキャッチフレーズにしており、以下のフレーズが印象的でした。

 

「絆を大切にすることはよいことだと考えがちだが、絆こそが、その人を縛っていることもあるのだ。」(引用終わり)

 

今回紹介する資料「生きるための哲学」は、親子関係等の強い絆が、チャレンジを引き起こす可能性について言及しており、社長候補と呼ばれていた(今も呼ばれています)私の元同僚もその例かもしれません。

 

名著「車輪の下」の著者であるへルマン・ヘッセなども、親との関係に悩み続けたことで知られており、仕事が成功しているからと言って、プライベートも全て順調とは限らないということなのかもしれません(まあ、当たり前のことですが)。

  

車輪の下(新潮文庫)

車輪の下(新潮文庫)

 

 

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生きるための哲学 (河出文庫)

生きるための哲学 (河出文庫)

 

 

P.S. 社長候補の私の元同僚だけではなく、PDCAカフェに来られる方でも、「起業したいが、親に反対されている」と悩んでいるケースがあります。

 

進学、就職だけではなく、起業の判断にも親の意見が影響するようです(それだけ心配してくれるのは、有難いことなのかもしれませんが)。

 

大学生の就職先人気ランキングは、「親が子供に入って欲しい企業ランキング」なのかもしれず、将来どうなるのかは誰にも分からないため、元気に明るく生きることが大切ですね(健康であれば、何とかなります😊)。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「絆を感じる」=「feel a bond with」>

 

今回出てきた「絆」を英語にすると、「bond」になります。

 

日本語で「ボンド」と言えば、「接着剤」のイメージですが、「絆を感じる」を英語にすると「feel a bond」という感じでしょう。

 

「彼には絆を感じる」と表現する場合、「I feel a bond with him」と述べることができ、意外と英語はシンプルだと感じるフレーズですね😊。

 

生きるための哲学 (河出文庫)

生きるための哲学 (河出文庫)

  • 作者:岡田尊司
  • 発売日: 2016/11/05
  • メディア: 文庫
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,161 "Relationship between Bonds & Happiness"】

 

When I was a banker, there was a colleague who was considered to be a top management in the future, but I heard some unexpected words from him.

 

"I wanted to go to a music university, but my parents told me to go to a national university in order to study laws. Due to this pressure, I had to give up music. I didn't really want to be a banker, but my parents wanted me to work in the traditional world."

 

He also said that he still regretted for giving up music when he was a high school student.

 

It was a moment when I learned that even those who seemed to be successful have some challenges in their hearts.

 

In Japan, people tend to be influenced by their parents' opinions at the time of choosing school or finding a job.

 

The material to be introduced today “Philosophy for Living (Japanese only)" has a catchphrase that "This book is a prescription given to all people with difficulty for living” and the following phrase was impressive.

 

"People tend to think that it is a good thing to keep a strong bond with parents, but sometimes, that bond might cause challenging situations." (Unquote)

 

This book mentions the possibility that strong parent-child bonds can lead to challenges, and my former colleague mentioned above might be one of the examples.

 

The book also states that "As long as you can live on your own, the courage to break the bond is sometimes necessary".

 

Herman Hesse, the author of "Beneath the Wheel", is also known to have challenges for the relationship with his parents.

 

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Beneath the Wheel

Beneath the Wheel

 

PDCA日記 / Diary Vol. 1,160「仕事に追われない」/ "Don't be swamped with work"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,160「仕事に追われない」】
 

IT業界の中には夜型の会社があり、「夕方になると走り出す人が多い」ケースがあります。

 

夕方4時半くらいになると、「〇〇さん(偉い人)のサインを大至急お願いします!」と叫ぶシーンを見かけます。

 

ただ、経営陣や幹部の承認が必要な場合、数日前には稟議書を提出しておくことがビジネス上では一般的です。

 

締め切り直前になって動き出すと、色々とチャレンジングなことを引き起こすことになります。

 

そのため、前もって余裕があるうちに準備をし、中間報告を行いながらスムーズに承認を取るという方が合理的であると私は感じています😊。

 

今回紹介する資料「ニャンダフル! 100名言」は、「仕事を追え。仕事に追われるな」というベンジャミン・フランクリンアメリカの政治家、物理学者)の名言を紹介しています。

 

本書はまた、「何のために働いているのか、わからなくなったときはご用心。仕事は『目的』ではない。仕事は自分自身のためにある」と解説しており、私にとっても身にしみる言葉になっています。

 

フランクリンの「仕事を追え」という言葉の中には、「自分のやりたい仕事をやる」という意味も含まれています。

 

仕事に追われていると、「言われたことを言われた通りにやる」ことだけに終始しがちであり、創造性を発揮することがチャレンジングになります。

 

ただ、「言われたことを言われた通りにやる」ことも大変重要であり、バランスが重要なこともビジネスの魅力と言えるのかもしれません。

 

本書は上記を含め100の名言を猫の写真と共に紹介しており、日々仕事に追われている猫好きの方は、本書で一息入れてみてはいかがでしょう🐈 ←これは猫😊。

 

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ニャンダフル! 100名言

ニャンダフル! 100名言

 

 

P.S. 話は変わりますが、アメリカの大学では、「SPEECH 100」という授業が教養課程で必須になっているケースがほとんどです。

 

そのため、人前で話すようにならなければ卒業が難しい仕組みになっています。

 

日本の大学でも、最近はスピーチの授業を取り入れるところが出てきているようです。

 

それでも、日本ではプレゼンテーションをすることが得意ではない人が多いようです。

 

そのような方におすすめなのが、職場での定例会合のアジェンダを作成することです。

 

この場合、会合日の1営業日前に参加者に送付することがポイントになります。

 

そのアジェンダを使い、可能であれば会合のファシリテーターをさせてほしい旨を上席者に伝えましょう。

 

問題ないようでしたら、会合の司会進行をさせてもらうことをお勧めします。

 

「会合のファシリテーターや司会などやったことがない」というケースがあるかもしれませんが、アジェンダの内容が原稿になりますので、心配はいりません。

 

会議ではアジェンダを読みながら、参加者とのアイコンタクト(アイコンタクト7割、アジェンダを見る時間は3割程度が目安)を意識して議事進行を行いましょう。

 

最初はチャレンジングかもしれませんが、慣れればそれほど難しいことではありません。

 

定例会合のファシリテーターを担当することができれば、自動的にスピーチの練習を繰り返すことになります。

 

それによって、「スピーチをたくさんする=スピーチが上手くなる」というPDCAサイクルが回ることになります。

 

アジェンダは原稿になるだけではなく、議事録の土台にもなります。

 

会合終了後、すぐに議事録を作成し、参加者に展開するようにしましょう。

 

アジェンダをあらかじめ作成しておくことによって、会合の時間を短くすることが可能で、議事録作成の労力も大幅に軽減されます(だまされたと思って、一度やってみてください😊)。

 

最初からスピーチが得意な人がいないように、最初から文章作成が得意な人もいません。

 

たくさん書いて、たくさん読むことによって、文章は上手くなっていくのだとPDCA日記をかれこれ4年以上続けて(某所での分を含め)、改めて思うようになりました。

 

今回紹介する資料「ニャンダフル! 100名言」が言う「仕事を追え。仕事に追われるな」を実践するためには、会議におけるアジェンダ作成のように、準備がすべてになるということですね😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「仕事に追われる 」=「swamped with work」>

 

今回のテーマである「仕事に追われる」を英語にすると、「swamped with work」になります。

 

「最近仕事に追われています」の英文は、「Recently, I have been swamped with work」という感じでしょうか。

 

「swamped」は「多忙極まりない」という意味の形容詞であり、仕事以外でも「I am swamped with exams(試験に追われています)」という感じで学生も利用可能です。

 

ニャンダフル! 100名言

ニャンダフル! 100名言

  • 発売日: 2014/03/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,160 "Don't be swamped with work"】

 

One of the things I felt at IT companies was that there were a lot of people starting to run in the evening.

 

At around 4 pm, I can see the scenes that people are shouting "Mr. CXO, please approve on this document right now!"

 

When we ask approvals from senior managers, we should prepare a few days for executives to review the contents of the documents in an ordinary business world.

 

The material to be introduced “It would be OK (Japanese only)” explains the quote of Benjamin Franklin (American politician and physicist) who says, “Chase work. Don't be swamped with work.”

 

This book also reiterates that "Work itself is not a purpose, but work is for yourself".

 

This book introduces 100 quotes including the above with pictures of cats.

 

If you are a cat lover who is swamped with work every day, let's take a break by opening this book 🐈 ←This is a cat😊.

 

Let's function PDCA today!   

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,159「人を動かすことはできない」/ "You cannot move people, but you can influence people"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,159「人を動かすことはできない」】
 

私は銀行員時代、経営者の方々に金融商品を売っていたこともあって、色々な社長の経営哲学を聞く(聞かされる?)機会がありました。

 

未だに印象に残っているのは、関西系の流通業者大手のA社長の以下の言葉でした。

 

「Mr. PDCA、経営者になりや。

 

経営者になるために必要なことは、一つだけや。

 

周りから好かれることや。

 

そのためには誰に対しても礼儀正しく、きちんと挨拶をせんとあかんで。」(A社長コメント終わり)

 

今回紹介する資料「「言葉にできる」は武器になる。」は、「『言葉にできない』ことは、『考えていない』と同じである」と力説しています。

 

また、「人を『動かす』ことはできない。『動きたくなる』空気をつくることが重要」とも述べており、権威を振りかざして「やれ!」というだけでは人は動かず、「あの人の言うことだからやってあげるか~」と思われるような関係を作ることの重要性を述べています。

 

前述のA社長が言っていた「周りから好かれること」と、今回紹介する資料「「言葉にできる」は武器になる。」の「動きたくなる空気をつくる」ことは、基本的に同じであると私は考えています。

 

私の勝手な仮説として、「礼儀正しくレスポンスが速い人」のいうことは、「聞いてあげるか~」と思う傾向にあるように感じています。

 

これはある意味当たり前のことで、きちんとした対応をしてくれる人には節度を持って接し、レスポンスが速い人に対してはすぐに回答しようとするものです。

 

これは、過去のPDCA日記で紹介した返報原則の一種であり、基礎的なことを突き詰めることの重要性を本書から学ぶことができます。

 

A社長は、今から考えても良いことを言っていたと感じており、「きちんと挨拶をすること」だけは昔も今も続けている Mr. PDCAでした😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. そう言えば、「経営者の条件」という本の中で、ピーター・F・ドラッガーも似たようなことを言っていましたよ😊。

 

「マネージャーに必要な資質は一つだけだ。それは、真摯さである。」(ピーター・F・ドラッガーのコメント終わり)

 

 

また、ドラッカーは「現代の経営」という本の中で、「真摯さは習得できない」とも述べています。

 

「真摯さは習得できない」ということは、ビジネスパーソンの資質に起因することになります。

 

そのため、普段から「真摯さ」を意識しながら業務を行うことが重要になりますね😊。

 

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「人を動かす 」=「influence people」>

 

今回出てきた「人を動かす」を英語する場合、「『move people』かな?」と思いがちですが、ネイティブに聞くと「influence people」が自然なようです(「move people」は「感動させる」という意味になります😊)。

 

私がニューヨークに住んでいた頃、「彼の言葉が私を動かそうとする(His words inspire me)」という感じで、「inspire」という単語もよく耳にしました。

 

皆様も英語でコミュニケーションをする際、「influence」と「inspire」を活用してみてはいかがでしょうか😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「フード・インク」>

  

本日は、ドキュメンタリー映画フード・インク」を紹介します。

 

フード・インク

フード・インク

  • エリック・シュローサー
Amazon

 

今回紹介する映画「フード・インク」は、肉牛産業や養鶏ビジネスが巨大企業に支配されている状況を描いています。

 

私はハンバーガーが大好きなのですが、今回紹介する映画「フード・インク」は、「ハンバーガーがどのような工程であなたの口に入るか考えてください」と問いかけています。

 

現在、世界には15億頭の牛がいるそうですが、メタンガスを大量に出すことから、「肉を食べるのをやめよう」という動きがあちこちで出てきています。

 

過去のPDCA日記で紹介したビーガンはロンドンで生まれ、動物性の食品、飲料は一切口にしない人々が増加中です。

 

私はベジタリアンにもビーガンになれないため、食品や飲料を残すことなく、きちんと食べるようにしていきます🍔。

 

 

食品関係の仕事をしているビジネスパーソンに、今回紹介する映画「フード・インク」はお勧めです。

 

フード・インク」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「フード・インク」は政治的な色が感じられるため、その前提で鑑賞するとよいでしょう。

 

世界の食品産業が少数の企業によって支配されているのは事実だと思いますが、資本主義社会においては自然な流れのようにも見えます。

 

この辺りは色々な意見があると思いますので、コメントがある方はお気軽にどうぞ😊。

 

フード・インク

フード・インク

  • エリック・シュローサー
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PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,159 "You cannot move people, but you can influence people"】

 

When I was a banker, I had many opportunities to meet various corporate executives and they often explained their business philosophies to me😊.

 

I was impressed with one of presidents whose company was located in Osaka and he made the following remarks.

 

"Mr. PDCA, you have to be CEO.

 

In order to be promoted, you have to do only one thing.

 

You are supposed to be popular among colleagues and in order to be popular, you have to be polite and need to greet everybody."

 

The material to be introduced today "Make your words weapons (Japanese only)" mentions that "You cannot move people, but all you can do is to influence and inspire people".

 

This book tries to convey that "It is impossible to move people, therefore, it is important to create an atmosphere that people would like to move".

 

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P.S. In order to influence people, business persons have to have integrity.

 

Integrity seems the key point to keep your own business and Peter F. Drucker also reiterates the importance of integrity in his famous book "The Practice of Management".

 

The Practice of Management

The Practice of Management

 

PDCA日記 / Diary Vol. 1,158「選択肢があるから考える?」/ "People think because they have options?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,158「選択肢があるから考える?」】

 

転職で悩んでいる方とお話することがありますが、これは嬉しい悲鳴でもあります。

 

転職先がない人にとっては、今の職場に留まるという選択肢しかないためです。

 

今回紹介する資料「IDENTITY」は「尊厳の欲求と憤りの政治」をテーマに取り上げており、以下フレーズが印象的でした。

 

「現在のアイデンティティ概念は、古来の伝統的な人間社会では生まれることはなかった。

 

人類史上、過去1万年のほとんどの期間には、大多数の人間は固定された農業共同体に暮らしていた。

 

そのような社会では、社会的役割は限定され固定されていた。

 

年齢と性別によって厳密に階層が決まっており、全員が同じこと(農業あるい子育てや家事)をして暮らしていたのである。

 

限られた友人や隣人とともに、ひとつの小さな村で生涯ずっと過ごし、宗教や信仰はみんな同じだった。

 

社会の流動性はほぼ皆無で、村から離れたり、違う職業を選んだり、親が選んだ相手以外と結婚したりすることはできなかった。

 

そのような社会には、多元性も多様性も選択肢もない。

 

選択肢がないのだから、『ほんとうのところ自分はだれなのか』などと考え込むこともない。

 

内なる自己を形づくる特徴はすべて固定されている。

 

村から逃げ出して別の村へ行くことで、それに反抗することもできるかもしれないが、逃げた先の村でも結局、まったく同じように制限された社会空間に閉じ込められることになる。

 

個人の外側にあって人の選択を制限する『社会』という概念は存在せず、その社会よりも内なる自己に価値を置くこともない。」(引用終わり)

 

上記の「村」を「多様性のない会社」に置き換えても、違和感ないことに気づいてしまいました。

 

私が以前いた金融業界がそうかもしれませんが、「全員が同じ服装で同じ髪型、同じ言葉を話す組織」に長期間いてしまうと、自分に選択肢があることを忘れてしまいがちです。

 

今回紹介する資料「IDENTITY」を読んで、私が銀行員時代に「会社にしがみつくしかない」とコメントした人がいたことを思い出しました。

 

今はインターネットがあるため、会社にしがみつかなくても楽しい生活が送れると私は考えています😊。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 「選択肢があるから考える」ということは色々なことに該当し、富裕層はお金があるから様々な相続方法を検討することになります。

 

「金持ちケンカせず」という諺(ことわざ)がありますが、以前富裕層向けの金融商品を販売していた私からすると、「金持ちケンカしまくり」という感覚です。

 

金融資産10億円以上ある人の場合、あちこちから怪しげな話が持ち掛けられたりすることもあります。

 

このような背景も、「金持ちケンカしまくり」の要因かもしれませんね😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「選択肢」=「option」>

 

今回出てきた「選択肢」の英訳は、「optionになります。

 

「彼女には多くの選択肢があった」を英語にする場合、「She had many options」とすればよいですね😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「聖者たちの食卓」>

  

本日は、ドキュメンタリー映画聖者たちの食卓」を紹介します。

 

 

映画「聖者たちの食卓」は、毎年およそ10万食を無償提供するインド・シク教の総本山・黄金寺院(ハリマンディル・サーヒブ)に焦点を当てています。

 

ヒンドゥー教をご存じの方は多いと思いますが、シク教を信じるシク教徒はインドにおいて、ヒンドゥー教に比べて少数派です。

 

ただ、シク教徒には富裕層が多いという特徴があり、社会的に成功している人が多数います。

 

シク教では、ターバン着用が戒律になっていることから、インドの陸軍では軍帽の代わりに「制式ターバン」が定められているとのことです。

 

また、インドの旧宗主国であるイギリスにおいて、シク教徒がバイクに乗る際はヘルメット着用を免除されています。

 

この辺りのことを意識しながら、今回紹介する映画「聖者たちの食卓」を鑑賞すると、また違った味を感じられるかもしれませんね😊。

 

インド料理が好きなビジネスパーソンに、今回紹介する映画「聖者たちの食卓」はお勧めです。

 

聖者たちの食卓」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】インドに旅行する場合、ペットボトル以外の水を口にしてはいけないと先人たちは言います。

 

水道水などを口にすると、胃腸を壊しやすいからです。

 

今回紹介する映画「聖者たちの食卓」の食事は非常に素晴らしいですが、私はお腹を壊しそうな気がしました😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,158 "People think because they have options"

 

The material introduced today "Identity" has a theme of "The Demand for Dignity and the Politics of Resentment", and the following phrases were impressive.

 

"The current concept of identity never came into being in traditional human societies of ancient times.

 

In human history, for most of the last 10,000 years, the vast majority of humans lived in fixed agricultural communities.

 

In such a society, the social role was limited and fixed.

 

The hierarchy was strictly determined by age and gender, and everyone lived on the same things.

 

They spent the rest of their lives in a small village with their limited friends and neighbors, and all had the same religion and faith.

 

There was almost no liquidity in society, and it was impossible to leave the village, choose a different profession, or marry someone other than the one the parent chose.

 

In such a society, there is neither pluralism, diversity nor option.

 

They have no option, so they don't really think about who they are.

 

All the features that shape the inner self are fixed.

 

They might be able to rebel against it by fleeing the village and going to another village, but the village they fled to would eventually be trapped in exactly the same restricted social space.

 

There is no concept of 'society' that is outside the individual and that limits the options of the person, and does not value the self within the society." (Unquote)

 

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Identity: The Demand for Dignity and the Politics of Resentment

Identity: The Demand for Dignity and the Politics of Resentment

 

PDCA日記 / Diary Vol. 1,157「育った場所で変わる」/ "Depends on where you grew up"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,157「育った場所で変わる」】

 

ある日のPDCAカフェで、「Mr. PDCAは、どういうテーマの本を選んでいるのですか?」と聞かれたことがありました。

 

「テーマはなく、読みたいものを読んでいます」が、私からの回答でした。

 

時折、「どういう本を読むと、ビジネスのためになりますか?」と聞かれることもありますが、私は「漫画を含めて、どんな本でもビジネスの役に立ちます」と伝えています。

 

ただ、私は生物学の本が特に好きで、色々なジャンルの書籍を読み漁っています。

 

生物学の本に目を通すことで、動物の進化を辿(たど)ることができ、記載内容がビジネスでの生き残り方に、活用できると考えているためです。

 

当たり前ですが、人間も動物です。

 

過酷な自然界に生息する動物の歴史を勉強することで、資本主義社会において人間が生き残っていく方法を探れると私は考えています😊。

 

人間と自然界に生息する動物の違いとして、一卵性双生児が生まれる確率があります。

 

人間の場合、自然妊娠で双子が生まれる確率はおよそ1.25%です(80回に1回)。

 

また、双子の中で一卵性双生児が生まれるケースは約3分の1を占めています。

 

一方、人間以外の野生動物で、一卵性双生児が生まれることはほとんどありません。

 

常に一卵性の四つ子を産むことが確認されているココノオビアルマジロは、例外的な存在であると考えられています。

 

自然界で一卵性双生児が少ない理由として、胎盤の中に2つ以上の個体がある場合、栄養が分散されることが挙げられています。

 

動物の場合、出産時の死亡率が高く、一卵性双生児が生まれてしまうと、その後の生存確率を下げてしまう可能性があります。

 

人間の場合、先進国においては医療が発達しており、親の保護も期待できるため、出産時の死亡率が下落しています。

 

このことも、人間の一卵性双生児誕生比率上昇に影響を与えているようです。

 

ただ、一卵性双生児であっても、別の家庭で育つと全く違う人間に育つことが確認されています。

 

今回紹介する資料「わたしたち、海でヘンタイするんです。」は「海のいきもののびっくり生態図鑑」をキャッチフレーズにしており、「育った場所で全部変わります」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

「同じ種類なのに、海で成長するか川で成長するかで、大きさも顔つきも模様も、さらに名前まで変わってしまう魚がいます。

 

海に下る個体は、幼魚の頃の大きな斑紋(はんもん)が消えて銀色に。

 

最大70センチほどの大きな体に成長し、サクラマスと呼ばれます。

 

一方、一生を川で過ごす個体は、成長しても斑紋が残ることが多く、体長は30センチほど。

 

こちらはヤマメと呼ばれます。

 

海で成長したサクラマスのメスは、春に生まれ育った故郷の川に戻って産卵し、一生を終えます。」(引用終わり)

 

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P.S. 今回紹介した資料「わたしたち、海でヘンタイするんです。」で登場したヤマメは川魚として知られており、川釣りで目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

 

私自身、ヤマメを食べたことはありますが、海で育つとサクラマスになることは初めて知りました。

 

川釣りは海釣りに比べて難易度が高いと言われていますが、子供で魚を取る手法は存在します🐡。

 

魚がいそうなところの大きな石に向かって石を投げ、周りにいる魚が脳震盪(しんとう)を起こして浮いてくるところを狙って捕獲する方法です。

 

地方で住んでいた方はご存じかもしれませんが、これであれば釣り竿が不要であるため、石さえあれば魚を取ることができます。

 

無人島に遭難した場合に使えるサバイバル術かもしれませんね😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「脳震盪」=「concussion」>

 

今回出てきた「脳震盪」の英訳は、「concussionになります。

 

「彼は脳震盪を起こした」を英語にする場合、「He caused a concussion」とすればよいですね😊。

 

      

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,157 "Depends on where you grew up"

 

One day at PDCA cafe, I was asked that "What kind of book do you read, Mr. PDCA?"

 

“There is no theme, I am reading what I want to read” was my response.

 

Occasionally, people are asking me that "What kind of books are useful for business?"

 

I am replying that "Any books, including comics, can be useful for business."

 

Especially, I like biology books and have been reading a variety of genres.

 

By looking through the biology books, we can follow the evolution of animals and I believe that the contents are linked to how we survive in business.

 

The material introduced today "We hang out in the sea (Japanese only)" has a catchphrase that "Amazing ecological picture book of sea creatures", and the phrases below in the part "Change everything depending on where they grew up" were impressive.

 

"There are fish of the same type, whose size, face, and pattern also change depending on whether they grow in the sea or in the river.

 

Individuals descending to the sea grow to a large body of up to 70 cm and are called cherry salmon.

 

On the other hand, individuals who spend their entire lives in a river are about 30 cm long and are called trout.

 

Females of the cherry salmon that grew up in the sea return to their native river, which was born and raised in spring, to lay eggs and finish their lives." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,156「切り替えの大切さ」/ "Importance of switching your thought"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,156「切り替えの大切さ」】
 

過去のPDCA日記で、私がニューヨーク駐在時に「気持ちを切り替えるための研修」を受けたことを紹介しました。

 

 

今回紹介する資料「メンタル・タフネス―ストレスで強くなる」でも研修で学んだことと似たような内容が書かれており、大変興味深く読みました。

 

「私たちがクライアントに聞く質問の一つに『これまでの人生のなかで、心から喜べる、または深く満足できる経験を、どのくらい頻繁にしましたか』というものがある。

 

その答えは象徴的だ。たいていが『ほとんどなかった』なのだ。

 

あなたの場合はどうだろう。

 

純粋に楽しんで、気持ちを一新できるような活動に、あなたは週に何時間を割いているだろうか。

 

心からくつろぐことができる時間は、生活のなかでどのくらいの割合を占めているだろう。

 

何もかも忘れて『ああ、ゆっくりできるな』と最後に感じたのはいつだっただろう。

 

楽しんでできる、前向きで充実した活動は、ポジティブな情動を刺激する原動力となる。

 

情動の回復を効果的におこなうと、実力を発揮しやすくなる。

 

特にプレッシャーがかかる状態におかれたとき、その効果が如実に現れる。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 自分の仕事や職場の状況が順調で、上手くいっているときは「気晴らし(本書のいう『情動の回復』)」が特になくても気にならないケースがあります。

 

ただ、チャレンジングな局面になり、気持ちを切り替える方法やストレスを避ける手段を持っていないと、体調を崩したり、精神的に参ったりしがちであると考えています。

 

ある日のPDCAカフェで、「自分は仕事が趣味で会社が大好きだから、どこまでも働き続けることができます」と話していた方がおり、私から「気晴らしは何ですか?」と聞いたところ、その方は「仕事です」と回答されていました。

 

このセリフを聞いた時に思い出したのが、一昨年の休暇中に鑑賞した映画「プーと大人になった僕」でした。

 

大人になって働き続ける主人公を見て、プーさんは「何もやらないことから生まれる。大切な何かが」と伝え、主人公が人生を見つめなおすという物語です。

 

「大切な何かを見失っているな~」とお感じの方は、この映画を観ると良いと思います。

 

この映画のキャッチフレーズは、「君と過ごせば、どんな日だって、大好きな日」です(素敵な言葉ですね😊)。

 

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「気晴らしする」=「get refreshed」>

 

今回出てきた「気晴らし」を英語にすると、「pastime」、「distraction」、「recreation」という例が出てきますが、口頭では「get refreshed」という感じで使うケースがあります。

 

仕事に悩んでいる友人に対して、「外に出て気晴らししたら」という場合、「Go outside and get refreshed」という表現で励ますと、おしゃれだと思います😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,156 "Importance of switching your thought"】

 

When I was working in New York, I took a training to switch the thought, because traders need to forget the past very quickly to change their thoughts.

 

The material to be introduced today “The New Toughness Training for Sports” explains similar contents in the training which I took in NY and the following phrases were impressive.

 

"One of the questions we ask to our clients is 'How often have you had a heartfelt or deeply satisfying experience in your life before?'

 

The answer is symbolic. Mostly, clients are saying 'None'.

 

What about you? How many hours a week do you spend on activities that are purely enjoyable and can change your mind?

 

How much time can you relax from the bottom of your heart? When can you forget everything and feel 'I am relaxing'?

 

The positive and fulfilling activities that you can enjoy are the driving force that stimulates positive emotions.

 

Effective recovery of emotions makes it easier to demonstrate your ability.

 

Especially when pressure is strong, the effect appears clearly." (Unquote)

 

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The New Toughness Training for Sports: Mental Emotional Physical Conditioning from 1 World's Premier Sports Psychologis

The New Toughness Training for Sports: Mental Emotional Physical Conditioning from 1 World's Premier Sports Psychologis

 

PDCA日記 / Diary Vol. 1,155「確認する勇気をもつ」/ "Have the courage to confirm"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,155「確認する勇気をもつ」】
 

PDCAカフェに来る人の傾向として、「仕事が楽しい!」という方と「自分にはもっと合った仕事があるはず!」という方に大別されます。

 

「仕事が楽しい!」人の場合、基本的に人間関係が良好であり、「自分にはもっと合った仕事があるはず!」という方は、人間関係にチャレンジを抱えている傾向があるように感じています。

 

会社員の場合、「自分にあった仕事がどうか」よりも「どのような人達と一緒に仕事をするか」の方が重要なケースが多く(というかこれが全て)、別の組織に移って「自分に合った仕事に就いた」と思っても、人間関係がチャレンジングになるとまた転職活動を始めがちです。

 

今回紹介する資料「「忖度」の構造」は、論理ではなく感情でものごとが動く社会を生きる術を紹介しており、以下のフレーズが印象的でした。

 

「見当違いの忖度を避けるために大切なのは、確認する勇気をもつことである。

 

当たり前のことなのだが、これが意外に難しい。

 

あらためて確認することで、『そんなことも分からないのか』と思われるのを恐れているのだ。

 

だから確認しづらい。」(引用終わり)

 

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P.S. 確認することの重要性は、レストランで注文をする際に感じることができます。

 

教育が行き届いている飲食店では、ホール担当者が注文を受けた際、復唱して確認しますが、それを失礼だと感じる顧客はいません。

 

ホール担当者が注文を確認しない場合、間違った料理を出してしまうリスクは結構あったりします。

 

私は家族が飲食業を営んでいることもあって、レストランで注文をして店員さんが復唱しない場合、「大丈夫かな?」と思ってしまう方です😊。

 

ビジネスパーソンの場合であっても、「こんなことを聞いたら『優秀ではない』と思われるのではないか?」と忖度するよりも、私のように「分かりません」を連発する方が楽しく生きられる(?)かもしれませんよ😊。

 

それでも確認をためらう場合、以前のPDCA日記で紹介した資料「ダークサイド」に出てくるゼロックス元会長のアン・マルケイヒー氏のことを調べてみると良いでしょう😊。

 

マルケイヒー氏は「知らない」を言い続けて、ゼロックスを再建した「マスター・オブ・『アイ・ドント・ノウ』」として知られています。

 

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「忖度する」=「read between the lines」>

 

今回のテーマである「忖度する」を英語にすると、「read between the lines」が自然なようで、人によっては「guess」と表現する人もいますが、「guess」は「推測する」という意味が近いです。

 

「Read between the lines」は「空気を読む」と訳されることもあり、日本語の難しさを感じる一場面でもあります。

 

「Reading between the lines(忖度)」よりも「confirmation(確認)」の方が重要なのは、日本でも海外でも同じようです😊。

 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,155 "Have the courage to confirm"】

 

Recently, participants who come to PDCA cafe tend to be divided into two groups.

 

One group is those who are saying "I am enjoying my job!" and the other group is mentioning that "I should have assigned a better job!"

 

In case of people who enjoy their work, they are basically maintaining good human relationships with others.

 

On the other hand, colleagues who are complaining the current job ought to have a challenging situation in terms of human relationship especially with his or her boss.

 

When you work as an employee at corporation, human relationships would be much more important than your job itself, because we cannot do a big project on our own.

 

The material to be introduced today “The Structure of Reading between Lines (Japanese only)” is explaining how Japanese people are reading between lines in their workplaces and the following phrases were impressive.

 

"The important thing to avoid misunderstanding and we should have the courage to confirm.

 

It might sound natural, but confirmation is more difficult than we think.

 

Somebody may think that 'Is it OK to confirm such an easy thing?', so it's hard to confirm with others in Japan." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,154「文章のうまさは、句読点で決まる」/ "Writing skill is determined by punctuation marks"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,154「文章のうまさは、句読点で決まる」】
 

過去のPDCA日記で、「一文を短くすると文章が分かりやすくなる」ことを紹介しましたが、今回紹介する資料「あなたはあなたが使っている言葉でできている」によると、「文章のうまさは、句読点で決まる」として、以下のように説明しています。

 

「文章のうまい、下手を決めるのは、句読点の打ち方にあるといっても過言ではありません。

 

句読点によってリズムが生まれ、快い音楽のような文章になるからです。」(引用終わり)

 

今回紹介する資料「あなたはあなたが使っている言葉でできている」では、PDCA日記に登場したこともある太宰治の「走れメロス」の冒頭の文「メロスは激怒した」について、「メロスは、激怒した」という主語の後に読点を打たなかった理由を以下のように解説しています。

 

「『メロスは、激怒した』と後半に余韻をもたせる書き方もできます。

 

しかし読点なしに太宰が書いたのは、ここを一気に読むことで、メロスの激しい怒りを表現したかったからなのです。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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P.S. 何を隠そうPDCA日記でも、句読点の打ち方は工夫しています。

 

今回紹介する資料「あなたはあなたが使っている言葉でできている」がいうように「句読点は、声を出さずに読んでも、声を出したときのような効果を生み出す記号」であると私は考えています。

 

句読点の置き方で文章の印象が変わり、読み手にとっての読みやすさも格段に上がります。

 

「どのような工夫か知りたい」という方は、直接 Mr. PDCAに聞いてみましょう(フフフ😊)。

 

2020年に新型コロナウイルス騒動が発生し、自宅から働くテレワーク勤務が全国で一気に拡大しました。

 

何人かのビジネスパーソンと話をしましたが、「同僚や取引先と顔を合わせる機会が激減し、雑談ができなくなったことがチャレンジングである」とコメントするケースが結構ありました。

 

オフィスに出社して働いている場合、同僚同士のちょっとした会話や上司が部下に指示を出している場面を目にすることになります。

 

実は、このような意図しないコミュニケーションへの接触は、ビジネスにおいて重要な意味を占めていたりします。

 

何気なく行われているコミュニケーションに触れることにより、無意識の内に職場でどのようなことが起こっているかを確認することができるからです。

 

テレワーク環境になると、ちょっとした確認や相談がオンライン形式になり、チャットなどで短く分かりやすく文章を作成する必要があります。

 

口頭での確認を好む人にとってはチャレンジングなのでしょうが、文章を書くことが得意な人にとっては素晴らしい時代が到来したと言えます。

 

というわけで、皆様も是非ブログなどを活用して、日々文章を書く練習をしてみてはいかがでしょうか😊。

 

<Mr. PDCAのボンジュール英語「punctuation marks = 句読点 」>

 

今回のテーマである句読点は、「punctuation marks」になりますが、英語は不思議な句読点の付け方があったりします。

 

「etc.」は「~等」という意味の日本でもお馴染みの英単語ですが、文中で利用する場合は読点がつき、文末では句点(正確には、「etc.」の一部)という謎のルールがあります。

 

"Sushi, Tempura, Okonomiyaki, etc., are popular Japanese food."(寿司、天ぷら、お好み焼き等が、人気の日本食です。)

 

"Popular Japanese food are Sushi, Tempura, Okonomiyaki, etc." (人気の日本食として、寿司、天ぷら、お好み焼き等があります。)
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上記ルールの由来をご存知の方は、是非教えてください😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,154 "Writing skill is determined by punctuation marks"】

 

In the past PDCA diary, I introduced that “If you shorten a sentence, sentences become easier to understand”.

 

The material to be introduced today “Unfu*k Yourself: Get Out of Your Head and into Your Life" said that “Writing skill is determined by punctuation marks” and explained as follows.

 

"It is not an exaggeration to say that punctuation marks will decide your writing skills. Punctuation marks can create a rhythm and make the sentences like pleasant music."

 

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P.S. I am not sure if everyone noticed or not, punctuation marks are being devised when I post PDCA diary😊.

 

As this book says, I think that punctuation marks are symbols that produce the same effect like speaking aloud when you read sentences of PDCA diary.

 

In case you want to know what kind of secret is hidden in PDCA diary, let's ask Mr. PDCA directly😊.

 

Unfu*k Yourself: Get Out of Your Head and into Your Life (Unfu*k Yourself series)
 

PDCA日記 / Diary Vol. 1,153「悪評は日頃の行いから来る?」/ "Bad reputation comes from everyday actions?"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,153「悪評は日頃の行いから来る?

 

最近、就職活動中の方から連絡をもらうことがあり、「商社の未来についてどう思いますか?」という質問を受けたことがあります。

 

私が学生時代だった20年以上前は、「商社冬の時代」と言われていました。

 

インターネットの発達により、商社が得意としていた仲介機能はなくなっていくと考えられていたのです。

 

現時点の株価を見ると、今も商社は価値があると資本主義市場は見ているようです。

 

ただ、私が学生であれば商社に就職することはないでしょう(その前に、試験に受からない?)。

 

金融の世界もそうですが、商社の場合でも、「やりたいことがない人がいくところ」というイメージが強いためです。

 

何か具体的にやりたいことがなければ、商社に行くことがよいかもしれません(昔の私のようにね :-)。

 

商社に行って非効率とはお世辞にも言えないプロセスを覚えることに時間を割くよりも、具体的にやりたいことがあるのであれば、自分のビジネスを開始する方が合理的であるような気がします。

 

今回紹介する資料「鈴木商店の経営破綻」は、「横浜正金銀行から見た一側面」から戦前の巨大商社だった鈴木商店の破綻劇を解説しており、「投機的な取引拡張」部分の以下フレーズが印象的でした。

 

鈴木商店の成功に対して世評は、驚異のまなざしを向けるとともに批判的な成功への嫉(そね)みを多少とも伴うような評価を下していた。

 

これとは別に貿易および商業取引においては、鈴木商店の投機的な取引と、その手法の強引さが問題となっていた。

 

米騒動において焼き討ちを受けたことについては、少なくともコメの投機的な買い占めという疑惑が根拠の乏しいものであったことは、すでに指摘されている。

 

しかし、そうした疑惑がもっともらしく聞こえるような悪評を鈴木商店の取引実態が生み出していたことも事実であったようである。」(引用終わり)

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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鈴木商店の経営破綻

鈴木商店の経営破綻

  • 発売日: 2017/09/16
  • メディア: 単行本
 

 

P.S. 鈴木商店は、戦前に存在した商社であり、三菱商事三井物産を一時は上回る規模にまで拡大していました。

 

第一次世界大戦が始まり、世界中の鉄価格が上昇することを見越した金子直吉鈴木商店の中興の祖)が、を先物市場で買い占めたことは、現在でも伝説になっています。

 

1914年に鈴木商店のロンドン支店長だった高畑誠一に対して、金子が「Buy any steel, any quantity, at any price.(あらゆる品質の鉄を、値段を気にすることなく買え)」という電報を出したことは、有名です。

 

ただ、第一次世界大戦が終わってからも事業拡大を続けた金子の経営戦略は行き詰まり、1927年に倒産に追い込まれます。

 

鈴木商店の幹部だった高畑は、第一次世界大戦後、市況が下落することを読んでおり、金子に対して再三事業の縮小を進言しました。

 

それでも、鈴木は行動を改めることなく、事業拡大を続け、最後は悲惨な結末を迎えることになります。

 

ただ、金子の失敗をすぐ近くで見ていた高畑は1928年に三菱商事などの支援を受け、日商株式会社(後の日商岩井)という商社を立ち上げます。

 

金子の拡大戦略は行き詰ってしまいましたが、それを反面教師にした高畑は堅実に事業を行い、彼が興した会社は、現在も総合商社としてビジネスを行っています。

 

ちなみに、PDCA日記で時々登場する私の最初の上司だったKさんは、日商岩井(現・双日)の出身です😊。

 

Kさんは商社出身だけあってか、ビジネスだけではなく、ゴルフ、テニス、カラオケ、ボーリング、一発芸など、何でもできる人でした。

 

私も現在、「偉大なる何でも屋」と呼ばれており、Kさんの影響を受けているのかもしれませんね😊。

 

 < Mr. PDCAのボンジュール英語「日頃の行い」 = 「everyday actions」>

 

今回出てきた「日頃の行い」の英訳は、「everyday actions」になります。

 

「悪評は日頃の行いから来る」を英語にすると、「Bad reputation comes from everyday actions」となりますね😊。

 

鈴木商店の経営破綻

鈴木商店の経営破綻

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PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,153 "Bad reputation comes from everyday actions?"
 

Recently, I was contacted by a job hunting college student and she asked me that, "What do you think about the future of a trading company in Japan?"

 

More than 20 years ago when I was a student, it was said to be the winter time of a trading company in Japan.

 

It was thought that with the development of the Internet, the intermediary function that trading companies were good at would disappear at that time.

 

Looking at current stock prices, the capitalist market seems to see that trading companies are still valuable.

 

However, if I were a student now, I would never get a job at a trading company.

 

The material introduced today "Suzuki Shoten Bankruptcy (Japanese only)" explains the bankruptcy of Suzuki Shoten, which was a huge trading company existed before the World War II and the following phrases were impressive.

 

"The reputation of Suzuki Shoten's success has given a phenomenal look and a degree of jealousy.

 

Separately, in trade and commercial transactions, speculative transactions by Suzuki Shoten and the brute force of their methods have been problems.

 

It has already been pointed out that the allegations of speculative purchase of rice were poorly grounded for being burned down in the rice turmoil.

 

However, it seems that Suzuki Shoten's actual trading situation had created a notorious reputation that seemed plausible." (Unquote)

 

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PDCA日記 / Diary Vol. 1,152「誰かが始めなければならない」/ "Somebody must begin"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,152「誰かが始めなければならない

 

先日のPDCAカフェで、「これまで読んだ中で一番印象に残っている本は何ですか?」と質問された方がいました。

 

私が仕事でチャレンジに直面した際、手に取る本が2冊あります。

 

1冊は過去のPDCA日記でも紹介した「愛するということ」です。

 

愛するということ

愛するということ

 


もう1冊が今回紹介する資料「嫌われる勇気」で、以下のフレーズにいつも励まされています。

 

「誰かが始めなければならない。

 

他の人が協力的ではないとしても、それはあなたには関係がない。

 

私の助言はこうだ。あなたが始めるべきだ。他の人が協力的であるかどうかなど考えることなく。

 

われわれは何かの能力が足りないのではない。

 

ただ、勇気が足りないのです。

 

すべては勇気の問題なのです。」(引用終わり)

 

今回紹介した資料「嫌われる勇気」のキャッチフレーズは、「自由とは他者から嫌われることである」という衝撃的なものになっています。

 

嫌われる勇気」はアドラー心理学に基づいて、哲学者と青年の対話篇形式によってその思想を解き明かしていきます。

 

この本や非常に有名であり、目にしたことがある方が多いかもしれませんが、是非一度熟読してみてください。

 

アドラー心理学はビジネスでも応用可能な部分が多いのですが、私がどうしても納得できないこととして、

「人を褒めてはいけない」と述べている点があります。

 

承認欲求を否定することがアドラー心理学の特徴なのですが、私がビジネスを行ってきた限り、褒めることを否定してしまっては、物事が前に進まないような気がしています。

 

ただ、アドラー心理学は「お礼」の効果を認めています。

 

つまり、素晴らしいことをした人や結果を出した人に対して「よくやった」と称賛する代わりに、「ありがとう」とお礼を伝えることを推奨しているわけです。

 

日本の場合、心理学と言えばフロイトユングが、代表的な存在になっています。

 

欧米に行くと、フロイトユングに加えて、アドラーが三大心理学者に数えられています。

 

アドラー心理学を知っておくことは、ビジネスパーソンにとってかなりプラスになりますので、今回紹介した資料「嫌われる勇気」を、是非読んでみてください😊。

 

私はアドラー関連の書籍をかなり読みこんでいますので、承認欲求を否定したり、「他人を褒めるべきではない」という考え方に感想がありましたら、こちらのブログのコメント欄にいつでもどうぞ。

 

それでは、本日もPDCAを回して行きましょう!   

 

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嫌われる勇気

嫌われる勇気

 

 

P.S. 今回のPDCA日記のタイトルは、「誰かが始めなければならない」です。

 

「何かを始めたいが、何を始めればよいのか分からない」とコメントされる方がいましたが、私のお勧めは「誰かに相談すること」です。

 

誰かに相談することが「始めること」であり、すべての仕事はプロジェクト管理であると私は考えています。

 

日々の業務でチャレンジに直面している場合は、雑談がてらにPDCAカフェに来てください😊。

 

雑談をすること自体が「始めること」につながり、自分が何を考えているかを確認することができます。

 

私の場合、このPDCA日記に毎日記事を投稿することが、読者の方々と雑談をしているようなものです。

 

ありがたいことに、毎日のようにフィードバックやコメントを頂いており、その中から新しいビジネスの発想が生まれたりしています。

 

PDCAカフェに出向くことにハードルを感じられている方は、このブログの下の方にあるコメント欄から是非ご意見をお寄せください。

 

私は基本的に全てのコメントに目を通しており、時間の許す限り返信もしています。

 

自分の考えを口に出したり、文章にしたりすることで、プレゼンテーションのトレーニングにもなります。

 

というわけで、皆様も私が紹介した本を読んだ感想などがあれば、アウトプットの練習がてらお気軽にコメントをお寄せください😊。

 

< Mr. PDCAのボンジュール英語「勇気」 = 「courage」>

 

今回出てきた「勇気」を英訳は、「courage」になります。

 

フランス語でも「courage」は英語と同じく「勇気」を意味し、フランス語で「Bon courage」と言えば「頑張って」というニュアンスになります😊

 

嫌われる勇気

嫌われる勇気

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」>

  

本日は、ドキュメンタリー・ドラマ「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」を紹介します。

 

 

ドキュメンタリー・ドラマ「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」は、毎年7月にフランスを中心に開催される世界最大の自転車イベントである「ツール・ド・フランス」のサポート・スタッフを姿を描いた作品です。

 

サッカー日本代表には専属のシェフがついており、世界中どこに行っても、美味しくて安心な食事ができるようになっています。

 

ツール・ド・フランス」は約3週間続く長丁場であり、自転車に乗る選手をサポートするスタッフの質が、レースの勝敗を分けると言っても過言ではありません。

 

今回紹介するドキュメンタリー・ドラマ「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」では、「ツール・ド・フランス」に出場したオーストラリアのプロ・チーム「オリカ・スコット」のシェフであるハンナを追い続けています。

 

この作品では、ハンナがどのようにして選手たちの栄養を管理し、食べる楽しみを感じてもらいながら、過酷なレースを勝ち抜くために知恵を凝らす場面が、分かりやすく表現されています。

 

自転車が好きなビジネスパーソンに、今回紹介する映画「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」はお勧めです。

 

「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」のメルシー評価【クロワッサン4個:🥐🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「食べて 走って 勝って~レースに勝つための食事」を鑑賞して、今後「ツール・ド・フランス」を観戦する際にはキッチン・カーにも注目したいと思いました。

 

どのようなスポーツでもそうですが、裏方の人達がサポートしてくれるから、選手達は最高のパフォーマンスを発揮できるのですね😊。

 

 

 

PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,152 "Somebody must begin"
 

At PDCA cafe the other day, one participant asked me that "What was the most impressive book you (Mr. PDCA) have ever read?"

 

When I faced challenges at work, there are 2 books I pick up.

 

One is "The Art of Loving" written by Erich Fromm.

 

The other is the material to be introduce today "The Courage to be Disliked (Japanese only)" and the following phrases were impressive.

 

"Somebody must begin.

 

Even if other people are not a cooperative, it is not relevant to you.

 

My advice is this.

 

You should begin without thinking whether others are cooperative or not.

 

We are not insufficient of capacity, but we just do not have enough courage.

 

Every issue is related to the courage." (Unquote)

 

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The Art of Loving You (English Edition)

The Art of Loving You (English Edition)

 

PDCA日記 / Diary Vol. 1,151「成功体験と規律」/ "Success Experience & Discipline"

English follows Japanese.

PDCA日記 Vol. 1,151「成功体験と規律」】
 

「成功体験から抜け出せない」というのは、全人類に共通している弱みのようです。

 

歴史を振り返ると、ナポレオンや旧日本軍が成功体験を引きずり続けて、最後の最後まで軌道修正できなかった典型的な例であるように感じています。

 

「人類の歴史から学べることは、人類が歴史から学ばないことである」というのはなかなか的を射た表現でしょう。

 

私が読書をお勧めする理由の一つに、「人類の失敗談」が本の中に書かれていることが多いことがあります。

 

経営者に読書家が多い背景には、「本から失敗を学ぶことができる」と本能的に知っているためではないかと感じるくらいです。

 

私が銀行員時代にお会いさせて頂いた経営者は、例外なく膨大な書籍を読まれていました(数万人規模の組織を率いながら、読書を続けるのはとてつもないエネルギーを必要とします)。

 

今回紹介する資料「ビジョナリー・カンパニー3 衰退の五段階」は、「成功した組織がなぜチャレンジに直面するのか」という命題について学術的に分析しており、「成功から生まれる傲慢」部分の以下のフレーズが印象的でした。

 

「偉大な企業は成功のために現実の厳しさから隔離されうる。勢いがついているので、経営者がまずい決定を下すか、規律を失っても、企業はしばらく前進できる。

 

第一段階がはじまるのは、人々が高慢になり、成功を続けるのは自分たちの当然の権利であるかのように考えるようになり、当初に成功をもたらしてきた真の基礎的要因を見失ったときである。

 

成功したときには運と偶然が関与した場合が多いが、運が良かった可能性を認識せず、自分たちの長所と能力を過大評価する人は、傲慢に陥っているのである。」(引用終わり)

 

ビジョナリーカンパニー」が世界中で読まれている背景には、チャレンジへの打開策が盛り込まれているためであると私は考えており、今回紹介した資料にも「良好な企業から偉大な企業への飛躍の法則」として、以下の4ステップを紹介しています。

 

ーーー

①規律ある人材:最初に人を選び、その後に目標を選ぶ
②規律ある考え:厳しい現実を直視する
③規律ある行動:規律の文化
④偉大さが永続する組織をつくる:基本理念を維持し、進捗を促す」(引用終わり)

 

偉大な企業に飛躍するためのキーワードが、「規律」であるというのは中々奥深いですね😊。

 

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<Mr. PDCAのボンジュール英語「規律」=「discipline」>

 

今回出てきた「規律」を英語にすると、「discipline」になりますが、これはビジネス英語でも頻繁に使われる単語です。

 

以前のPDCA日記で登場した前職時代の上司であるCEO(ロシア生まれのアメリカ人)は、コンプライアンスの問題が出てくるたびに机を叩き、「規律が足りない!この組織には規律が足りないんだ!(No discipline! This organization has no discipline!)」と連呼していたことを覚えています。

 

ちなみに、規律を守る最高の方法は、「時間を守ること」であると私は考えています😊。

 

 

<マドモアゼルPDCAのメルシー映画「シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」>

  

本日は、ジャン・レノ主演の映画「シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」を紹介します。

 

 

映画「シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」の舞台は、パリにある三ツ星レストランである「カルゴ・ラガルド」です。

 

「カルゴ・ラガルド」の超一流有名シェフであるアレクサンドル・ラガルド(ジャン・レノ)は長年に渡り名声を手にしてきましたが、最近は料理への情熱を失いかけており、次の審査で星を失うことを恐れている姿が映画「シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」で描かれています。

 

そんな中、ビルのペンキ塗りをしていた自称「天才料理人」のジャッキー・ボノ(ミカエル・ユーン)を、アレクサンドルは「カルゴ・ラガルド」に引き抜きます。

 

ジャッキーは、多くの有名シェフのレシピを完璧に暗記する才能を持っていますが、料理へのこだわりから客や同僚とたびたびトラブルを起こし、ひとつのレストランに腰を落ち着けることができませんでした。

 

ジャッキーは恋人のベアトリス(ラファエル・アゴゲ)が妊娠したことをきっかけに、安定した収入を得るために料理人をやめて、ペンキ職人として働き始めますが、ひょんなことからアレクサンドルに出会います。

 

続きは映画で確認頂ければと思いますが、一つのことを突き詰めて続けることの重要性を感じられる作品でした😊。

 

フランス料理が好きなビジネスパーソンに、今回紹介する映画「シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」はお勧めです。

 

シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」のメルシー評価【クロワッサン3個:🥐🥐🥐】

 

【マドモアゼルPDCAコメント】今回紹介する映画「シェフ!〜三ツ星レストランの舞台裏へようこそ〜」では、味だけではなく、香り、盛り付けなどを五感で感じられる料理が多数登場します。

 

ジャッキーは多くのレシピを完全に暗記していますが、枠にこだわるだけではなく、時に独創的なアイデアを実行に移します。

 

ジャッキーの姿を見て、私は歌舞伎の「守破離」を思い出しました。

 

守破離は過去のPDCA日記で紹介していますので、興味のある方はご確認ください😊。

 

 

 
PDCA (plan-do-check-action) Diary Vol. 1,151 "Success Experience & Discipline"】

 

Human beings tend to make the same failure in history and it is said that "What we learn from the history of human is we do not learn from history".

 

When I was a banker, there are many occasions to meet corporate executives and they are all reading a lot books.

 

I suppose senior corporate managers might know that "We can learn failures by reading" instinctively.

 

The material to be introduced today "How The Mighty Fall" explains the subject of "Why successful organizations face challenges", and the following phrases were impressive.

 

"A great company can be isolated from reality for its success. With momentum, if a senior manager makes a bad decision or loses discipline, it can move forward for a while.

 

The first stage begins when people become arrogant and think that it is their natural right to continue their success, and they lose sight of the true factors that have brought about their initial success.

 

When people are successful, luck and fortuity are often involved, but those who overestimate their strengths and abilities without confirming the possibility of being lucky and they would be arrogant." (Unquote)

 

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